ミサワホームで新築を迎え、カップボードの色選びでお悩みとのこと、おめでとうございます!ウォールナットの床と建具は高級感があり素敵ですね。白と茶色の間で迷われている気持ち、よく分かります。ウォールナットの重厚感と、白の清潔感、どちらも魅力的で、どちらを選ぶか決めかねてしまうのは当然です。
Contents
ウォールナット×カップボードの色選び:白と茶色のメリット・デメリット
まず、白と茶色のカップボードそれぞれについて、メリットとデメリットを整理してみましょう。
白いカップボード:清潔感と明るさをプラス
- メリット:空間を明るく広く見せる効果があります。清潔感があり、モダンな印象になります。ウォールナットの重厚さを程よく中和し、バランスを取ることができます。
- デメリット:ウォールナットの床や建具と比べて浮いて見える可能性があります。汚れが目立ちやすいという点も考慮が必要です。また、キッチン全体が明るくなりすぎる場合もあります。
茶色のカップボード:統一感と落ち着きを演出
- メリット:ウォールナットの床や建具と統一感があり、落ち着いた雰囲気になります。高級感も増し、重厚な空間を演出できます。汚れが目立ちにくいというメリットもあります。
- デメリット:空間が暗く重く見えすぎる可能性があります。すでにウォールナットのカウンターやキャビネットがあるため、さらに重厚感が増しすぎる懸念があります。色のトーンによっては、圧迫感を感じてしまうかもしれません。
ウォールナットに合うカップボードの色の選び方:3つのポイント
ウォールナットの床と建具に合うカップボードの色を選ぶには、以下の3つのポイントを意識することが重要です。
1.色のトーンを合わせる
ウォールナットは様々なトーンがあります。床材の光彩杢ウォールナットの色味をしっかり確認し、カップボードの色はそのトーンに合わせるのがおすすめです。例えば、やや赤みのあるウォールナットであれば、赤みのあるブラウンのカップボードを選ぶことで、統一感を出しつつ、重くなりすぎないバランスを取ることができます。逆に、落ち着いたダークブラウンのウォールナットであれば、同系色の濃いめのブラウンのカップボードを選ぶと、より落ち着いた雰囲気になります。
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2.素材感を取り入れる
カップボードの素材も重要です。ウォールナットの高級感を活かすなら、木製のカップボードがおすすめです。木目や質感にこだわったものを選ぶことで、空間全体に統一感と高級感が生まれます。また、マットな質感のカップボードを選ぶと、落ち着きのある空間を演出できます。一方、光沢のあるカップボードは、よりモダンで洗練された印象になります。
3.全体のバランスを考える
カップボードはキッチンだけでなく、リビング全体にも影響を与えます。すでにウォールナットのカウンターやキャビネットがあることを踏まえ、全体のバランスを考えて色を選びましょう。白のカップボードを選ぶ場合は、他のインテリアでウォールナットの要素を取り入れることで、統一感を出すことができます。例えば、ウォールナットのテーブルや椅子などを配置することで、白のカップボードが浮いて見えるのを防ぐことができます。
具体的なカップボード選びのステップ
具体的なカップボード選びのステップは以下の通りです。
ステップ1:ショールームへ行き、実物を見る
カタログだけでは色の見え方が異なるため、ショールームへ行き、実際にウォールナットの床や建具とカップボードの色を比較してみましょう。様々なメーカーのカップボードを比較することで、より最適なものを選ぶことができます。クリナップ、タカラスタンダード、TOTOなど、多くのメーカーがショールームを展開しているので、比較検討することをお勧めします。
ステップ2:サンプルを取り寄せる
気に入ったカップボードがあれば、サンプルを取り寄せて、自宅の照明の下で確認してみましょう。自然光と照明の下で色の見え方が異なる場合があるので、両方で確認することが重要です。また、サンプルを床や建具に当ててみて、色のバランスを確認することも有効です。
ステップ3:写真や図面と照らし合わせる
キッチン全体の設計図やパース図とカップボードの色を照らし合わせて、全体のバランスを確認しましょう。3Dシミュレーションを利用できるショールームもあるので、活用してみるのも良いでしょう。完成イメージを事前に確認することで、後悔を減らすことができます。
専門家への相談も有効
迷った場合は、インテリアコーディネーターや建築士に相談してみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より最適なカップボードを選ぶことができます。彼らは、色の組み合わせや素材選び、空間全体のバランスなどについて、豊富な知識と経験を持っています。費用はかかりますが、後悔しない選択をするためには、有効な手段です。
事例紹介:ウォールナットと相性の良いカップボード
実際、ウォールナットの床と建具に合うカップボードとして、以下のような事例があります。
- 事例1:やや明るめのブラウンのカップボード:ウォールナットの重厚感を邪魔することなく、明るさと温かみをプラス。空間全体が重くなりすぎず、バランスの良い仕上がりになっています。
- 事例2:ホワイトオークのカップボード:ウォールナットとは異なる素材感ですが、明るい色合いで空間を明るくし、ウォールナットの重厚感を引き立てています。モダンな印象に仕上がります。
- 事例3:濃いブラウンのカップボード:ウォールナットと統一感があり、高級感のある落ち着いた空間を演出しています。ただし、空間が暗くならないよう、照明計画が重要になります。
これらの事例はあくまでも参考です。ご自身の好みやライフスタイル、そしてキッチンの広さなどを考慮して、最適なカップボードを選びましょう。
カップボードの色選びは、新築における重要な決定事項の一つです。じっくり時間をかけて、後悔のない選択をしてください。素敵なカップボードが見つかることを願っています!