ミシシッピアカミミガメのトイレトレーニングは可能?意外な行動と解決策

直径30cmほどのミシシッピアカミミガメを飼っています。ときどき家の中を散歩させますが、一度もオシッコや糞を外でせず、必ず水槽の中に戻ってから排泄します。数年この調子でしたが、今日初めて外でオシッコをしました。娘のオネショした布団の上でです。放して数分でです。今まで数時間(5時間放していたこともあります)放していても水槽以外で排泄しなかったのに、娘のオネショの臭いで排泄してもいいと思ったのでしょうか?そんなことありえるのでしょうか。だとすれば、トイレを教えることも亀でも可能なのでしょうか。

ミシシッピアカミミガメの排泄行動とトイレトレーニングの可能性

ミシシッピアカミミガメが、長年水槽内でしか排泄せず、今回初めて屋外で排泄したというご経験、大変興味深いですね。結論から言うと、カメにトイレを完全に覚えさせることは、非常に困難です。犬や猫のように、特定の場所をトイレとして認識させるトレーニングは、カメには期待できません。

しかし、今回のケースは、カメの行動に隠された理由を探ることで、より良い飼育環境を整えるヒントが隠されている可能性があります。

カメの排泄行動に関する考察

カメは、安全な場所で排泄する傾向があります。長年水槽内でしか排泄しなかったのは、水槽を安全な場所と認識していたからでしょう。今回の屋外での排泄は、娘のオネショの臭いによって、「安全ではないが、排泄しても良い場所」と誤認した可能性があります。

人間の尿の臭いは、カメにとって、危険や脅威を示唆するものではないと考えられます。むしろ、湿った環境はカメにとって快適なため、排泄場所として選択された可能性も考えられます。

カメの飼育環境の見直し

カメが水槽以外で排泄したということは、飼育環境に何らかの問題がある可能性を示唆しています。以下の点をチェックし、改善しましょう。

  • 水槽の清潔さ:水槽が汚れていたり、水が汚れていると、カメは排泄場所を避けようとします。毎日、水槽の水を交換し、底砂やフィルターを定期的に清掃しましょう。
  • 隠れ家の有無:カメは隠れ家がないと不安を感じます。隠れ家となる岩や流木などを水槽内に設置しましょう。隠れ家があることで、安全な排泄場所として水槽を認識しやすくなります。
  • 日光浴の確保:カメは日光浴によってカルシウムを吸収し、健康を維持します。日光浴不足は、排泄異常を引き起こす可能性があります。UVBランプなどを利用して、適切な日光浴の時間を確保しましょう。
  • ストレス:カメはストレスを感じると、排泄異常を起こすことがあります。水槽のサイズが小さすぎたり、他のカメと共存させている場合は、ストレス軽減のために、より広い水槽を用意したり、個別の飼育を検討しましょう。
  • 温度管理:カメは温度変化に敏感です。水槽の水温を適切に管理することで、健康状態を維持し、排泄異常を防ぐことができます。

専門家の意見

爬虫類専門の獣医師に相談することも有効です。排泄異常が病気の症状である可能性も否定できません。獣医師による診察で、カメの健康状態を確認し、適切なアドバイスを受けることをお勧めします。

インテリアとの関連性:カメの飼育環境とインテリアの調和

カメの飼育環境を整えることは、インテリアの一部として考えることもできます。水槽の設置場所やデザイン、周辺のレイアウトなどを工夫することで、お部屋の雰囲気を損なうことなく、カメにとって快適な環境を作ることができます。

水槽の選び方と設置場所

水槽は、お部屋のインテリアに合うデザインを選びましょう。ガラス水槽や、おしゃれなデザインの水槽も数多く販売されています。設置場所は、直射日光が当たらない、温度変化の少ない場所を選びましょう。

隠れ家やレイアウト

隠れ家となる流木や岩は、インテリアとしても活用できます。自然石や、おしゃれな人工の岩などを使い、水槽内のレイアウトを工夫することで、より魅力的な空間を作ることができます。

周辺環境との調和

水槽周辺のレイアウトも重要です。水槽の近くに観葉植物を置くことで、自然な雰囲気を演出できます。また、水槽の後ろに壁紙を貼ることで、水槽の存在感を高めることも可能です。

まとめ:カメとの共存と快適な生活空間

ミシシッピアカミミガメにトイレを覚えさせることは難しいですが、飼育環境を見直すことで、水槽以外での排泄を抑制できる可能性があります。カメの健康状態に注意を払い、快適な飼育環境を整えることが大切です。そして、その環境をインテリアの一部としてデザインすることで、より豊かな生活空間を実現しましょう。

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