実家のマンションで、階下からの苦情に悩んでいます。質問は、２点です。・どのような所に相談ができるのでしょうか・どのような対応をすべきなのでしょうか詳細は、追記欄に記載します。経緯は、以下の通りです。現在マンションには、約２５年住んでおりますが、昨年より階下の住人が、定年退職で家にいるようになり度々苦情を受けるようになりました。それまで特に大きな問題は特にございませんでした。ある日、「うるせえんだよこの野郎」といったような、非常に恐怖心を覚えるような、強く乱暴な態度で、苦情がありました。実家では、毎日16：00～19：00くらいの間に、姉の子供を預かっていたため、子供の泣き声や、足音について静かにして欲しい旨の苦情です。最初の苦情以来、子供が家に来るたびに苦情が来るようになったため、子供の安全も考え、実家につれて来るのはやめるようにしていましたが、その後も苦情を受けるようになりました。お風呂の音がうるさい、家具を引きずる音がうるさいなど、普通の生活音だけでなく、他の部屋の内装工事の音なども全て苦情をうける状態になっています。真夜中でもお構いなしです。先日も、従姉が遊びに来た際に、普通に話をしていただけにも関わらず、深夜12時過ぎに、「うるさいんだよ」とかなり強く乱暴な口調で、玄関のドアをガンガン叩かれました。特に騒ぐようなことは一切していませんでした。事情を知らない、従姉が「あれは以上」と言うほど、恐怖を感じるレベルです。本人に言っても「なんだその態度は」「うるさいからうるさいと言いに来ている」といった反応で、管理人や管理組合も穏便に済ませてほしいと取り合ってもらえません。既に、苦情者の部屋を中心にいくつかの部屋が、引越しをして空き家になってきています。最初の苦情以来、度々、ものすごい乱暴な口調の苦情の電話が度々あります。（そのときの音声は、留守番電話に残っています。）現在では、日中はほぼ姉の家で過ごし、寝るだけに戻る生活です。子供が出す騒音に悩むお気持ちは良く分かります。ただ、子供をつれて来るどころか、普通の生活すら脅かされる状況ははっきりいって異常だと思います。このようなケースでは、どのような対応をすべきなのでしょうか。また、どのような所に相談ができるのでしょうか。長文で大変失礼いたしますが、ご回答いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
Contents
マンションにおける騒音トラブル相談窓口
階下からの度重なる、しかも非常に激しい言葉遣いを伴う苦情は、もはや通常の生活騒音の範囲を超え、精神的な苦痛を与えている深刻な問題です。まずは、相談できる窓口を明確にすることが重要です。
- 管理会社または管理組合： 最初に相談すべきは、マンションの管理会社または管理組合です。騒音トラブルは、マンション管理における重要な課題であり、彼らは解決に向けて尽力する義務があります。苦情の内容を詳細に伝え、留守番電話に残っている音声データも証拠として提示しましょう。管理会社が適切に対応しない場合は、管理組合の理事会に直接訴えることも検討してください。
- 警察： 相手方の言動が脅迫や暴行に当たる可能性があります。「うるさいんだよ」と叫びながら玄関を叩く行為は、脅迫罪に該当する可能性があります。また、暴言や脅迫電話についても、警察に相談し、記録を残しておくことをお勧めします。音声データは重要な証拠となります。
- 弁護士： 管理会社や警察への相談がうまくいかない場合、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、法的観点から適切なアドバイスを行い、必要であれば、相手方への法的措置を検討することも可能です。弁護士費用はかかりますが、精神的な負担を軽減し、問題解決への近道となる可能性があります。
- 自治体： 自治体によっては、騒音問題に関する相談窓口や紛争解決支援制度が設けられている場合があります。お住まいの地域の役所に問い合わせてみましょう。
- 専門機関（NPOなど）： 騒音問題に特化したNPO法人や相談機関も存在します。インターネットで検索したり、弁護士に相談したりすることで、適切な機関を見つけることができます。
騒音トラブルへの具体的な対応策
相談窓口への連絡と並行して、以下の対応策も実践しましょう。
1. 証拠の収集と記録
- 騒音発生日時と内容の記録： いつ、どのような騒音があったのかを詳細に記録しましょう。日付、時刻、騒音の内容、相手方の言動などをメモしておきましょう。可能であれば、騒音計で騒音レベルを測定することも有効です。
- 音声データの保存： 留守番電話に残っている音声データは、重要な証拠となります。確実に保存し、必要に応じて警察や弁護士に提出しましょう。
- 目撃者の確保： もし、近隣住民が騒音や相手方の言動を目撃している場合は、証言を得ておくことが重要です。
2. 生活習慣の見直し（必要に応じて）
相手方の主張が、一部でも事実であれば、生活習慣の見直しも検討する必要があります。ただし、今回のケースのように、通常の生活音でさえ苦情の対象となっている状況では、生活習慣の見直しだけでは解決できない可能性が高いです。
- 騒音源の特定と対策： 例えば、お風呂の音や家具の引きずり音が問題になっている場合は、防音マットの使用や、家具の脚にフェルトを貼るなどの対策を検討しましょう。ただし、これらはあくまで予防策であり、相手方の異常な反応を変えるとは限りません。
- 生活時間の見直し： どうしても騒音が出やすい時間帯がある場合は、その時間帯の活動を控えたり、騒音対策を強化したりするなどの工夫をしてみましょう。
3. 穏便な解決を目指しつつ、毅然とした態度を保つ
相手方が異常な反応を示しているとはいえ、まずは穏便な解決を目指しましょう。しかし、それは決して、自分の権利を放棄するという意味ではありません。
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- 冷静な対応： 相手方の怒りを煽るような言動は避け、冷静に事実を伝えましょう。感情的な言い合いは、事態を悪化させるだけです。
- 記録に基づいた対応： 記録した証拠に基づいて、事実を明確に伝えましょう。感情的な発言ではなく、客観的な事実を伝えることが重要です。
- 必要に応じて専門家の介入： 管理会社、警察、弁護士などの専門家の力を借りることで、より効果的な解決策が見つかる可能性があります。
専門家の視点：騒音トラブルは放置しない
マンションの騒音トラブルは、放置すると深刻な事態を招く可能性があります。精神的なストレスだけでなく、近隣住民との関係悪化、さらには健康被害にもつながる可能性があります。専門家（弁護士など）に相談することで、法的措置を含めた適切な解決策を検討できます。早期の対応が、問題解決への近道となるでしょう。
まとめ
階下からの度重なる、異常な苦情は、決してあなただけの責任ではありません。適切な相談窓口に連絡し、証拠を収集し、毅然とした態度で対応することで、解決への糸口を見つけることができます。一人で抱え込まず、専門家の力を借りながら、安心して暮らせる環境を取り戻しましょう。
