マンション騒音問題と大家の対応:法的措置と引っ越し準備

騒音について。 入居しているマンションの騒音で悩んでおります。 当方の部屋の上の階・斜め階の騒音が酷く、1度大家に相談しました。騒音の種類は「相撲取りの様な足音・大雑把な行動(荒いドアの開け閉め等)です。 1度目は騒音主に連絡してもらいました。 暫くしてまた再開したので、我慢した後に大家に相談すると「神経過敏じゃないのか!」と当方が怒鳴られました。 「共同生活に向いていない!」まで言われました。 当方は今までも他で賃貸生活をしていましたので、ある程度の生活音は承知しています。 一向に騒音が改善されないので、大家は無視して管理会社に相談してみると親身に相談・騒音主に連絡してくれました。 少しは静かになったと安心していると、暫くしてから大家から「うるさいと通報した主を探している。お宅か?」と聞かれました。 騒音主が逆ギレで大家に告げ口し、通報した犯人を大家が捜している状態です。 通報した方が悪い形になっています。 どういう見解でそんな犯人探しをしているんだ、騒音主が悪いから通報されたんだ、と大家と話をすると「そこまでこだわるなら 別の場所へ引越ししろ・完璧な防音マンションに引越ししろ」と嫌味を込めて罵られました。 大家の怠慢な態度、お金を払っている住人にこの様な言い回し。 傷つきました。ショックでした。 大家からこの様な事を言われ、大家に対する信用は一切失いました。 この場合、新たな住居への転居費用・慰謝料などを大家から取ることは出来ますか? 大家は当方に「別の場所に出て行け」と言いました。 騒音は勿論ですが、大家から「よそへ行け」などと言われた事に憤慨しています。 防音対策を怠り、管理会社に通報した住人を疑い罵り、こちらが悪いと決め付けられて困っております。 騒音主の嫌がらせと思える事もされています。 どちらにしろ、このような大家に払うお金が口惜しいので近々引越しする予定です。 ですが、その前に大家を許せません。 どうしたらよいでしょうか? お知恵をお借りできませんでしょうか?お願い致します。

騒音問題と大家の不適切な対応

賃貸住宅において、騒音問題は深刻な問題です。 質問者様は、上の階と斜め上の階の騒音に長期間悩まされ、大家に相談したにも関わらず、適切な対応を得られず、逆に非難されたとのこと。これは、大家の重大な責任怠慢と言えるでしょう。 大家は、賃貸借契約に基づき、居住者の安寧な生活を確保する義務を負っています。 騒音問題に対して放置したり、居住者を非難したりする行為は、この義務違反に当たります。

大家の責任と法的措置の可能性

大家の対応は、明らかに不適切です。 騒音問題への対応として、大家はまず騒音の原因究明を行い、騒音主に改善を促す義務があります。 質問者様は管理会社に相談することで、一時的に騒音が改善されたとありますが、これは大家の責任を果たしていないことの証明にもなります。 さらに、騒音通報者を特定しようとしたり、「引っ越ししろ」と迫ったりする行為は、脅迫や嫌がらせに該当する可能性があり、法的措置も検討できます。

慰謝料請求の可能性

騒音被害による精神的苦痛、大家からの不当な言動による精神的苦痛に対して、慰謝料請求が可能です。 請求できる慰謝料の金額は、騒音の程度、期間、精神的苦痛の程度などによって異なりますが、弁護士に相談することで、適切な金額を算定してもらうことができます。

転居費用請求の可能性

大家の責任によって居住環境が悪化し、やむを得ず転居することになった場合、転居費用を請求できる可能性があります。 ただし、これは大家の責任が明確に立証できる場合に限られます。 そのため、騒音被害の記録(録音、動画、日記など)、大家とのやり取りの記録(メール、手紙など)を証拠として保管しておくことが重要です。

具体的な法的措置

法的措置を検討する際には、以下の手順が考えられます。

  • 弁護士への相談: 弁護士に相談することで、状況を客観的に判断してもらい、法的措置の可能性や手順についてアドバイスを受けることができます。 弁護士費用はかかりますが、専門家の意見を聞くことで、より適切な対応を取ることができます。
  • 内容証明郵便の送付: 弁護士を通じて、大家に対して内容証明郵便を送付することで、これまでの経緯と要求事項を明確に伝え、証拠を残すことができます。 これは、訴訟を起こす前に、話し合いで解決を図るための有効な手段です。
  • 訴訟: 内容証明郵便で解決しない場合、裁判を起こすことも可能です。 裁判では、騒音被害の証拠、大家の不適切な対応の証拠などを提示する必要があります。

引っ越し準備と今後の対策

騒音問題と大家とのトラブルは、精神的にも大きな負担となります。 引っ越しを検討されているとのことですが、まずは落ち着いて準備を進めましょう。

引っ越し準備のステップ

  • 新居探し: 騒音問題を二度と経験しないためにも、防音性能の高いマンションを選ぶことが重要です。 窓の性能、壁の厚さ、床の構造などを確認しましょう。 可能であれば、実際に住んでいる人に話を聞いてみるのも良いでしょう。 また、管理会社や大家の対応についても確認しておきましょう。
  • 引っ越し業者の選定: 複数の引っ越し業者に見積もりを依頼し、料金やサービス内容を比較検討しましょう。 口コミサイトなども参考にすると良いでしょう。
  • 転居届: 引っ越しが完了したら、転居届を役所に提出しましょう。

今後のためのアドバイス

今後の賃貸生活で騒音問題に遭遇しないために、以下の点を意識しましょう。

  • 物件選び: 物件を選ぶ際には、防音性能だけでなく、管理会社の対応についても確認しましょう。 管理会社が迅速かつ適切に対応してくれるかどうかは、騒音問題が発生した場合に非常に重要です。 また、周辺環境も確認し、騒音源になりそうな場所がないか確認しましょう。
  • 賃貸借契約書: 賃貸借契約書をよく読んで、騒音に関する規定を確認しましょう。 騒音に関する規定がない場合は、追加で交渉することも検討しましょう。
  • 証拠の確保: 騒音問題が発生した場合には、騒音の記録(録音、動画、日記など)を証拠として残しておくことが重要です。 これは、大家や管理会社への交渉、訴訟などに役立ちます。

専門家の意見

弁護士や不動産会社などの専門家に相談することで、より適切な対応策を見つけることができます。 特に、法的措置を検討する際には、弁護士に相談することが重要です。 不動産会社は、賃貸物件に関する専門知識を持っているため、物件選びや契約に関するアドバイスを受けることができます。

まとめ

騒音問題は、賃貸生活における深刻な問題です。 大家の責任ある対応が不可欠であり、その対応が不適切な場合は、法的措置も検討すべきです。 引っ越しを検討されている場合は、騒音問題を二度と経験しないよう、物件選びには細心の注意を払いましょう。 そして、専門家の意見を参考に、今後の賃貸生活を安心して送れるように準備を進めてください。

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