ムカデが出た!家の中にムカデが入ってこないための徹底対策とインテリアへの影響

ムカデが出ました… 1時間程前、カサカサという音に目を向けてみると15cm程のムカデが押入れの戸を這っていました。 一度追い回して見失ったあと、押入れや部屋中に殺虫剤やらアリ駆除薬やら を撒いて待っていると、しばらくしてまた出てきたので袋に入れて窓の外に放り出してしまいました。 ちなみにムカデが出た部屋は3階で、窓の外は下まで平らな壁、窓の下は草の沢山生えた空き地です。 2度目に出てきた時、苦しそうにもがいていたのですが、殺虫剤を吸ったか何かしたのでしょうか? 殺すのも可哀想で逃がしたのですが、外では生きていけないでしょうか?家の中にもう一度帰ってきたりしますか? ムカデが入ってこないようにするお勧めの薬などあったら教えて頂けると嬉しいです。 よろしくおねがいします。

ムカデの生態と危険性

まず、15cmほどのムカデは、比較的大きな個体です。日本のムカデではオオムカデ類の可能性が高いでしょう。オオムカデは毒を持っていて、咬まれると激しい痛みや腫れ、発熱などの症状が現れる場合があります。小さなお子さんや高齢者の方は特に注意が必要です。殺虫剤の影響で苦しそうにしていたのは、薬剤の成分が影響した可能性が高いです。屋外に放しても、薬剤の影響で弱っていたり、生息環境に適応できない可能性があり、生存は難しいかもしれません。

ムカデが家の中に侵入する原因

ムカデは湿気を好み、餌となる昆虫を求めて家の中に侵入してきます。特に、3階建て住宅の3階に現れたということは、外部からの侵入経路があることを示唆しています。考えられる原因は以下の通りです。

  • 建物の隙間:窓枠、壁の亀裂、通気口など、小さな隙間から侵入します。
  • 湿気:押入れやクローゼットなど、湿気の多い場所を好みます。換気が不十分な場所も要注意です。
  • 餌となる昆虫:ゴキブリやハエなどの昆虫が家の中にいると、ムカデの餌となり、侵入を招きます。
  • 周辺環境:窓の外が草の生い茂った空き地であることは、ムカデの生息に適した環境です。周辺の草木を刈り込むなど、環境整備も重要です。

ムカデ対策:侵入を防ぐための具体的な方法

ムカデの侵入を防ぐためには、以下の対策を徹底しましょう。

1. 環境整備

  • 家の周りの草木を刈り込む:ムカデの隠れ家となる草木を定期的に刈り込み、生息場所を減らしましょう。
  • 湿気の対策:押入れやクローゼットなどの換気を良くし、除湿剤を使用しましょう。定期的な掃除も効果的です。珪藻土マットなどを活用して、湿気を吸収する工夫もおすすめです。
  • ゴミの放置をしない:ゴミはムカデの餌となる昆虫を引き寄せます。こまめにゴミ出しを行い、清潔な環境を保ちましょう。

2. 家の隙間の封鎖

  • 窓枠や壁の亀裂を埋める:コーキング剤などで隙間を埋め、侵入経路を遮断しましょう。特に、窓枠と壁の接合部などは注意が必要です。
  • 通気口に網戸をつける:通気口に細かい網戸を取り付けることで、ムカデの侵入を防ぎます。

3. 薬剤の使用

  • 殺虫剤:ムカデ専用の殺虫剤を使用すると効果的です。スプレータイプや置くタイプのものが市販されています。ピレスロイド系の殺虫剤が効果的ですが、使用時は換気を十分に行い、小さなお子さんやペットが触れないように注意しましょう。
  • 忌避剤:ムカデを寄せ付けない忌避剤も効果があります。柑橘系の香りが効果的と言われています。市販のムカデ忌避剤や、ハッカ油などを活用できます。

4. インテリアとの調和

ムカデ対策とインテリアの調和を図るために、以下の点に注意しましょう。

  • 除湿剤:おしゃれなデザインの除湿剤を選べば、インテリアの邪魔になりません。天然素材を使ったものや、デザイン性の高い容器に入ったものなどがあります。
  • 殺虫剤:スプレータイプは、インテリアに合わない場合は、置くタイプのものを選びましょう。デザイン性の高い容器に入ったものもあります。
  • 収納:押入れやクローゼットは、ムカデが潜みやすい場所です。収納用品を適切に使い、通気性を確保しましょう。通気性の良いバスケット木製ラックなどを活用するのもおすすめです。

専門家の意見

害虫駆除業者に相談することで、より効果的な対策を講じることができます。専門家は、家の構造や周辺環境を考慮した上で、適切な駆除方法や予防策を提案してくれます。特に、ムカデの発生が多い地域や、家の中に多数のムカデがいる場合は、専門家への相談をおすすめします。

まとめ

ムカデの侵入を防ぐためには、環境整備、家の隙間の封鎖、薬剤の使用を組み合わせた総合的な対策が重要です。また、インテリアとの調和も考慮しながら、効果的な対策を行いましょう。 ムカデは不快害虫であるだけでなく、咬まれると危険なため、早期の対策が大切です。

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