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モルモットの成長と食事について
① アルファルファとチモシー、いつから切り替える?
はい、掌に収まるほどの小さなモルモットは成長期真っ只中ですね。成長期には、高タンパク質で栄養価の高いアルファルファがおすすめです。チモシーは繊維質が豊富で、成体になってからの主食として最適です。
成長期は、モルモットの品種や個体差にもよりますが、概ね生後6ヶ月~1年程度と言われています。その後、徐々にチモシー中心の食事に切り替えていくのが一般的です。5歳くらいになれば、ほぼチモシーのみ、もしくは少量のアルファルファを混ぜる程度に切り替えるのが良いでしょう。
具体的な切り替え時期は、モルモットの体重増加や歯の状態、便の状態などを観察しながら判断することが大切です。 獣医さんに相談してみるのも良い方法です。
⑤ 子モルモットの食事:バランスの良い食事を心がけましょう
牧草、モルモット用フード、野菜(緑の葉っぱ)を2回に分けて与えるのは良い方法です。残った量を見て調整するのも適切な方法ですね。
ポイントは、牧草を常に十分な量与えることです。モルモットの主食は牧草です。モルモット用フードは補助的な役割を果たします。野菜は、種類を豊富に与えることで栄養バランスを良くしましょう。
果物は、糖分が多いので、少量のおやつとして週に1~2回程度に留めましょう。
モルモットの飼育環境とケージについて
② 四畳半の部屋での飼育:臭いの対策は重要です
四畳半の部屋でモルモットを飼育する場合、臭い対策は非常に重要です。ケージを清潔に保つことはもちろん、こまめな掃除が不可欠です。
具体的には、毎日ケージ内の汚れた部分を掃除し、週に1回はケージ全体を徹底的に清掃しましょう。床材もこまめに交換し、消臭効果のあるスプレーやシートなどを活用するのも効果的です。
さらに、ケージの設置場所にも気を配りましょう。換気の良い場所に設置し、直射日光や冷暖房の風が直接当たらないように配慮することが大切です。
③ 床材:牧草は床材には不向きです
モルモットのお家の床材に牧草を使うのは、あまりおすすめしません。牧草は主食であり、床材として使うと無駄遣いになってしまいます。また、尿や糞が混ざりやすく、衛生面でも問題があります。
代わりに、紙製の床材や、ペット用の敷材などを利用しましょう。これらの床材は、吸収性が高く、清潔に保ちやすいです。
④ ケージとすのこ:自作も可能ですが安全性を重視
ケージの下にすのこを置くのは、通気性を良くし、排泄物の掃除を容易にするために有効です。市販のすのこでも良いですが、ケージのサイズに合うものを自作する飼い主さんも多いです。
自作する場合は、モルモットが足を挟んだり、怪我をしたりしないように、十分な隙間を確保しましょう。また、すのこの材質も重要です。安全で、モルモットが噛んでも問題のない木材を選びましょう。
脱走については、ケージの扉や隙間をしっかりと確認し、脱走防止対策を講じることが大切です。
モルモットとの生活:散歩とケージかじり対策
⑥ 散歩:室内での散歩は注意が必要です
カーペットの上でモルモットを散歩させる場合、おしっこをされてしまう可能性は高いです。また、小さな隙間から脱走してしまう危険性もあります。
散歩させる際は、広いスペースを確保し、常にモルモットの様子を注意深く観察しましょう。モルモット用のリードは存在しますが、リードをつけたまま自由に動き回らせるのは危険です。
サークルやプレイマットなどを利用して、安全な範囲で遊ばせるのがおすすめです。
⑦ ケージかじり対策:原因を探り、適切な対策を
モルモットがケージをかじるのは、ストレスや歯の伸びすぎ、栄養不足などが原因として考えられます。
まず、ケージの広さや環境を見直しましょう。十分な広さがあり、隠れ家や遊び道具が用意されているか確認してください。栄養バランスの良い食事を与えているかも確認しましょう。
それでもかじる場合は、かじっても安全な素材の玩具を与えたり、ケージの材質を見直したりするのも有効です。獣医さんに相談して、歯の伸びすぎがないか確認してもらうのも良いでしょう。
専門家のアドバイス
これらの情報は、一般的な知識に基づいていますが、個々のモルモットの状態や環境によって最適な飼育方法は異なります。獣医さんや経験豊富なブリーダーに相談し、適切なアドバイスを受けることを強くお勧めします。