マンション15階でガーデニングできますか？ ベランダガーデニングを楽しみたいのですが、 15階建て最上階の部屋で、ベランダの他に広いルーフバルコニーがついている部屋を勧められました。15階だと風は強いですか？ 色々雑貨や、家具、飾りを置くのは不可能ですか？ 今建設中のマンションなので調べようがないのですが。。 建物の向きにもよるかもしれませんが、南向きのタイプと、ちょっと西を向いているタイプがあり、ルーフバルコニーが東についているタイプを検討中です。 今もマンションですが、地上三階なので、風の影響をうけたことはありません。 どなたか教えてください。
Contents
15階の高層マンションでのガーデニング：可能性と課題
15階の高層マンションでのガーデニングは、地上階とは異なる環境を考慮する必要があります。魅力的なルーフバルコニー付きとはいえ、強風や日照、そして安全面など、いくつかの課題を事前に把握しておくことが重要です。この記事では、高層階でのベランダ・ルーフバルコニーガーデニングの可能性と、成功のための具体的な対策を解説します。
高層階特有の課題：強風と日照
強風対策：植物選びと固定方法
15階という高さでは、地上階とは比較にならないほど風が強くなります。特に、西向きや南向きのバルコニーは、夕方の強風や季節風を直接受ける可能性が高いです。そのため、植物選びから工夫が必要です。
- 強風耐性のある植物を選ぶ：背が低く、根がしっかり張る植物を選びましょう。ハーブ類、多肉植物、小型の低木などが適しています。風で倒れやすい背の高い植物は避けるべきです。
- 鉢の固定：強風で鉢が飛ばされないよう、しっかりと固定することが重要です。市販の鉢固定具を使用したり、重りを置く、鉢底に砂利を入れて重さを増すなどの対策を行いましょう。さらに、鉢同士を結束バンドなどで繋げるのも効果的です。
- 風よけの設置：建物構造によっては難しい場合もありますが、パーゴラやスクリーンを設置して風を遮ることも検討できます。ただし、風による破損を防ぐため、しっかりとした固定が必要です。また、風通しが悪くなりすぎないように注意しましょう。
- 防風ネットの活用：ベランダ全体を覆う防風ネットは、強風から植物を守るのに効果的です。ただし、日照不足にならないよう、メッシュ状のものを選び、適切な位置に設置することが重要です。
日照時間と日当たり：植物の選定と配置
マンションの向きによって、日照時間は大きく異なります。南向きは日当たりが良い一方、西向きは夕方の直射日光が強くなります。東向きのルーフバルコニーは、午前中の日差しが当たるため、日陰を好む植物も育てることができます。
- 日照条件に合わせた植物選び：日当たりの良い場所には日照を好む植物、日陰の場所には耐陰性のある植物を選びましょう。植物の特性を理解し、適切な場所に配置することが重要です。
- 日除け対策：西向きのバルコニーでは、夏の強い日差しから植物を守るために、日除けシェードなどを設置することを検討しましょう。遮光ネットなども効果的です。
安全面とレイアウト：家具や雑貨の配置
高層階では、落下による危険性も考慮しなければなりません。
ネットで買うなら？いろのくにのおすすめインテリア(PR)
- 落下防止対策：鉢や雑貨、家具などが風で飛ばされないように、しっかりと固定しましょう。特に、ルーフバルコニーは開放的なため、落下防止対策は必須です。転落防止柵の高さや強度も確認しておきましょう。
- 安全な素材を選ぶ：割れやすい素材の鉢や雑貨は避け、万が一落下しても危険性の低い素材を選びましょう。プラスチック製の鉢や、軽量な素材の家具がおすすめです。
- 家具の配置：ルーフバルコニーに家具を置く場合は、風の影響を受けにくい場所に配置し、転倒防止対策をしっかり行いましょう。
マンション建設中における情報収集
建設中のマンションの情報は限られていますが、以下の方法で情報を集めることができます。
- 販売会社への問い合わせ：ベランダやルーフバルコニーの構造、風に関する情報、過去のデータなどを積極的に質問しましょう。過去の類似物件のデータがあれば参考になります。
- 近隣の住民への聞き込み：既に同じマンションに住んでいる人がいれば、風の状況やガーデニングに関するアドバイスをもらえるかもしれません。
- 建築図面の確認：図面からベランダやルーフバルコニーの広さ、風除けの有無などを確認できます。
専門家への相談
ガーデニングに不安がある場合は、造園業者やガーデニングアドバイザーに相談してみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より安全で快適なガーデニングを実現できます。
まとめ：高層階ガーデニングを楽しむためのポイント
15階の高層マンションでのガーデニングは、地上階とは異なる環境を考慮する必要がありますが、工夫次第で十分に楽しめます。強風対策、日照対策、安全対策をしっかり行い、植物の種類や配置を工夫することで、美しいベランダやルーフバルコニーガーデニングを実現できるでしょう。 販売会社への積極的な質問、専門家への相談などを活用し、安心してガーデニングを始めましょう。
