マンション2戸を1戸にリフォーム!壁の撤去と費用、管理費・修繕積立金について徹底解説

現在マンションに住んでいます。同マンションの隣の部屋の購入を検討中です。 その際、2戸を1戸にしたいと考えています。2部屋の間の壁が共用部分で、それを壊すことが出来ない場合や管理組合等の許可が必要なことまで分かりました。実際1戸に出来た場合、修繕積立費や管理費は2戸分支払う必要があるのでしょうか?

マンション2戸を1戸にリフォームする際の注意点

隣接するマンション2戸を1戸にリフォームする計画、素晴らしいですね!広々とした空間を実現できる魅力的なプランですが、いくつかの重要なポイントを理解しておく必要があります。特に、壁の撤去や管理費・修繕積立金の問題は、事前にしっかりと確認しておかなければならない事項です。

壁の撤去について:共用部分の取り扱いと許可

まず、隣室との間の壁が共用部分である場合、勝手に撤去することはできません。マンションの管理規約をよく読み、壁の撤去について規定されているかを確認しましょう。多くの場合、管理組合への申請と許可が必要となります。申請にあたっては、設計図面や施工計画書、安全性の確認書類などを提出する必要があるでしょう。また、専門業者による調査が必要となるケースも想定されます。

もし、壁が共用部分ではなく専有部分の一部であれば、比較的容易に撤去できる可能性がありますが、それでも管理規約を確認し、必要に応じて管理組合に相談することが大切です。

管理費・修繕積立金の支払いについて

2戸を1戸にリフォームした後も、管理費と修繕積立金は、原則として元の2戸分の金額を支払う必要があります。これは、マンション全体の維持管理に必要な費用を、各戸で負担するという仕組みのためです。リフォームによって専有面積が増えたとしても、管理費・修繕積立金の負担額が減額されるケースは稀です。

ただし、管理組合の規約によっては、例外的な取り扱いがある可能性もあります。例えば、専有面積の変更を反映して管理費を調整する規定がある場合などです。この点についても、管理組合に事前に確認することが重要です。

リフォーム費用と資金計画

2戸を1戸にリフォームする際には、多額の費用がかかります。壁の撤去費用だけでなく、間取り変更に伴う工事費用、内装工事費用、設備交換費用など、様々な費用が発生します。

費用内訳例

* **壁撤去費用:** 共用部分の壁撤去には、専門業者への依頼が必要で、高額になる可能性があります。
* **間仕切り工事費用:** 新しい間取りに合わせて、壁やドアなどを設置する費用。
* **内装工事費用:** 床、壁、天井などのリフォーム費用。
* **設備交換費用:** キッチン、浴室、トイレなどの設備を交換する場合の費用。
* **電気・水道工事費用:** 配管や配線の変更が必要な場合の費用。
* **設計費用:** 設計事務所に依頼する場合の費用。
* **申請費用:** 管理組合への申請費用。

これらの費用を正確に見積もるためには、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。見積もりを比較することで、適正な価格を判断することができます。また、リフォームローンの利用も検討しましょう。

専門家への相談

マンションのリフォームは、専門家のアドバイスを受けることが非常に重要です。

建築士・設計士への相談

建築士や設計士に相談することで、安全で快適な住空間を実現するための設計を依頼できます。また、管理組合への申請手続きについてもアドバイスをもらえます。

管理組合への相談

管理組合に事前に相談することで、規約の確認や申請手続きの方法を学ぶことができます。また、リフォームに関するルールや制限についても理解することができます。

具体的なステップ

1. **管理規約の確認:** マンションの管理規約を熟読し、2戸を1戸にリフォームすることについて、許可や制限がないかを確認します。
2. **管理組合への相談:** 管理組合にリフォーム計画を説明し、許可を得るための手続きについて相談します。
3. **専門業者への依頼:** 建築士、設計士、施工業者などに相談し、設計図面を作成し、見積もりを取ります。
4. **資金計画:** リノベーション費用を算出し、資金調達方法を検討します。
5. **申請手続き:** 管理組合に申請書を提出し、許可を得ます。
6. **工事実施:** 許可を得たら、リフォーム工事を開始します。
7. **完了検査:** 工事完了後、専門業者に検査を依頼し、問題がないことを確認します。

まとめ:夢の実現に向けて、綿密な計画を

2戸を1戸にリフォームすることは、大きな計画です。しかし、綿密な計画と準備、そして関係各所への適切な対応によって、広々とした快適な住空間を実現できます。専門家への相談を積極的に行い、管理組合との良好な関係を築くことが成功の鍵となります。 ベージュの壁や家具を取り入れることで、温かみのある空間を演出することもできます。

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