マンション2階へのシャッター設置:手動シャッターのメリット・デメリットと検討ポイント

一階には電動シャッターを設置しますが、二階に手動シャッターを付けるか迷っています。二階にもシャッターはあったほうが良いのでしょうか?予算の関係で、電動にはできません。二階は子供部屋のみです。子供が毎日開け閉めするかも怪しくて。補足あったほうが良い利点を、色々な方の目線から詳しく教えていただけると助かります。マンションでずっと雨戸やシャッターのない生活をしていたもので、、。

マンション2階へのシャッター設置は必要?メリット・デメリットを徹底解説

マンションの2階に手動シャッターの設置を検討されているとのこと、ご心配な気持ちよく分かります。1階に電動シャッターを設置されるということは、防犯対策やプライバシー保護、そして日差しや雨風対策も意識されていると推測します。2階、特に子供部屋のみの利用という状況下では、電動シャッターほどの費用をかける必要性を感じないのも当然です。しかし、シャッターの有無で得られるメリットとデメリットを総合的に判断することが重要です。以下、様々な視点から検討してみましょう。

防犯対策の観点

防犯対策は、シャッター設置の大きなメリットです。1階と同様に、2階にも窓から侵入されるリスクは存在します。特に子供部屋の場合、子どもが留守番をする可能性も考慮すると、防犯対策は必須と言えるでしょう。手動シャッターでも、ある程度の抑止力となり、不審者の侵入を困難にする効果は期待できます。ただし、電動シャッターと比較すると、防犯性能は劣ると言わざるを得ません。

プライバシー保護の観点

マンションの高層階であっても、近隣からの視線は気になります。特に子供部屋の場合、プライバシーの保護は非常に重要です。手動シャッターは、プライバシーを守る上で有効な手段となります。カーテンやブラインドと違い、しっかりとした遮蔽効果が期待できます。夜間の明かり漏れを防ぎ、生活リズムを外部に知られにくくする効果もあります。

自然災害対策の観点

近年、台風や豪雨などの自然災害が増加傾向にあります。窓ガラスの破損を防ぎ、飛来物から室内を守るという点でも、シャッターは有効です。手動であっても、災害発生時には、窓ガラスの破損を防ぐ役割を果たします。

日差しと断熱効果の観点

シャッターは、日差しを遮断し、室温の上昇を抑える効果があります。特に夏場、西日が当たる部屋では、効果を実感できるでしょう。また、冬場には冷気を遮断し、断熱効果も期待できます。ただし、手動シャッターは、開閉の手間がかかるため、頻繁な開閉は現実的ではありません。

子供部屋としての観点

子供が毎日開け閉めするかどうかは、子供の年齢や性格、習慣によって大きく異なります。小学生低学年であれば、開閉は難しいかもしれません。しかし、安全性を考慮した設計であれば、ある程度の年齢になれば、子供自身で開閉できるようになります。

コストパフォーマンスの観点

電動シャッターに比べて、手動シャッターは初期費用が安価です。予算を抑えたい場合、手動シャッターは現実的な選択肢となります。ただし、開閉の手間を考慮すると、長期的なコストパフォーマンスは、必ずしも優れているとは言えません。

専門家の意見:建築士の視点

建築士の視点から見ると、2階に手動シャッターを設置するメリットは、防犯とプライバシーの確保です。特に、子供部屋の場合、これらの要素は非常に重要です。ただし、設置の際には、窓のサイズや形状、建物の構造などを考慮する必要があります。専門業者に相談し、適切なシャッターを選定することが重要です。

手動シャッターを選ぶ際のポイント

手動シャッターを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 素材:耐久性があり、メンテナンスが容易な素材を選ぶことが重要です。アルミ製が一般的で、軽量で錆びにくいというメリットがあります。
  • 操作性:スムーズに開閉できるかどうかを確認しましょう。ハンドルやベルトの操作性、重量などを実際に確認することが大切です。
  • 安全性:指詰め防止などの安全機能が備わっているか確認しましょう。小さなお子さんいる家庭では特に重要です。
  • デザイン:建物の外観と調和するデザインを選びましょう。色や素材、窓枠とのバランスなどを考慮しましょう。
  • 防犯性能:シャッターの強度やロック機構を確認しましょう。防犯性能を高めるためには、補助錠などを併用するのも良いでしょう。

まとめ:費用対効果とライフスタイルを考慮して判断を

2階へのシャッター設置は、防犯、プライバシー、災害対策などのメリットがありますが、手動シャッターの場合、開閉の手間や電動シャッターに比べて劣る防犯性能などを考慮する必要があります。お子さんの年齢や生活スタイル、予算などを総合的に判断し、最適な選択をしてください。 専門業者への相談も有効な手段です。

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