モデルルームとの違いに愕然…一人暮らしマンションの現実と対策

今年の春から大学生になるため一人暮らしをすることになった者です。2週間ほど前、以前から決めていたマンションのモデルルームを見せてもらいに行きました。それが思った以上に綺麗でよかったので、そこに決めました。(モデルルームは同じ階の隣の部屋です) しかし、昨日実際引っ越しに行って見ると……汚くてビックリ……。窓が開いていたせいか、砂ぼこりが入り込んで床はザララだし、天井には大きな傷があるし、モデルルームでは新しかったエアコンもかなり古く……ビックリしました。学生専用マンションの不動産会社の方に「キズや故障などがあればチェックしてください」とチェックシートを渡されましたが、生活に支障がなければ修理は無理なようです。しかも、エントランスにあるインターホン?も故障して全く機能せず、オートロックも無意味…。こんなものなのでしょうか…?引っ越しが初めてなので、よくわかりません(>_<)家賃は月39000円でした。なにか対策があれば教えてください。

モデルルームと現実のギャップ…よくある問題点

新生活への期待に胸を膨らませ、モデルルームを見てマンションを決めたのに、実際の部屋の状態にがっかり…という経験は、残念ながら珍しくありません。特に学生向けマンションなど、比較的家賃が安い物件では、このようなケースも少なくないのが現実です。今回のケースでは、以下の点が問題となっています。

  • 清掃不足:砂ぼこりによる汚れ、床のザラつきなど、入居前の清掃が不十分だった可能性が高いです。
  • 設備の老朽化:エアコンの古さ、インターホンの故障など、設備の老朽化が進んでいる可能性があります。モデルルームはリフォーム済みの部屋を使用しているケースも多いです。
  • セキュリティの不安:インターホンとオートロックの故障は、セキュリティ面での大きな不安につながります。

家賃39000円の物件における現実的な期待値

家賃39,000円という価格帯の学生向けマンションでは、全ての設備が最新で完璧な状態であることは期待しにくいのが現実です。 築年数や管理状況によって、多少の傷や汚れ、設備の老朽化があることはある程度覚悟しておくべきでしょう。 しかし、今回のケースのように、清掃不足やセキュリティ面での問題点は、許容範囲を超えている可能性があります。

具体的な対策と対処法

では、具体的にどのような対策をとることができるでしょうか?

1. 不動産会社への連絡と交渉

まず、不動産会社に現状を伝え、写真や動画で証拠を記録した上で、改めて対応を求めることが重要です。チェックシートに記載しなかったとしても、入居前に確認できなかった重大な問題点については、交渉の余地があります。特に、セキュリティの問題(インターホン・オートロック故障)は安全面に関わるため、早急な修理を強く求めるべきです。

2. 清掃の徹底

不動産会社が清掃に対応してくれない場合、自分で徹底的に清掃する必要があります。床のザラつきは、掃除機とモップ、必要に応じてワックスがけで改善できるかもしれません。天井の傷は、自分で修復するのは難しいので、現状を記録しておきましょう。

3. 設備の修理・交換

エアコンの老朽化は、自分で修理するよりも、専門業者に依頼する方が安全です。ただし、費用負担については不動産会社と交渉が必要です。生活に支障がない範囲であれば、費用負担は難しいかもしれませんが、安全面に関わる問題であれば、交渉の余地があるでしょう。

4. セキュリティ対策の検討

インターホンとオートロックが故障している状態では、防犯対策が不十分です。自分で追加の防犯対策を検討する必要があります。例えば、防犯カメラや窓の補助錠、防犯ブザーなどを設置することで、セキュリティレベルを高めることができます。これらの費用は、自分で負担する必要があります。

5. 専門家への相談

どうしても解決しない場合は、弁護士や不動産相談窓口に相談することも検討しましょう。特に、契約内容に不備があったり、不動産会社が法令違反をしている可能性がある場合は、専門家のアドバイスが必要です。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から見ると、今回のケースは、契約内容と実際の状況の乖離が問題となります。モデルルームと実際の部屋の状態に大きな差がある場合、契約不適合責任を問える可能性があります。ただし、契約書の内容や、不動産会社との交渉次第で結果は変わってきます。 契約書をよく確認し、証拠をしっかりと残しておくことが重要です。

インテリアの観点からのアドバイス

部屋の状態が良くない状況では、インテリアを楽しむ余裕もなくなってしまいますね。しかし、できる限りの工夫で快適な空間を作ることは可能です。

* カーテンやラグで雰囲気を変える:ベージュ系のカーテンやラグを敷くことで、部屋の印象を明るく、温かく変えることができます。
* 観葉植物で癒やしの空間を:観葉植物を置くことで、部屋に緑を取り入れ、リラックスできる空間を作ることができます。
* 収納家具で整理整頓:収納家具を効果的に配置することで、部屋を広く、清潔に見せることができます。

まとめ:諦めずに交渉し、快適な一人暮らしを実現しましょう

一人暮らしのスタートは、ワクワクする反面、様々な問題に直面することもあります。今回のケースのように、モデルルームとのギャップにがっかりする経験も珍しくありません。しかし、諦めずに不動産会社と交渉し、できる限りの対策を講じることで、快適な一人暮らしを実現できるはずです。 大切なのは、問題点を明確に伝え、証拠をしっかりと残しておくことです。 そして、必要であれば専門家の力を借りることも検討しましょう。

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