マンション1室の登記簿謄本と図面取得方法|会社登記と費用についても解説

マンションの1室の登記簿謄本を取って来てほしいと知人から頼まれています。住所、電話番号、マンション名、部屋番号、住んでいる人の氏名もわかります。そのマンションの1室の部屋の図面も取れると聞いたのですがどのような手続きを踏んで取得することができるのでしょうか?

そのマンション1室で会社を経営されているようなのですが(有限会社)法人の登記簿謄本も一緒に取ることはできますか?

(会社名はわかりますが、本店がどこなのかはわかりません。このマンションかも知れないし、違うかもとのことです)

取ることができた場合、その会社の代表者の名前や事業内容はわかりますか?

すべて法務局でできることなのでしょうか?

料金はどのくらいかかるのかも教えていただけると助かります。

また私の名前ではなく知人の名前で請求できるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。補足法人の謄本ですが、会社名を書き、とりあえずこのマンションの住所で記入して出し

実際にここが本店ではないときは出せませんね~と言われて終わるのでしょうか?

(料金は発生するのでしょうか?)

タウンページにも載っていない会社のようなので、いろいろ心配でして。

質問ばかりですみません。

マンションの登記簿謄本と図面の取得方法

知人からの依頼で、マンション1室の登記簿謄本と図面を取得したいとのことですね。まず、登記簿謄本は法務局で取得できます。必要な情報は、マンションの住所、部屋番号、所有者の氏名です。これらの情報が全て分かっていれば、スムーズに取得できます。

登記簿謄本の取得手順

1. **法務局の窓口へ行くか、オンライン申請をする:** 最寄りの法務局を事前に確認し、窓口へ直接行くか、オンライン申請システムを利用します。オンライン申請は、事前に必要な書類をスキャンする必要があります。
2. **申請書に必要事項を記入する:** 申請書には、マンションの住所、部屋番号、所有者の氏名などを正確に記入します。
3. **手数料を支払う:** 申請手数料は、登記の種類によって異なります。
4. **登記簿謄本を受け取る:** 窓口申請の場合は、その場で登記簿謄本を受け取れます。オンライン申請の場合は、指定した方法で受け取ります。

マンションの図面取得

マンションの図面は、管理会社または所有者から入手するのが一般的です。管理会社に連絡を取り、図面の入手方法を確認しましょう。所有者と直接連絡が取れる場合は、所有者へ図面の提供を依頼することもできます。場合によっては、建築確認済証の写しで代用できることもあります。建築確認済証は、市区町村の建築指導課で取得できます。

法人の登記簿謄本の取得

マンションで会社を経営しているとのことですが、法人の登記簿謄本も取得可能かどうかですね。これは、その会社の本店所在地がマンション内であるかどうかで変わってきます。

法人の登記簿謄本の取得手順

1. **会社の本店所在地を確認する:** まず、会社の本店所在地がそのマンションであることを確認する必要があります。会社名とマンション住所だけでは、本店所在地がマンション内であるとは断言できません。インターネット検索や国税庁の法人番号公表サイトなどで確認してみましょう。
2. **法務局に申請する:** 本店所在地がマンション内であれば、会社名と本店所在地(マンション住所)を記載して法務局に申請します。
3. **申請手数料を支払う:** 法人登記簿謄本の手数料も、種類によって異なります。
4. **登記簿謄本を受け取る:** 法務局で登記簿謄本を受け取るか、オンライン申請の場合は指定の方法で受け取ります。

本店所在地が不明な場合

もし、本店所在地が不明な場合は、マンション住所で申請を試みることもできます。しかし、本店所在地が異なる場合は、「出せません」と言われる可能性が高いです。その場合でも、申請手数料は発生します。

取得できる情報と費用

登記簿謄本には、所有者の氏名、住所、土地や建物の面積、権利関係などが記載されています。法人の登記簿謄本には、会社名、本店所在地、代表者名、事業内容、資本金などが記載されています。

費用は、登記簿の種類や申請方法によって異なります。法務局のホームページで手数料を確認するか、直接法務局に問い合わせてください。一般的に、数百円から数千円程度です。

代理申請について

あなたの名前ではなく、知人の名前で申請することは可能です。その際は、委任状が必要になります。委任状には、申請者の氏名、住所、依頼者の氏名、住所、委任内容などを記載します。

専門家のアドバイス

登記簿謄本や図面の取得、法人の登記簿謄本の取得手続きは、複雑な場合があります。不明な点があれば、法務局に直接問い合わせるか、行政書士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、手続きのサポートをしてくれるだけでなく、必要な書類の収集や申請代行なども行ってくれます。

まとめ

マンション1室の登記簿謄本と図面、法人の登記簿謄本の取得には、いくつかの手順と注意点があります。正確な情報に基づいて手続きを進め、必要に応じて専門家の力を借りることで、スムーズに取得できます。

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