モルモットの室内散歩デビュー!安心安全な環境づくりと段階的な慣らし方

現在、モルモット(♀、1歳半)を飼っています。 飼い始めてから1年以上経ち、落ち着いてきたので室内で散歩させたいです。 どういった作戦がいいでしょうか?アドバイス下さい。 私が抱っこして部屋に放すと、怯えて隙間に入って出てきません。 そこでケージの出口にスロープをかけて開けっ放しにして自発的に出てくるのを待っていますが、絶対に出てきません。 現在の懐き度は、私の顔を見るとおやつをおねだりして(?)鳴きながら近寄ってきます。ナデナデも大好きです。 でも、抱っこは嫌いです。 理想としては、部屋で寝ころんでくれたり、部屋を探索して歩いてくれたりしたら健康的ですし可愛いのでいいのですが・・・。 どんなプロセスで慣れさせていったらいいのか、アドバイスお願いします!!

モルモットの室内散歩:安全対策が最重要!

1歳半のモルモットちゃん、室内散歩デビューを目指して頑張っているんですね!抱っこは嫌だけど、おやつに釣られて近寄ってくるのは、信頼関係がしっかり築けている証拠です。抱っこが苦手な子に無理強いせず、段階的に慣れさせていくことが大切です。まずは、安全な環境づくりから始めましょう。

安全な空間を確保する

モルモットは小さな体で、ちょっとした隙間にも入り込んでしまいます。また、好奇心旺盛で、コード類をかじったり、危険な場所に入り込んだりする可能性もあります。そのため、散歩させる部屋は事前にしっかりと安全チェックを行いましょう。

  • 危険な場所の遮断:電源コード、電気製品、家具の隙間、階段など、モルモットが入り込んでしまう可能性のある場所には、段ボールやペットフェンスなどで遮断しましょう。特に、コード類はかじると感電の危険性があるので、十分に注意が必要です。
  • 逃げ場を作る:モルモットが落ち着ける隠れ家を用意しましょう。小さなハウスやダンボール箱などを置いて、安心できる場所を作ってあげることが大切です。散歩中に怖くなったらすぐに逃げ込める場所があると、モルモットも安心できます。
  • 床材の確認:フローリングなどの硬い床は、モルモットの足に負担がかかります。カーペットやマットなどを敷いて、足腰への負担を軽減しましょう。また、滑りやすい床材はケガの原因にもなるので注意が必要です。
  • 温度と湿度の管理:モルモットは温度変化に弱いため、室温と湿度を適切に保つことが重要です。エアコンや扇風機などを使い、快適な環境を保ちましょう。
  • 監視体制:散歩中は常にモルモットの様子を監視しましょう。万が一、危険な場所に近づいたり、異変が見られた場合はすぐに対応できるようにしましょう。

段階的な慣らし方:モルモットのペースに合わせて

安全な環境が整ったら、いよいよ慣らしトレーニングです。焦らず、モルモットのペースに合わせて、ゆっくりと進めていきましょう。

ステップ1:ケージの外での時間

最初は、ケージから出してすぐ逃げ込まないように、ケージのすぐそばで散歩させましょう。ケージを開けて、おやつをケージの外に置いて、自ら出てきて食べるように誘導します。最初は数分間だけにして、徐々に時間を延ばしていきます。

ステップ2:安全なエリアでの散歩

ケージの近くで落ち着いて過ごせるようになったら、徐々に散歩範囲を広げていきます。最初は、安全に配慮した小さなエリア(例えば、リビングの一角など)で散歩させ、徐々に広いエリアへと拡大していきます。

ステップ3:探索の時間を与える

モルモットは好奇心旺盛なので、新しい場所を探索するのが大好きです。安全なエリアで自由に探索させてあげましょう。おもちゃやトンネルなどを置いて、遊び心を刺激してあげると、さらに楽しんでくれるでしょう。

ステップ4:おやつと褒め言葉で強化する

散歩中に良い行動(例えば、落ち着いて歩いている、探索しているなど)を見せたら、おやつを与えたり、優しく褒めてあげましょう。ポジティブな強化によって、モルモットは散歩を楽しいものだと認識し、積極的に参加するようになります。

ステップ5:抱っこへの挑戦(任意)

抱っこが苦手なモルモットに無理強いすることは避けましょう。しかし、もし抱っこに慣れてもらいたい場合は、少しずつ慣れさせていく必要があります。最初は、短い時間だけ抱っこして、すぐに下ろしてあげます。そして、抱っこしている間は優しく撫でてあげ、安心感を与えましょう。徐々に抱っこの時間を延ばしていくことで、モルモットは抱っこに慣れていく可能性があります。

専門家のアドバイス:獣医師や動物行動学者の意見を参考に

どうしてもうまくいかない場合は、獣医師や動物行動学者に相談してみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、モルモットに合った適切な方法を見つけることができます。

インテリアとの調和:安全とデザイン性を両立

室内散歩を成功させるためには、インテリアとの調和も大切です。安全性を確保しつつ、部屋の雰囲気を損なわないように工夫しましょう。

ブラウン系のインテリアとモルモット

ブラウン系のインテリアは、モルモットの毛色とも相性が良く、落ち着いた雰囲気を演出できます。ブラウン系のカーペットやマットを敷いたり、ブラウン系のハウスを用意したりすることで、モルモットにとっても居心地の良い空間を作ることができます。

まとめ:根気と愛情でモルモットとの絆を深める

モルモットの室内散歩は、根気と愛情が必要です。焦らず、モルモットのペースに合わせて、ゆっくりと進めていきましょう。安全対策をしっかりと行い、段階的に慣れさせていくことで、きっとモルモットと楽しい時間を過ごすことができるでしょう。

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