ミニチュアダックスのトイレトレーニング:部屋の中でおしっこ・うんちをする原因と解決策

ミニチュアダックスのトイレについて 一ヶ月くらい前からうちのダックス(雄)2才がオシッコ、ウンチをペットシートの上でしなくなりました。 最初はトレイに4枚ペットシートを置いて、そこにしてたのですが、突然部屋の真ん中でするようになりました。 犬用に部屋をひとつ使ってます。 部屋の真ん中に一枚ペットシートを置くと、そこにする時もあるのですが、オシッコは外します。 置いてるペットシートを噛んで散乱させます。 なぜ突然こうなってしまったのでしょうか。 散歩は2~3日に一回。ブラッシングは毎日してます。 わかる方知恵を貸してください。

愛犬のトイレトラブル:原因を探る

2歳のミニチュアダックスフンドのオスが、これまできちんとできていたトイレトレーニングを突然しなくなってしまったとのこと、ご心配ですね。 愛犬が部屋の真ん中で排泄し、ペットシートを噛み散らかすという行動は、単なるいたずらではなく、何らかの問題を抱えているサインの可能性が高いです。 原因を特定し、適切な解決策を見つけることが重要です。

考えられる原因

愛犬の行動変化の原因として、以下の可能性が考えられます。

  • 健康問題:膀胱炎、尿路結石、便秘、認知症など、身体的な問題が原因で排泄コントロールが難しくなっている可能性があります。 特に、おしっこを外すことが多い場合は、尿路系の疾患を疑う必要があります。 獣医への受診が必須です。
  • ストレス:環境の変化(引っ越し、家族構成の変化など)、新しいペットの導入、飼い主さんの生活リズムの変化など、様々なストレスが原因でトイレを失敗する可能性があります。 また、十分な運動不足もストレスの原因となります。
  • マーキング行動:オス犬は縄張り意識が強く、マーキング行動として部屋のあちこちでおしっこをすることがあります。 特に、新しい家具や匂いの強い物があると、マーキングする可能性が高まります。
  • ペットシートへの不満:ペットシートの種類、匂い、場所などが気に入らない可能性があります。 新しいタイプのペットシートを試したり、場所を変えてみたりするのも有効です。
  • 学習不足・習慣化:トイレトレーニングが不十分だった、または以前の習慣が崩れてしまった可能性があります。 改めて、根気強くトイレトレーニングを行う必要があります。

解決策:ステップバイステップで改善へ

まずは、獣医さんに相談し、健康状態をチェックしてもらうことが重要です。 健康上の問題がないことが確認できたら、以下のステップでトイレトレーニングを見直してみましょう。

ステップ1:獣医による健康診断

これは最も重要なステップです。 排泄異常は、病気のサインである可能性が高いです。 獣医による診察で、健康状態を確認し、必要であれば治療を受けましょう。 尿検査や血液検査を行うことで、病気の有無を正確に診断できます。

ステップ2:環境の見直し

  • ペットシートの種類と場所:吸収性の良いペットシートを使用し、愛犬が落ち着いて排泄できる場所を選びましょう。 複数枚のペットシートを配置し、場所を変えてみるのも有効です。 また、ペットシートを置く場所の床材が滑りやすい場合は、滑りにくいマットを敷くのも良いでしょう。
  • 部屋のレイアウト:犬専用の部屋であっても、落ち着ける空間になっているか確認しましょう。 隠れ家となる場所を用意したり、リラックスできるアイテムを配置したりすることで、ストレスを軽減できます。 また、部屋の掃除をこまめに行い、清潔な環境を保つことも大切です。
  • 散歩の頻度:散歩の頻度が2~3日に1回というのは、少なすぎます。 毎日、少なくとも2回以上の散歩を行い、十分な運動と排泄の機会を与えましょう。 散歩のコースも変えてみることで、刺激を与え、ストレス軽減に繋がります。

ステップ3:トイレトレーニングのやり直し

  • 成功体験を増やす:ペットシートで排泄したら、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。 言葉で褒めるだけでなく、おやつや撫でるなど、愛犬が喜ぶご褒美を用意しましょう。
  • 失敗した時の対応:失敗した場合は、叱るのではなく、静かにペットシートに誘導しましょう。 叱ると、愛犬は恐怖心から隠れて排泄するようになる可能性があります。
  • 徹底的な清掃:愛犬がおしっこやうんちをした場所を、専用のクリーナーで徹底的に清掃しましょう。 匂いが残っていると、同じ場所でまた排泄してしまう可能性があります。 酵素系のクリーナーを使用すると効果的です。
  • トイレトレーニング補助グッズ:サークルやゲートを使用して、愛犬がペットシートのある場所以外に行かないように制限するのも有効です。 また、フェロモン系のスプレーを使用することで、愛犬が落ち着いて排泄できる環境を作ることもできます。

ステップ4:専門家のアドバイス

どうしても改善しない場合は、動物行動学の専門家やドッグトレーナーに相談してみましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、愛犬の行動の原因を特定し、適切な解決策を見つけることができます。 オンライン相談や出張サービスなども利用できます。

インテリアとの調和:トイレスペースの工夫

犬専用の部屋のインテリアも、トイレトレーニングに影響します。 落ち着ける空間を作るために、以下の点を考慮してみましょう。

落ち着ける空間づくり

* 床材:滑りにくい床材を選び、愛犬が安心して歩けるようにしましょう。 カーペットやマットなどを敷くのも良いでしょう。 ブラウン系の落ち着いた色合いのカーペットは、犬もリラックスできるでしょう。
* 照明:明るすぎず暗すぎない、落ち着いた照明を選びましょう。 間接照明などを活用すると、よりリラックスできる空間になります。
* 家具:愛犬が落ち着いて過ごせるような、隠れ家となる家具を配置しましょう。 犬用のベッドやハウスなどを用意するのも良いでしょう。
* 臭い対策:消臭効果のあるアイテムを使用し、常に清潔な状態を保ちましょう。 空気清浄機を使用するのも有効です。

まとめ

愛犬のトイレトラブルは、健康問題やストレス、環境、トレーニング不足など、様々な原因が考えられます。 まずは獣医さんに相談し、健康状態を確認することが大切です。 その後、環境の見直し、トイレトレーニングのやり直し、専門家のアドバイスなどを活用し、根気強く解決策を探りましょう。 愛犬との快適な生活を取り戻すために、諦めずに取り組みましょう。

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