メダカ飼育とキッチン用品の兼用:衛生面と家族間のコミュニケーション

私が正しいのか、母が正しいのか教えてください。母(実母)ですが、メダカを自分の部屋で飼っています。水替えに水道の水をそのまま入れるとダメなようで、汲んだ水道水をしばらく日光にあてカルキ抜きをしているんですがそれに使っているのがキッチンにあるボールです。それに水道水を汲んでベランダに置いてます。カルキが抜けたら、そのボールの中にメダカを移しているんですが、メダカをすくうのに使っているのがキッチンのお玉です。お玉でメダカをすくい、ボールの中へいったん入れ、水槽をきれいにしてからボールの中ごと水槽に入れます。ボールとお玉は洗って、またキッチンへ戻してます。私はそのボールにサラダを入れたりしてます。これって気持ち悪くないですか?いくら「きちんと洗ってある」って言っても、私は嫌です。ボールとお玉を料理で使う前にゴシゴシ洗ってから使ってます。なんていうか、味噌もくそも一緒っていうんですかね・・・・。ふつう嫌じゃないですか?気になりませんか?私だけでしょうか。他にも料理に使うお皿を植木鉢の水受けに使ったり、お灸の使用済みのを置いたり・・・・。母はおおざっぱで、たまに料理をしてくれたりするのですが、野菜をあまりキチンと洗わずよく見ると土や虫が付いてたりします・・・。言うと、「せっかく作ったのに!!」と逆切れするので、その部分だけそっとよけたりしてますが・・・。そういうおおざっぱさを知っているので、本当にちゃんとお玉とか洗ってるのか?と不安になります。

メダカ飼育とキッチン用品の兼用:衛生上の問題点

ご質問にあるように、メダカ飼育に使用するボールとお玉を、そのまま料理にも使うことは、衛生面から見て好ましくありません。いくら洗ったとしても、目に見えない細菌や寄生虫、メダカの排泄物などが残留している可能性があります。特に、お玉はメダカの粘液やフンが付着しやすく、完全に除去するのは困難です。これらが口に入ることで、食中毒や感染症のリスクが高まります。

具体的なリスク

* **食中毒菌の混入:** メダカの飼育環境には、サルモネラ菌などの食中毒菌が潜んでいる可能性があります。
* **寄生虫の感染:** メダカに寄生する寄生虫が、お玉やボールを介して人間に感染する可能性も否定できません。
* **心理的ストレス:** たとえ安全に洗っていても、料理に使われる食器とメダカ飼育用品を兼用することに抵抗を感じる方が多く、心理的なストレスにつながる可能性があります。

母娘間のコミュニケーション:建設的な話し合いの重要性

問題は衛生面だけではありません。ご質問からは、母娘間のコミュニケーションに課題があることが読み取れます。お母様の「おおざっぱさ」と、それに対する娘さんの不安や不満が、お互いのストレスになっています。

建設的な話し合いのポイント

* **感情的にならない:** 「気持ち悪い」「嫌だ」といった感情的な言葉ではなく、「衛生面が心配」「安全に調理したい」といった具体的な懸念を伝えましょう。
* **相手の立場を理解する:** お母様は、もしかしたら「きちんと洗っているから大丈夫」と考えているかもしれません。その考えの背景を理解しようと努めることが重要です。
* **代替案を提示する:** 「メダカ飼育専用の道具を用意したらどうですか?」といった具体的な提案をすることで、お母様の負担を軽減し、合意形成を促せます。
* **お互いの妥協点を探す:** 完全に譲歩し合う必要はありません。お互いが納得できる妥協点を見つけることが大切です。例えば、メダカ飼育用品はキッチンとは完全に別の場所で管理する、などです。

具体的な解決策と代替案

お母様との衝突を避け、衛生面も確保するためには、具体的な解決策が必要です。

1. メダカ飼育用品の専用化

まず、メダカ飼育に使うボールとお玉を、キッチンとは完全に分離することが重要です。100円ショップなどでも、安価で清潔な飼育用品が手に入ります。

* **専用の飼育容器:** メダカの水槽やバケツを別に用意しましょう。
* **専用のすくい網:** メダカをすくうための網は、キッチン用品とは完全に別のものを用意しましょう。
* **専用の清掃用具:** 水槽の掃除にも、専用のブラシやスポンジを使用しましょう。

2. 水道水のカルキ抜き方法

水道水のカルキ抜きは、日光に当てる以外にも、市販のカルキ抜き剤を使用する方法があります。これを使うことで、ベランダに置いておく必要がなくなり、キッチン用品の兼用リスクを減らせます。

3. 野菜の洗浄方法

野菜の洗浄についても、お母様と話し合う必要があります。

* **具体的な洗浄方法を提案する:** 流水で丁寧に洗い、汚れや虫を落とす方法を具体的に説明しましょう。
* **野菜洗浄機の使用を提案する:** 野菜洗浄機を使うことで、より効率的に野菜を洗浄できます。
* **安全な野菜の選び方を学ぶ:** スーパーで野菜を選ぶ際に、新鮮で安全な野菜を選ぶための知識を共有しましょう。

専門家の意見:衛生管理の重要性

食品衛生の専門家によると、生きた生物を扱う場合、細菌や寄生虫の混入リスクは非常に高いため、キッチン用品との兼用は絶対に避けるべきです。たとえ洗ったとしても、目に見えないリスクは残るため、専用品を使用することが重要です。

まとめ:コミュニケーションと衛生管理の両立

メダカ飼育とキッチン用品の兼用は、衛生面のリスクが高く、母娘間のコミュニケーションにも影響を与えています。 解決策としては、メダカ飼育用品の専用化、水道水のカルキ抜き方法の改善、野菜の洗浄方法の見直し、そして何より、母娘間で建設的な話し合いを行うことが重要です。 お互いの気持ちを理解し、安全で快適な生活を送るために、具体的な代替案を提示し、妥協点を見つける努力をしましょう。 これにより、衛生面への不安を解消し、より良好な関係を築けるはずです。

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