マンション騒音問題と管理会社の対応:専門家と経験者の視点から解決策を探る

マンション(鉄筋コンクリート)、1年前より上の階の住民に騒音で悩まされています。 先日深夜にまたうるさかったので、管理会社に苦情を入れました。 1時間くらいしていたのでさすがに寝れず、いつもより強めに苦情を入れました。(弁護士や強制退去など) それに対して管理会社から、 「あなたの言っていることはやり過ぎで、常識では考えられない」 「こちらは何度も対応しているが、上の住民は知らぬ存ぜぬ。あなたは過剰に反応しすぎだ。」 「そんなに静かな生活がしたいなら、あなたが引越せば良い。」 「当社がここまで何らかの対応をしているのに、執拗に苦情を入れるなら業務妨害だ。」 とほぼ全面的に上の階の住民のことを擁護しており、非常に強気です。 もともと部屋の稼働率が非常に高く(自分のマンションはいつでも満室)利益も上がっているようですから、 いつも上から目線な物言いをされます。(担当者は僕が年下だから、いつもタメ口です。客なのに。) 管理会社に苦情を入れて対応してくれたのは、毎回口頭での注意と、何回か全体に向けた騒音注意喚起の掲示でした。 一度、部屋に来て聞いていてほしいと頼んだのですが、さすがにそれは無理と言われました。 あと別の部屋が空いたから、移動しないかと言われましたが、引っ越し費用と今の部屋より間取りが悪いので断りました。 それについても「以前に移動を勧めたのに断った。」と、移動を提案したのにあなたは拒否した。 それなのに苦情を言い続けるのはどうなのだ。というようなことでした。 あと以前、自分は休日は10時ぐらいまでぐっすり眠っています。 それで朝の8時ぐらいから、家具の移動か何かで壁にドンドン突き当てる音がしてうるさかったので、 疲れているのに朝っぱらから起こされたものですから、その日周辺も足音などがうるさかったので、 我慢しなくていいと思い苦情を入れました。 そうすると、上の階の住民から「朝から部屋の掃除をして何が悪い!」と連絡に行った管理会社の社員が逆ギレされたそうです。 (掃除をしていたらしいです。あと逆ギレされた件は当時僕に連絡は無く、なぜか今回の回答と一緒に言われました) 確かに朝から掃除しているのだから、苦情を入れた僕が悪かったです。それは自分の落ち度だと思います。 今までの騒音としては、全て深夜に ・歩行音(ドンドン) ・会話音(大声で笑っている感じ、ケンカをしているのか叫び声) ・物を床に置く音(ドン、ドーン) ・その他よく分からない音 と言うような感じです。 管理会社の対応に正直呆れています。 本来なら住民同士の問題の調整役に当たってくれると頼りにしていたのですが、業務妨害だとまで言われました。 しかも正当な理由で住居の移動を断ったはずなのに、それまでもやり玉に挙げられています。 こちらとしては、今回苦情を入れる1週間前にも深夜にケンカをしているような叫び声と、 床に思いっきり物を投げつけるような音もした。と同時に伝えたのですが、それについては完全に無視。 あとこれ以上管理会社から苦情を言ってもらっても進展が無いので、上の住民と管理会社に間に入ってもらって、 3者で話し合いをしたいとも提案しました。それも完全に無視。 もうこっちも相手が否認しているのだから、これ以上何もする気がないという感じです。 というか、僕の方が過剰に反応し過ぎだとか、常識外れだとか言われる始末です。 しかも証拠も何もないからだと思いますが、上の階の住民が否認しているのを全面的に信用しているようです。 逆に僕は完全に嘘つき、異常者呼ばわりされているような感じです。 それに軽く僕が退去をするように遠回しに言われています。 管理会社がそもそも対応はそこそこしてくれているのですが、殿様商売な感じのところもあります。 上記の件について、管理会社の対応は皆さんから見て正しいと思いますか? あと同じような経験をされた方がいるなら、ぜひ意見などをお聞かせ願いたいです。 また、何か対策のしようがあれば、ぜひ教えてください。 個人的には軽く侮辱されたような気分なので、非常に落ち込んでいます。 ちなみに諸事情により自分が引越しようとは思っていません。今後はもう我慢するしかなさそうです。 ボイスレコーダーで証拠を集めても、僕が自分で音を出して装っているとか思われて、信じて貰えなさそうです。 回答よろしくお願いします。

