ミニチュアピンシャーの子犬のしつけと食事について

生後二ヶ月になる、ミニチュアピンシャーのメスを飼い始めました(*^^*) 可愛いのですが、飼い始めて日に日に、噛み付く(甘噛みもありますが、唸って噛む時もある)、吠える、唸る、威嚇する? …などの様子が出て来ました。躾と思ってダメを教えても、行動ゎ更にエスカレート。これはミニピンの仔犬の性格として普通なのでしょうか? 大人になれば、少し落ち着くのでしょうか? あともうひとつ、ゴハンについての質問です。二ヶ月なのでドッグフードの説明通り一日48gのゴハンを三回に小分けしてお湯で柔らかくしてあげています。しかし、満腹感なさそうでゴハンを捜したりします。活発なので、足りないのでしょうか?

ミニチュアピンシャーの子犬の行動について

生後二ヶ月のミニチュアピンシャーの子犬の、噛みつき、吠え、唸り、威嚇といった行動は、決して珍しいことではありません。むしろ、この年齢の子犬によく見られる行動です。 子犬は、遊びや探求心、不安、恐怖など様々な感情を、噛みつきや吠えといった行動で表現します。 「躾と思ってダメを教えても、行動がエスカレートする」という状況も、子犬のコミュニケーション能力が未発達であるため、叱ることで逆に興奮状態に陥ってしまう可能性があります。

なぜそのような行動をとるのか?

  • 歯が生え変わる時期: 生後二ヶ月は、乳歯が生え変わる時期です。歯茎のかゆみから、噛みつき行動が増えることがよくあります。
  • 遊びの延長: 子犬にとって、噛みつきは遊びの一環です。特に、人間の手や足を噛むのは、子犬にとって最も楽しい遊び方の一つです。
  • 不安や恐怖: 新しい環境、知らない人や動物への不安や恐怖から、威嚇行動や吠えが起こる可能性があります。
  • コミュニケーション不足: 子犬は、適切なコミュニケーションを通して社会性を学んでいきます。コミュニケーション不足は、問題行動の原因となる可能性があります。

対処法と具体的なアドバイス

子犬の行動を改善するためには、叱るのではなく、正しく褒めて、適切な行動を教えることが重要です。 具体的な方法としては、以下の通りです。

  • 噛みつき防止: 噛まれた時に「痛い!」と大きな声で言い、子犬を無視します。その後、おもちゃを与えて遊びに誘導します。 決して、手を引っ込める際に強く引っ張ったり、叩いたりしてはいけません。 子犬は、遊びと認識してしまいます。
  • 吠えの対処: 吠えた時に、静かに無視するか、別の部屋に移動させます。 吠えることで何かを得られると学習してしまうと、更に吠える回数が増えてしまいます。
  • 適切な社会化: 子犬期に様々な経験をさせることで、社会性を育みます。 犬同士の交流、人との触れ合いなどを安全な環境で行いましょう。 ただし、無理強いは禁物です。
  • トレーニング: 基本的なコマンド(おすわり、待てなど)を教え、褒めて強化することで、子犬の集中力と従順性を高めます。 短時間、複数回行うのが効果的です。 プロのドッグトレーナーに相談するのも良い方法です。
  • 安心できる環境づくり: 子犬が落ち着いて過ごせる場所(クレートなど)を用意し、安全で快適な空間を提供しましょう。 落ち着ける場所があることで、不安やストレスを軽減できます。

専門家の視点:獣医師やドッグトレーナーの活用

問題行動が改善しない場合、または、深刻な問題行動が見られる場合は、獣医師ドッグトレーナーに相談することをお勧めします。 獣医師は、健康面からの原因を調べ、必要であれば治療を行います。 ドッグトレーナーは、適切なトレーニング方法を指導し、問題行動の改善をサポートします。

ミニチュアピンシャーの子犬の食事について

生後二ヶ月の子犬は、活発で成長期であるため、フードの量が少ないと感じるのは当然です。 48gを3回に分けて与えているとのことですが、子犬の活動量や体重、ドッグフードの種類によって、必要量は異なります。

食事量の調整

ドッグフードのパッケージに記載されている給与量はあくまで目安です。 子犬の体重増加や便の状態、活発さなどを観察し、必要に応じて食事量を調整しましょう。 もし、常に空腹そうで、体重増加が不足しているようであれば、少し量を増やしてみましょう。 逆に、太り気味であれば、量を減らすか、運動量を増やす必要があります。

食事の質

質の良いドッグフードを選ぶことも重要です。 子犬の成長に必要な栄養素がバランスよく含まれているものを選びましょう。 原材料を確認し、動物性タンパク質が豊富で、穀物や添加物が少ないものを選ぶのがおすすめです。 また、子犬用のドッグフードを選ぶようにしてください。 成犬用フードでは、栄養バランスが子犬の成長に適していない場合があります。

お湯で柔らかくする必要性

お湯で柔らかくする必要性は、子犬の歯や顎の発達状況によって異なります。 歯が生え揃い、噛む力がついてきたら、徐々にドライフードに切り替えていくことをお勧めします。 ドライフードの方が、歯の健康にも良い影響を与えます。

具体的なアドバイス

  • 体重測定: 定期的に体重を測定し、適切な体重増加を確認しましょう。
  • 便の状態: 便の状態も重要な指標です。 軟便や下痢の場合は、食事量やフードの種類を見直す必要があります。
  • 獣医師への相談: 食事に関する不安や疑問がある場合は、獣医師に相談しましょう。
  • フードの種類: 複数のフードを試してみて、子犬に合ったフードを見つけるのも良い方法です。 アレルギーなどがないか確認しながら、適切なフードを選びましょう。

ミニチュアピンシャーの子犬の飼育は、大変ですが、やりがいのある経験です。 適切なトレーニングと愛情を注ぐことで、子犬は成長し、あなたとの絆を深めていきます。 困難な場合は、専門家の力を借りながら、一緒に楽しい犬生を築いていきましょう。

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