ミドリガメの異常行動と飼育環境:水槽の広さ、病気、性別の見分け方

ミドリガメの飼育について質問させてください。 色々と知恵袋の質問をみてきたのですがしっくりこなかったので回答お願いします。 飼っているミドリガメは18cmくらいです。 2日くらい前から水槽でずっとバタバタしていて気になって近くに見に行っても、またその部屋にいなくてもずっとバタバタしています。 それから餌も口にいれてはすぐ吐き出してしまいます。これも2日前くらいからです。 餌は普通の配合飼料を与えていますが、おやつのエビは好物みたいで食べます。 8年くらい飼っていて、たまに掃除ができなくても元気で育ってくれていたので、こんなにずっと暴れているのは初めてで気になります。 ヒーターもつけているし甲羅も干しているようだったので、もしかしたら今の水槽が狭いのかなと思っていますが、なにか病気の可能性もあるのでしょうか。 あと性別なんですが、求愛行動みたいな手をヒラヒラさせる行動をするし、尻尾は太くて長い気がするのでオスかなとは思っているのですが、爪はそんなに長くないのです。 オスは爪が長いと色々なところで見かけるので性別も未だに判別できていません。 そして最後に、暴れる理由に水槽の狭さが原因なのではと思いシェルターなるものを外したのですが、大きいカメにはシェルターは必要ですか? 大きな水槽を用意しようかと思っているのでそのときにシェルターも新しく大きいのをつけてあげようかと考えています。 長くなりましたが質問は以上です。 すみませんが考えられる原因や性別の特徴などわかる範囲でご協力お願いします。

ミドリガメの異常行動の原因を探る

8年間飼育されている18cmのミドリガメが、2日前からバタバタと暴れ、餌を吐き出すようになったとのこと。これは非常に心配な状況です。まず考えられる原因をいくつか見ていきましょう。

1. 環境の変化

* 水槽の狭さ: 18cmのミドリガメには、現在の水槽が狭くなっている可能性があります。ミドリガメは成長に伴い、広いスペースを必要とします。狭い空間ではストレスを感じ、異常行動を起こすことがあります。
* 水質の悪化: 水槽の水質が悪化していることも考えられます。アンモニアや亜硝酸塩などの有害物質が蓄積すると、カメは体調を崩し、異常行動を示すことがあります。定期的な水換えとフィルターの清掃は必須です。
* 温度変化: ヒーターはつけているとのことですが、温度が適切に保たれているか確認しましょう。急激な温度変化もストレスの原因となります。
* シェルターの撤去: シェルターはミドリガメにとって隠れ家であり、安心できる場所です。シェルターを撤去したことで、不安を感じている可能性があります。

2. 病気

* 消化器系の病気: 餌を吐き出す症状は、消化器系の病気の可能性を示唆しています。寄生虫感染や細菌感染などが考えられます。
* その他の病気: カメは様々な病気にかかる可能性があります。甲羅の異常、呼吸器系の異常なども考えられます。

3. 他の要因

* ストレス: 飼育環境以外にも、何かストレスを与えている要因がないか確認しましょう。例えば、他のペットとの接触や、大きな音などです。

ミドリガメの性別の見分け方

ミドリガメの性別の判別は、成長するまで難しい場合があります。しかし、いくつかの特徴からオスかメスかを推測することは可能です。

オスの特徴

* 長い尻尾: オスの尻尾はメスに比べて長く太いです。これは、交尾の際に役立つためです。
* 長い爪: オスの爪はメスに比べて長く、鋭いです。これは、メスに抱きつく際に使用します。
* 求愛行動: 手をヒラヒラさせる行動は、求愛行動の可能性が高いです。

メスの特徴

* 短い尻尾: メスの尻尾はオスに比べて短く細いです。
* 短い爪: メスの爪はオスに比べて短く、それほど鋭くありません。

質問者様のミドリガメは、尻尾が太くて長く、求愛行動も見られることから、オスの可能性が高いです。しかし、爪が短い点が気になります。年齢や個体差によって、これらの特徴は必ずしも明確ではありません。

具体的なアドバイスと今後の対応

まず、獣医への相談をお勧めします。ミドリガメの異常行動と餌を吐き出す症状は、放置すると命に関わる可能性があります。専門家の診察を受け、適切な治療を受けてください。

水槽環境の見直し

* 水槽のサイズ: 18cmのミドリガメには、最低でも60cm以上の水槽が必要です。より広い水槽であれば、なお良いでしょう。
* 水質管理: 定期的な水換え(週に1回程度、水槽の1/3程度)を行い、フィルターを清潔に保ちましょう。水質検査キットを使用して、アンモニアや亜硝酸塩の濃度をチェックすることも重要です。
* 隠れ家(シェルター): シェルターは、ミドリガメにとって安心できる場所を提供します。大きめのシェルターを用意しましょう。
* 日光浴: 紫外線ランプを照射し、甲羅の健康を維持しましょう。日光浴も必要です。

餌について

* 配合飼料: 高品質な配合飼料を選び、適切な量を与えましょう。
* 多様な餌: 配合飼料だけでなく、レタスなどの野菜や、昆虫なども与えて、栄養バランスを考慮しましょう。
* 餌の吐き出し: 餌を吐き出す症状は、病気の可能性が高いです。獣医に相談し、適切な治療を受けてください。

専門家の意見

爬虫類専門の獣医に相談することで、正確な診断と適切な治療を受けることができます。早期発見・早期治療が重要です。

まとめ

ミドリガメの異常行動の原因は、環境要因、病気、ストレスなど様々な可能性があります。獣医への相談を最優先に行い、水槽環境の見直し、適切な餌の与え方など、総合的なケアを行うことで、ミドリガメの健康を守りましょう。

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