マンション騒音問題:管理組合への相談は本当に常識?騒音トラブル解決へのステップ

マンション上の騒音を指摘したら「管理組合を通すのが常識、直接来るな」と言われました。 マンションの上の住人の足音・物音に悩んでいます。 分譲マンションとは思えないほど響きます。 賃貸のワンルームだったころの方がよほど静かでした。 最近ひどくなっています。 夕方掃除機はどこをかけているかすぐわかりますし、 足音もかかとからがんがんおりるのか、どすどすします。 そしてそれと同様の足音が22時ごろから再燃します。 おそらくご主人が帰宅するのでしょう。 うちは家族全員「うるさい」と言っています。 夫は鷹揚な人ですが、それでもうるさいと言います。 それで、 「平素より大変お世話になっております。 階下の〇〇です。 このところ物音・足音がとても響きます。 模様替えか何かされているのでしょうか? 今少しご配慮いただければ幸いです。 書面でのお伝えで申し訳ありません。」 と、郵便受けにいれました。 ところが状況には変化はありません。 伝導して伝わる音は出している側には自覚しにくかったり、 実は他の家だったということもあるからな~、と思い、 夕方掃除の物音がうるさい時にインターホンを鳴らしたら、 やはり階上のお宅だと確認できました。 それで、再度お伝えしようとしたら、 「こういうものは管理組合を通すのが常識です。 お互い話したって感情的になるに決まっているんだから、 管理組合を通してください。 うちはもう通してますから。」 の一点張りで、何を説明しようとしてもまったく答えてくれません。 もちろん「少し気を付けてみますね」とも「すいません」とも言いません。 ドアをそのまま閉めようとするので、 「ちょっと待ってください」と押さえようとしたら、 「やめてください!!」と、すごい勢いで叫んで手を払われて、閉めてしまわれました。 この時まで私は、 1.まずは個人でそこそこコミュニケーションを取ってみてから、 困った時に管理組合では?と思っていた。 2.書面を入れてからこの時まで(2週間くらいありました)、 組合を通す方針にしたとは上階からも組合からも聞いていない。 …という状況でした。 私としては音をゼロにしたいのではなく、 夜分はそろそろと注意してるのかな?という、 配慮の感じられる音が聞こえる形にしたかったのです。 でも、それを伝えることもできませんでした。 完全にクレーマー扱いです。 このような方たちからは心のこもった配慮や謝罪など期待できませんから、 仕方ないので条件を具体的に絞って組合にお願いしようと考えています。 ・夜分足音や物音が昼間の騒々しい音と同様の家人に配慮をしてもらうこと。 歩き方、シートの使用、カーペット等々方法は問いません。 ・ピアノの伝導音も楽譜をおこせるくらいはっきりわかるので、 防音シート、防音マット、防音室(ヤマハから出ています)、電動ピアノによるヘッドホン使用等、 確実にブロックできる対処をすること。 この二点を組合にお願いすることにしました。 同時に、すぐには無理ですが、 知人宅の業者などを参考にして、 防音のしっかりしたマンションあるいはいっそ一戸建てを、 本腰入れて探していこうと思っています。 階上の方が人間味のある配慮をするようになるとは思えないので。 分譲のマンションで、先方はおそらく購入(入る前に大規模リフォームしていたので)、 当方はオーナーが別にいて賃貸です。 従って私たちは管理組合の役員にはなれません。 また、何か工事などする場合にはオーナーの許可が必要で、 オーナーと連絡を取るには管理会社を介して、という形になります。 分譲マンションにお住まいの方にお伺いします。 このような場合、どんなにささいな問題でも一番最初から組合を通すのは常識でしょうか? 組合の業務にはトラブルへの対処が確かにありますが、 毎日のように会議をしているわけでもないですし、 それぞれにご自分の生活もある中、 マンション住人すべての仲裁をするのが当然とは私には思えないのです。 ちなみに、賃貸物件に入っている場合は、 借りている方の立場の差もありませんし、 管理会社もはっきりしていて直で話せばいいので、 その場合は管理会社を私は先に通します。 (会社だったら仕事ですし…) 私は非常識だったのでしょうか?補足補足いたします。 以前別の方が入居していた時、 陶器が投げつけられて割れるような音、足音、怒鳴り声、 「お願いだからもうやめて!」という女性の声 などが聞こえてきたことがあり、 その時は管理人さんにまずお知らせをしました。 ですが、 「静かに、というお願いにせよ警察呼ぶにせよ、 自分の判断でなさってください」 と言われました。 それで今回はこのようにいたしましたが、 今は管理人さんが当時と変わったこともあってでしょうか、 こういう事態になりました。 管理人さんが対応してくれたり、くれなかったり、 常識ってなんだろうと思っての質問でした…。

マンション騒音問題:直接交渉と管理組合への相談、どちらが正しい?

