マンション騒音トラブル解決ガイド:身に覚えのない苦情への対処法

中古マンションを妹と住むので購入し3月に入居しました。 入居時に近隣に挨拶し、入居者と会ったときは必ず挨拶しておりトラブルに 巻き込まれるとは思いもしませんでした。 管理会社から階下から深夜の騒音の苦情があると注意され、 自分たちはいたって静かに暮らしているつもりでしたから 腑に落ちない気持ちでしたが自分たちではわからない音が階下に 響いていたんだろうと申し訳なく、それ以降注意して生活しておりましたが 一ヶ月後、また管理会社から同じ苦情が階下からあると知らされました。 その結果、妹は苦にして出て行き、わたしはお菓子を持って階下にお詫びに 行ったところ、先方の言われるのは夜10~12時に重い物を引きずるような 音がすると言われました。他にもキッチン辺りでする理解し難い表現で音の 説明をされましたが全く心当たりがありませんでしたが反論せず謝りました。 一人暮らしになり前にも増して静かに暮らしておりましたが また一ヶ月後、今度は直接階下の住人が苦情を言いに見えました。 前のオーナーの時はなかったのにわたしたちが住むようになってから 騒音は始まったと言われました。同じく重い物を引きずるような音と 言われましたがそんな時間はテレビを見てじっとしているか眠っています。 気を付けますとかそれはやめますとか言えればいいのですが、何が原因 なのか判らず、こちらの携帯番号を教え、階下に戻っていただき、自分一人で 動かせる家具(普段動かすことはありませんが)を動かしてみて 音の確認をしてもらいましたが違うと言われました。 騒音がしたら、すぐ携帯に電話を掛けてくれるよう依頼してその場は済ませました。 何の音かも判らず、動いてもいない時間を言われ、釈然としません。 2ヶ月前からソフトスリッパを履き忍び足で歩き、水の開閉だけでキッチンは 全く使用していません。お風呂もお湯を溜めたり落したりする音も怖いので、 10分以下のシャワーです。 夜、外が静かになると確かに昼間よりも他の部屋の音や振動に気づきますが わたし自身は集合住宅はこんなものだろうと思って生活しています。 身に覚えのない騒音トラブル・苦情はどのようにしたらいいのでしょうか?

マンション騒音トラブルの原因究明:可能性を探る

身に覚えのない騒音トラブルは非常にストレスが溜まりますね。まずは、騒音の原因を特定するために、いくつかの可能性を探っていきましょう。

建物の構造と音の伝わり方

マンションの構造は、騒音トラブルに大きく影響します。軽量鉄骨造や木造の場合、床や壁からの音の伝わりやすさが、鉄筋コンクリート造に比べて高い傾向があります。特に、深夜は周囲の音も静かになるため、普段は気にならない小さな音も大きく感じられる可能性があります。

* 床衝撃音:歩く音、椅子を引く音、物が落ちる音などは、階下に響きやすいです。
* 空気伝搬音:テレビの音、会話の音、楽器の音などは、壁や天井を通して伝わる可能性があります。
* 固体伝搬音:配管の音、排水の音などは、パイプを通して伝わる可能性があります。

生活習慣の見直しと客観的な検証

ご自身では静かに生活しているつもりでも、無意識のうちに騒音を出している可能性があります。例えば、

* 歩行時の音:スリッパを履いていても、歩行時の衝撃音が階下に伝わる場合があります。床材の種類や厚さによっても音の伝わり方が異なります。
* 家具の振動:洗濯機や冷蔵庫などの家電製品の振動が、建物の構造を通じて伝わっている可能性があります。
* ペットの鳴き声:ペットを飼っている場合、夜間の鳴き声が騒音となる可能性があります。
* 間接的な音:隣室からの音や、上階からの足音などが、ご自身の部屋を経由して階下に伝わる可能性も考えられます。

これらの可能性を検証するために、以下の方法を試してみましょう。

* 騒音発生時の行動記録:騒音の苦情があった時間帯に、ご自身の行動を詳細に記録してみましょう。
* 騒音測定器の使用:騒音測定器を使って、実際にどの程度の騒音が出ているか測定してみましょう。アプリでも測定できます。
* 専門家への相談:建築士や騒音測定の専門家に相談し、原因を特定してもらうのも有効です。

騒音トラブルへの具体的な対処法

騒音の原因が特定できたら、具体的な対策を講じましょう。

騒音対策グッズの活用

騒音対策グッズは、様々な種類があり、効果も様々です。

* 防音マット:床に敷くことで、歩行音などを軽減します。厚さや素材によって効果が異なります。
* 防音カーペット:防音効果の高いカーペットを選ぶことで、床衝撃音を軽減できます。
* 防音シート:壁や天井に貼ることで、空気伝搬音を軽減します。
* 防振ゴム:家電製品の下に敷くことで、振動を吸収します。

生活習慣の見直し

騒音の原因が生活習慣にある場合は、生活習慣を見直す必要があります。

* 歩行時の注意:できるだけ静かに歩くように心がけましょう。
* 家具の配置:家具の配置を変えることで、振動を軽減できる場合があります。
* 家電製品の使用時間:騒音の大きい家電製品は、夜間や早朝は使用を控えましょう。
* 会話の音量:会話の音量に注意しましょう。

管理会社や大家さんへの相談

騒音トラブルが解決しない場合は、管理会社や大家さんに相談しましょう。管理会社は、騒音問題の専門的な知識を持っており、適切なアドバイスや解決策を提案してくれる可能性があります。場合によっては、専門業者に調査を依頼することもできます。

近隣住民との直接対話

直接対話をする際には、穏やかな態度で、相手の意見に耳を傾けることが重要です。感情的な言葉遣いは避け、冷静に事実を伝えましょう。

* 謝罪:まずは、騒音で迷惑をかけていることを謝罪しましょう。
* 状況説明:騒音の原因がわからないことを伝え、協力して解決策を探りたいことを伝えましょう。
* 解決策の提案:具体的な解決策を提案しましょう。例えば、騒音測定器で測定する、生活習慣を見直すなどです。
* 記録:会話の内容を記録しておきましょう。

専門家の意見:騒音問題解決のプロセス

騒音問題の専門家である建築音響設計士は、建物の構造や音の伝わり方を熟知しており、的確なアドバイスをしてくれます。専門家への相談は、問題解決の糸口を見つける上で非常に有効です。

まとめ:騒音トラブルは早期解決が重要

マンションでの騒音トラブルは、早期解決が重要です。放置すると、隣人関係が悪化したり、精神的なストレスが大きくなったりする可能性があります。この記事で紹介した方法を参考に、騒音問題の解決に積極的に取り組みましょう。

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