ミニマリスト風4人家族の白いリビング。清潔感と生活感のバランス、どうすればいい?

ミニマリストの人の部屋をどう思われますか?私は生活感があったり無駄な物を一切置きたくありません。5歳と3歳の子供が居ますがリビングには一切おもちゃや子供の物はありません。全ての物をホワイト一色で揃えていて子供部屋もインテリアを考えたホワイトのキッチンなどで統一しています。友達の家や実家に行くと普通に生活感があります。リモコンなどもきちんとしまわないと気が済まないしティッシュも生活感が出ないようにシンプルなオシャレなケースに入れています。綺麗!子供が居る家と思えない!〇〇(我が家)に来ると綺麗にしなきゃって思って断捨離しようと思う!とお褒めの言葉をもらいますが、逆に何も無さすぎて気持ち悪いと思われないかな?と思います。我が家は2テレビ、ソファ、ダイニングテーブル、空気清浄機、ティッシュケースしかリビングに置いてません。清潔感もあって真っ白で素敵と言って下さいますが、たまに何も無さすぎて気持ち悪い?生活感なさすぎるな…と思う時があります。子供がいる4人家族で全く生活感がなく必要最低限の物しか置いてなくて真っ白な部屋、どう思いますか?

ミニマルライフと家族の生活:清潔感と居心地の良さのバランス

5歳と3歳のお子さんを持つ4人家族で、リビングをホワイトで統一し、必要最低限の家具しか置かないミニマルな生活を送っていらっしゃるんですね。周りの方からは「綺麗!」「子供が居る家と思えない!」と褒められる一方で、ご自身では「何も無さすぎて気持ち悪い?」と感じることもある。この葛藤、とてもよく分かります。 ミニマルな空間は確かに美しく、清潔感にあふれています。しかし、生活感のなさすぎは、逆に落ち着かない、居心地が悪いと感じさせる可能性も秘めています。大切なのは、清潔感と居心地の良さ、そして家族の生活スタイルのバランスです。

「ミニマル」と「無機質」の違い:温かみをプラスする工夫

あなたのリビングは、もしかしたら「ミニマル」というよりは「無機質」に近いかもしれません。ミニマルは「最小限」という意味ですが、それは「何もない」ということではありません。厳選された、本当に必要なものだけを選び、それらを美しく配置することで、空間の質を高める考え方です。 一方、「無機質」は、まさに「冷たい」「無機質な」印象を与えがちです。白一色で統一された空間は、確かに美しく清潔感がありますが、温かみを感じにくい場合があります。

温かみのある素材を取り入れる

ホワイトを基調とした空間は、他の素材との組み合わせで印象が大きく変わります。例えば、

  • 天然木の家具:白のソファやテーブルに、天然木のコーヒーテーブルやサイドテーブルを置くことで、温かみと自然な質感が加わります。ウォールナットやオークなどの木目は、ホワイトの空間を引き立てます。
  • ファブリックアイテム:白いソファに、ウールやリネンなどの天然素材のブランケットやクッションを配置することで、触り心地の良い温かみをプラスできます。色味は、白やグレー、ベージュなどのニュアンスカラーがおすすめです。
  • グリーンを取り入れる:観葉植物は、空間に生命感と癒しを与えてくれます。比較的育てやすいポトスやモンステラなどから始めてみましょう。白い鉢と組み合わせると、より洗練された印象になります。
  • 手作りのアイテム:お子さんとの共同制作で作った作品などを飾るのも良いアイデアです。家族の温かみが感じられる、特別な空間になります。

間接照明で柔らかな光を

白い空間は、照明によって大きく印象が変わります。白熱電球やLED電球の冷たい光ではなく、間接照明を取り入れることで、柔らかく温かみのある空間を作ることができます。

  • フロアランプ:ソファの横に置くフロアランプは、読書灯としても使えて便利です。布製のシェードを選ぶと、より柔らかな光になります。
  • テーブルランプ:サイドテーブルに置くテーブルランプは、落ち着いた雰囲気を演出します。デザイン性の高いものを選ぶと、インテリアのアクセントにもなります。
  • 間接照明器具:ダウンライトや間接照明器具を組み合わせて、空間全体を柔らかく照らすことができます。光の強弱を調整できるものを選ぶと、時間帯や気分に合わせて調整できます。

生活感を「隠す」のではなく「調和させる」

おもちゃや子供の物は、収納の中にしまうのではなく、見せる収納を取り入れるのも一つの方法です。

  • おしゃれな収納ボックス:おもちゃや絵本を収納するボックスは、ホワイトやナチュラルカラーのものを選び、リビングに置いても違和感のないデザインを選びましょう。ラベルを付けて整理整頓することで、見た目もスッキリします。
  • オープンシェルフ:オープンシェルフに、厳選したおもちゃや絵本を飾ることで、生活感の中にデザイン性を取り入れることができます。ただし、出しっぱなしにするものは厳選し、常に整理整頓を心がけましょう。
  • 壁面収納:壁面収納を活用すれば、おもちゃや子供の物をすっきり収納できます。扉付きの収納を選ぶことで、生活感を隠すことも可能です。

専門家の視点:インテリアコーディネーターの意見

インテリアコーディネーターの視点から見ると、あなたのリビングは「清潔感」と「ミニマル」を追求しすぎて、少し「無機質」になりすぎている可能性があります。 ミニマリズムは「余分なものをなくす」ことですが、「必要なもの」を「美しく配置すること」も重要です。 家族写真やお子さんの作品など、家族の思い出や温もりを感じさせるアイテムをさりげなく取り入れることで、より心地よい空間になるでしょう。 また、白一色にこだわるのではなく、オフホワイトやグレーなどのニュアンスカラーを効果的に取り入れることで、空間の奥行きと柔らかさを演出できます。 完璧な空間を目指すのではなく、家族が心地よく過ごせる空間を第一に考えてみてください。

まとめ:ミニマルな空間と家族の温かみの調和

ミニマルな空間は美しいですが、家族が快適に暮らせるかどうかが重要です。清潔感を保ちつつ、温かみのある素材や間接照明を取り入れ、生活感を完全に排除するのではなく、うまく調和させることで、より居心地の良い、そしてあなたらしい空間を作ることができます。 大切なのは、完璧なミニマル空間を目指すことではなく、家族が笑顔で過ごせる、あなたにとって心地よい空間を実現することです。 少しずつ試行錯誤しながら、理想の空間を創り上げていきましょう。

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