マンションの上階からの騒音で悩まれているとのこと、大変お辛い状況ですね。 まず、ご自身の対応は決して非常識ではありませんでした。 騒音トラブルはデリケートな問題であり、解決方法はケースバイケースです。 直接交渉を試みられたこと、そして書面で配慮を求められたことは、問題解決に向けた適切な第一歩と言えるでしょう。

しかし、相手方が感情的に反応し、管理組合を通すよう強く主張されたことから、状況は複雑化しています。 「管理組合を通すのが常識」という意見は、必ずしも絶対的なものではありません。 初期段階で直接話し合うことで解決するケースも少なくありません。 しかし、今回のケースのように、直接交渉がうまくいかない場合、管理組合への相談は有効な手段となります。

マンション騒音トラブル解決のためのステップバイステップガイド

騒音問題は、早期解決が重要です。 以下に、具体的な解決ステップと、それぞれのステップにおける注意点をご紹介します。

ステップ1:騒音状況の記録

まずは、騒音の発生日時、種類(足音、物音など)、程度などを詳細に記録しましょう。 可能な限り、証拠となる記録を残すことが重要です。 スマートフォンやビデオカメラで録音・録画するのも有効です。 記録は、管理組合への相談や、必要に応じて法的措置を取る際に役立ちます。

ステップ2:穏やかなコミュニケーションで直接交渉(再チャレンジ)

再度、上階の方と話し合うことを検討してみましょう。 ただし、前回のような感情的な対応を避けるために、事前に以下の点を意識しましょう。

  • 冷静な態度を保つ:感情的にならないよう、落ち着いたトーンで話し合いましょう。
  • 具体的な事例を挙げる:抽象的な表現ではなく、「○月○日○時頃、大きな足音が聞こえました」など、具体的な事例を挙げて説明しましょう。
  • 解決策を提案する:問題点を指摘するだけでなく、「防音マットの使用を検討してみてはいかがでしょうか」など、具体的な解決策を提案することで、相手方の協調性を促せます。
  • 第三者の立会い:信頼できる友人や知人に立会いを依頼するのも有効です。 第三者がいることで、話し合いがスムーズに進み、感情的な対立を避けやすくなります。

ステップ3:管理組合への相談

直接交渉がうまくいかない場合は、管理組合に相談しましょう。 管理組合は、マンションの秩序を維持する役割を担っており、騒音問題への対応もその業務の一つです。 相談する際には、騒音状況の記録、これまでの経緯などを詳細に説明し、具体的な解決策を求めましょう。

ステップ4:専門家への相談

管理組合への相談でも解決しない場合は、弁護士や建築士などの専門家に相談することを検討しましょう。 専門家は、法律的な観点からアドバイスをしてくれるだけでなく、必要に応じて、相手方への警告状を送付したり、裁判などの法的措置を支援してくれます。

騒音トラブルを防ぐためのマンション選びと対策

将来、騒音トラブルに悩まされないためにも、マンション選びや入居後の対策が重要です。

マンション選びのポイント

  • 防音性能の高いマンションを選ぶ:床の構造、壁の厚さなど、防音性能に配慮したマンションを選びましょう。 モデルルームで実際に音の響きを確認するのも有効です。
  • 上階の様子を確認する:可能であれば、上階の住人の生活状況を確認しましょう。 小さな子供がいる家庭や、楽器を演奏する人がいる場合は、騒音トラブルのリスクが高まります。
  • 管理組合の対応を確認する:管理組合が騒音問題にどのように対応しているかを確認しましょう。 迅速かつ適切な対応をしてくれる管理組合を選ぶことが重要です。

入居後の対策

  • 防音対策グッズを活用する:カーペット、防音マットなどを活用することで、騒音を軽減できます。
  • 生活音を意識する:深夜や早朝は、騒音に配慮した生活を心がけましょう。
  • 良好な隣人関係を築く:挨拶を交わしたり、ちょっとしたプレゼントを贈ったりすることで、良好な隣人関係を築きましょう。 良好な関係は、トラブル発生時の対応を円滑にする上で役立ちます。

専門家の意見:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から見ると、今回のケースでは、まずは管理組合への相談が適切な手段です。 管理規約に騒音に関する規定がある場合、それに基づいて解決を図ることができます。 また、管理組合が適切な対応をしてくれない場合、弁護士に相談することで、法的措置を検討することもできます。 ただし、法的措置は最終手段であり、まずは話し合いによる解決を目指すべきです。

まとめ:騒音トラブルは早期解決がカギ

マンションの騒音トラブルは、早期解決が非常に重要です。 今回のケースのように、感情的な対立に発展してしまうと、解決が難しくなる可能性があります。 まずは冷静に状況を把握し、段階的に解決策を検討していくことが大切です。 そして、管理組合との連携を密にすることで、円滑な解決へと導くことができるでしょう。

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