管理会社の対応は適切か?専門家の意見

まず結論から言うと、管理会社の対応は適切ではありません。管理会社は、マンション居住者の円滑な生活を維持する責任を負っています。騒音問題においては、客観的な事実確認を行い、両者の調停役として公平な対応をすることが求められます。しかし、質問者様の記述からは、管理会社が一方的に上の階住民を庇い、質問者様を非難する姿勢が見られます。これは、管理会社の業務怠慢と言えるでしょう。

管理会社が取るべき適切な対応としては以下の通りです。

  • 客観的な証拠収集:騒音発生日時、内容、頻度などを記録する。必要であれば、騒音測定器を用いた測定も検討する。
  • 複数回にわたる注意喚起:上の階住民に対して、口頭注意だけでなく、文書による厳重注意を行う。内容証明郵便で送付することで、法的証拠としても有効となる。
  • 第三者機関への相談:状況が改善しない場合は、専門の騒音問題相談窓口や弁護士に相談し、法的措置を検討する。
  • 住民間の直接交渉の仲介:質問者様と上の階住民の直接交渉を仲介し、問題解決に向けた話し合いを促進する。
  • 公平な対応:どちらかの住民を一方的に庇うことなく、両者の意見を丁寧に聞き、公平な立場から問題解決に当たる。

管理会社が「業務妨害」を主張するのは、明らかに不適切です。居住者が正当な理由で苦情を申し立てることは、権利であり、業務妨害には該当しません。また、居住者の転居を強要することも、管理会社の立場としては許される行為ではありません。

騒音問題への具体的な対策

質問者様は既に多くの苦情を申し出ているにも関わらず、状況は改善されていません。そのため、より積極的な対策が必要となります。

1. 証拠の収集

管理会社は証拠がないことを理由に、上の階住民の主張を優先している可能性があります。そのため、客観的な証拠を収集することが重要です。

  • 騒音記録アプリ:騒音レベルを記録できるスマートフォンアプリを利用し、騒音発生日時、レベルを記録する。複数回記録することで、騒音の継続性を示す証拠となります。
  • ボイスレコーダー:ボイスレコーダーで騒音を録音する。ただし、常時録音はプライバシー侵害に当たる可能性があるため、騒音発生時にのみ録音を行うようにしましょう。録音した音声データは、証拠として提出する際には、日時や場所などを明確に記載したメモを添付しましょう。
  • 写真・動画撮影:騒音発生時に、マンションの状況を写真や動画で記録する。例えば、壁に亀裂が入っているなど、騒音によって建物に損傷が生じている場合、その証拠として役立ちます。

重要なのは、継続的に証拠を収集することです。一度の記録だけでは、効果が薄いため、数日間にわたって記録を続けることで、騒音の頻度や程度を客観的に示すことができます。

2. 管理会社への再交渉

証拠を収集したら、管理会社に改めて交渉を行います。その際、冷静かつ客観的に、これまでの騒音被害と証拠を提示しましょう。感情的な言葉は避け、事実のみを伝え、管理会社に適切な対応を求めることが重要です。

3. 弁護士への相談

管理会社の対応に改善が見られない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、騒音問題に関する専門的な知識と経験を持っており、適切な法的措置をアドバイスしてくれます。

4. その他の対策

  • 遮音対策:防音カーテン、防音マット、防音パネルなどを設置することで、騒音を軽減することができます。ただし、完全に騒音を遮断することは難しい場合もあります。
  • 自治会への相談:マンションの自治会があれば、相談してみるのも良いでしょう。自治会は、住民間のトラブル解決に協力してくれる可能性があります。

経験者の声

多くのマンション居住者が、騒音問題で悩んでいます。インターネット上には、同様の経験を持つ方々の声が多く寄せられています。共通しているのは、管理会社の対応に不満を抱いている点です。管理会社は、利益を優先するあまり、居住者の権利を軽視しているケースも見られます。

まとめ

騒音問題は、精神的な負担が大きく、生活の質を著しく低下させる可能性があります。管理会社が適切に対応してくれない場合は、積極的に証拠を収集し、弁護士に相談するなど、自分自身で問題解決に当たる必要があります。諦めずに、粘り強く対応することで、解決への道が開ける可能性があります。

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