マンション4階に現れるヤモリ:共存のためのガイド

家にヤモリが住んでいるかもしれません。どうしたらいいですか? 二週間ほど前、普通サイズのヤモリ(10㎝ぐらい)が出ました。放っておくと、5日後くらいに、体長2センチぐらいのヤモリの死骸(動かない)がいたので、前見たアイツがひからびて縮んでしまったのかと思い、土に返しました。 その4日後くらいに、今度はまた普通サイズのヤモリが出ました。二匹目だったのでビックリしましたが、このままだとひからびてしまうと思い、家の外に出しました。そして今日朝、体長3センチぐらいのヤモリの死骸(動かない)がいました。まさかの3匹目だったのでビックリしましたが、土に返しました。 家はマンションの4階、マンションの裏には山があります。ヤモリはマンションの階段とかによくいます。 問い1、ヤモリは家の中で増殖することもできるんでしょうか? 問い2、ヤモリは小さくなって死ぬこともあるんでしょうか? (体長2〜3センチのはもしかしたら子供ヤモリで、死んだふりをしていたのかもしれないと思いました) 問い3、ヤモリの侵入ルートは、窓の他に、どこがありますか? 調べたところ、ヤモリは害虫を食べてくれるいい生物みたいですし、 私自身ヤモリは好きな方なので、退治とかは考えていません。 家の中で増殖しているにしてもそっと見守っていこうと思っています。 問い1〜3のどれかでもいいので、お答えいただけると嬉しいです。 よろしくお願いします。

ヤモリとマンション生活:よくある疑問と解決策

マンションの4階にヤモリが出現し、しかも複数回にわたって小さなヤモリの死骸を発見されたとのこと、ご心配ですね。ヤモリは益虫として知られており、害虫を食べてくれるため、共存できれば理想的です。しかし、死骸の発見は少し気になりますね。以下、ご質問にお答えしていきます。

問い1:ヤモリは家の中で増殖できるのか?

結論から言うと、ヤモリは家の中で増殖する可能性があります。ヤモリは昆虫などを餌としており、家の中にゴキブリや蚊などの虫がいる場合、餌が豊富にあるため繁殖しやすい環境となります。特に、暖かい場所や湿気の多い場所を好みますので、キッチンや浴室などは繁殖しやすい場所と言えます。ただし、マンションの4階という高さから、自然繁殖の可能性は低いと考えられます。発見されたヤモリは、すでに成体で、家の中に侵入してきた可能性が高いです。

問い2:ヤモリは小さくなって死ぬことがあるのか?

発見された2~3cmのヤモリは、死んだふりをしていた可能性もありますが、脱皮した皮の可能性も考えられます。ヤモリは成長とともに脱皮を繰り返します。脱皮した皮は小さく、一見死骸のように見えることがあります。また、小さいヤモリは幼体である可能性が高いです。もし、複数のヤモリが家の中にいるとすれば、親ヤモリが卵を産み、幼体が孵化した可能性も考えられます。

問い3:ヤモリの侵入ルートは?

窓以外にも、ヤモリが侵入できるルートはいくつかあります。

  • 換気扇: キッチンや浴室の換気扇は、ヤモリにとって侵入しやすい経路です。小さな隙間から侵入してくる可能性があります。
  • 排水管: 排水管を通って侵入してくることもあります。特に、古い建物では、排水管の隙間が大きくなっている可能性があります。
  • ドアの隙間: ドアとドア枠の隙間、サッシの隙間からも侵入可能です。特に、古いマンションでは隙間が大きくなっている可能性があります。
  • 外壁の亀裂: マンションの外壁に亀裂などがあれば、そこから侵入する可能性があります。

ヤモリとの共存:具体的な対策

ヤモリを退治するのではなく、共存を目指したいとのことですので、以下の対策を検討してみましょう。

侵入経路の遮断

  • 窓やドアの隙間を塞ぐ: 隙間テープやパッキンを使用して、ヤモリの侵入を防ぎます。特に、窓のサッシの隙間は丁寧に塞ぎましょう。
  • 換気扇のカバー: 換気扇に網戸のようなカバーを取り付けることで、ヤモリの侵入を防ぎます。ただし、換気機能を阻害しないように注意が必要です。
  • 排水管の点検: 排水管に亀裂や隙間がないか確認し、必要であれば修理を依頼します。

家の中の環境整備

  • 餌となる虫を減らす: ゴキブリや蚊などの害虫を駆除することで、ヤモリの餌となるものを減らし、家の中にヤモリが住み着くのを防ぐことができます。定期的な清掃と、必要であれば殺虫剤の使用を検討しましょう。
  • 湿気をなくす: ヤモリは湿気を好みます。浴室やキッチンなどの湿気をこまめに取ることで、ヤモリの住み着きにくい環境を作ることができます。換気をしっかり行い、乾燥剤などを活用しましょう。

ヤモリを発見した場合

  • 優しく捕獲して外に出す: ヤモリを発見した場合は、優しく捕獲して家の外に出しましょう。捕獲器を使うと安全です。無理に追い払おうとせず、落ち着いて対応しましょう。
  • 死骸の処理: ヤモリの死骸を発見した場合は、土に埋めるか、ゴミとして処分しましょう。

専門家の意見:害虫駆除業者への相談

もし、ヤモリの侵入が頻繁に起こる場合や、ヤモリの数が多くて不安な場合は、害虫駆除業者に相談することをお勧めします。専門家は、ヤモリの侵入経路を特定し、適切な対策を提案してくれます。また、ヤモリの駆除方法についても相談できます。

まとめ:ヤモリとの共存を目指して

ヤモリは益虫であり、人間に害を与えることはありません。共存できるよう、侵入経路の遮断や家の中の環境整備を行うことで、安心して暮らせる環境を築きましょう。それでも不安な場合は、専門家への相談も検討してみてください。

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