ミニミニで借りた物件が酷すぎる!仲介手数料は返金される?

ミニミニで部屋を借りましたが、とんでもない物件でした。ムカデやゴキブリなどがどんどん出てくるんです!系列のミニクリーンというところに消毒してもらいましたが、それでも毎日出てくるので、建物のどこかに大きな原因があるとしか思えません。しばらく我慢して暮らしましたが、もう精神的に限界の為、引っ越すことにしました。お金を返してくれるようにミニミニに言いましたが、「敷金礼金は大家から返せるけど、仲介手数料は返せない。」と言われました。「大家が悪いのであって、うちは紹介しただけだから。」という言い分でした。こういった場合、仲介手数料は諦めなければいけないのでしょうか?こちらに非はないのにも関わらず、どんな酷い物件であろうとお金を払わないといけないことになるのでしょうか?ミニミニからは「弁護士呼ぶぞ!」という脅し文句も言われ、ゆすりたかりのような扱いを受けましたし、ミニクリーンの担当者からもクレーマーのような態度を取られました。女の一人暮らしだから、余計に向こうは強気なのかもしれません。結局、大家との間にも立ってもらえず、敷金礼金返金交渉も自分でしなくてはいけないことになりました。ミニミニは一切何もしてくれていません。不良物件を掴まされて生活がめちゃくちゃになった挙句に、お金も返してもらえず、酷い態度を取られ・・・。なんだか悔しいことばかりで、納得いかないんです・・・。補足ミニクリーンにクレーマー扱いされたのは、「そんなに毎日害虫が出るわけない。」と言われて信じてもらえなかったからです。仲介手数料を取ったからにはミニミニは大家との間に立つ義務があるのでは?と思うのですが、敷金礼金返金交渉も自分で行わなければいけないのか疑問です。それに、不動産屋の理屈はどうあれ、普通は不良品にお金払いませんよね?

物件の瑕疵と仲介手数料の返還請求

賃貸物件を借りたにも関わらず、害虫の大量発生など、居住に耐えない状態である場合、仲介手数料の返還請求が可能となるケースがあります。今回のケースでは、物件に重大な瑕疵(かし)があったことが問題です。 「ムカデやゴキブリが毎日出てくる」という状況は、明らかに居住環境を著しく損なうものであり、契約解除の理由となり得ます。

仲介業者の責任

不動産会社であるミニミニは、物件を紹介する際に、告知義務を負っています。 物件に重大な瑕疵があるにも関わらず、それを告知しなかった、もしくは隠蔽したとすれば、ミニミニは責任を問われる可能性があります。 「紹介しただけ」という言い分は、責任逃れと捉えられる可能性が高いです。 消毒を依頼したものの改善が見られない状況から、ミニミニは物件の状況を把握していた可能性も考えられます。

仲介手数料返還請求の可能性

仲介手数料の返還請求は、民法上の損害賠償請求として行うことができます。 具体的には、以下の点を主張することで、返還の可能性が高まります。

  • 物件の瑕疵の重大性:ムカデやゴキブリの大量発生は、健康被害や精神的苦痛をもたらす重大な瑕疵であることを明確に主張する。
  • 告知義務違反:ミニミニが物件の瑕疵を告知しなかった、もしくは隠蔽したことを主張する。
  • 損害の発生:引っ越し費用、精神的苦痛など、具体的な損害を金額で算出し、請求する。
  • ミニミニの対応の不適切さ:「弁護士呼ぶぞ!」といった脅迫的な発言や、クレーマー扱いされたことなども証拠として提示する。

証拠集めが重要

仲介手数料返還請求においては、証拠集めが非常に重要です。 以下の証拠を出来る限り集めましょう。

  • 害虫発生の写真・動画:証拠として、害虫の発生状況を記録した写真や動画は非常に有効です。
  • ミニミニとのやり取りの記録:メール、電話の内容、面談時のメモなどを記録しておきましょう。
  • ミニクリーンとのやり取りの記録:同様に対処状況やクレーマー扱いされた際の記録も重要です。
  • 賃貸借契約書:契約内容を確認し、契約違反に該当する部分がないか確認しましょう。
  • 引っ越し費用に関する領収書:引っ越し費用は損害として請求できます。

専門家への相談

今回のケースは、法律的な知識が必要となる複雑な問題です。 一人で対応しようとせず、弁護士や不動産問題に詳しい専門家に相談することを強くお勧めします。 専門家は、証拠に基づいて適切なアドバイスを行い、返還請求の手続きをサポートしてくれます。 相談費用はかかりますが、損害額を取り戻すための費用と考えるべきでしょう。

弁護士への相談

弁護士に相談することで、以下のメリットがあります。

  • 法的根拠に基づいたアドバイス:専門的な知識に基づいて、返還請求の可能性や手続き方法について的確なアドバイスを受けられます。
  • 交渉の代行:弁護士がミニミニと交渉することで、より有利な条件で解決できる可能性が高まります。
  • 訴訟への対応:交渉が不調に終わった場合、訴訟手続きをサポートしてくれます。

不動産相談窓口への相談

地域によっては、不動産問題に関する相談窓口が設置されている場合があります。 行政機関やNPO法人などが運営しており、無料で相談できるケースもあります。 まずは、お住まいの地域の相談窓口を探してみるのも良いでしょう。

具体的な行動計画

1. 証拠集め:上記で挙げた証拠を出来る限り集めます。
2. 専門家への相談:弁護士や不動産問題に詳しい専門家に相談し、具体的な対応策を立てます。
3. 内容証明郵便の送付:専門家のアドバイスに基づき、内容証明郵便で返還請求を行います。
4. 交渉:ミニミニと交渉を行い、合意を目指します。
5. 訴訟:交渉が不調に終わった場合は、訴訟を検討します。

まとめ

ミニミニのような大手の不動産会社であっても、重大な瑕疵のある物件を紹介した場合、責任を問われる可能性があります。 一人で抱え込まず、専門家の力を借りながら、積極的に権利を行使しましょう。 今回の経験を教訓に、次回の賃貸契約では、物件の状況を十分に確認し、契約前に不安な点があれば、遠慮なく不動産会社に質問するようにしましょう。 また、契約書の内容をしっかり確認し、理解した上で契約を結ぶことが重要です。

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