マンション退去時の修繕費とペット飼育に関する疑問

マンション退去時の修繕費について質問です。ペット不可の物件でハムスターを飼っていたのですが脱走しドアの柱をかじってしまいました。質問がいくつかあるのですが親切な方回答よろしくお願いいたします。諸事情より6月いっぱいで退去の予定です。退去届を管理会社に郵送してから数日後ポストに管理会社より「住人から犬の鳴き声がする、動物臭がするという連絡がございました。当物件ではペットの飼育、預かりは禁止されています」という注意書きが入っていました。そこで質問なのですが… 1、退去届に鍵の番号を書きました。退去前に管理会社か大家さんが室内に入る事はあるのでしょうか。 2、室内、室外など臭いをチェックしましたが動物臭はしません。私が臭いに慣れてしまっているだけかと思いましたが部屋を訪ねた人に聞いても臭いはしなかったと。室外までするとは考えられません。犬を飼っているわけではないので犬の鳴き声なんてしません。どこから疑われたと考えられるでしょうか。 3、柱をハムスターがかじってしまいました。修繕費は払うべきだと思っているのですがいくらくらいとられるでしょうか。身勝手ですがペットを飼っていた事は隠して退去したいです。退去費で100万とられたという話を耳にして今から不安です…

1. 退去届提出後の室内立入について

退去届に鍵番号を記載されたとのことですが、管理会社や大家さんが退去前に室内に入ることはあります。これは、物件の状態を確認し、原状回復に必要な修繕箇所の確認や、鍵の返却確認、残置物の確認などを行うためです。 契約書に明記されている場合もありますが、多くの場合、事前に連絡の上、立会いのもとで行われます。 連絡がないまま入室された場合は、プライバシー侵害にあたる可能性もありますので、管理会社に確認することをお勧めします。 もし、事前に連絡がないまま入室された場合は、その旨を管理会社に伝えましょう。

2. 動物臭や鳴き声に関する疑念の理由

「犬の鳴き声」や「動物臭」のクレームがあったとのことですが、ご自身で確認してもそのような状況がないとのこと。 考えられる原因としては以下が挙げられます。

  • 誤認:近隣住民のペットによるもの、もしくは別の原因による臭い(排水管など)を誤認している可能性があります。
  • 嫌がらせ:残念ながら、近隣住民からの嫌がらせの可能性も否定できません。 具体的な証拠がないため断定はできませんが、管理会社に相談し、状況を説明することが重要です。
  • ハムスターの痕跡:ハムスターの脱走や、飼育していた痕跡(ケージの設置場所など)が、他の動物の痕跡と誤解された可能性も考えられます。

管理会社に、具体的な状況を説明し、誤解であることを丁寧に伝えましょう。 近隣住民からのクレーム内容の詳細(日時、内容など)を把握することも重要です。 証拠となる写真や動画があれば提示することで、より説得力が増します。

3. ハムスターによる柱のかじり跡の修繕費用

ハムスターがドアの柱をかじってしまったことによる修繕費用は、契約内容や損傷の程度によって大きく異なります。 軽微な傷であれば、数百円から数千円程度で済む場合もありますが、柱の交換が必要となるような大きな損傷であれば、数万円から数十万円かかる可能性もあります。

専門業者に見積もりを依頼することが重要です。 管理会社に相談し、修繕費用に関する見積もりを依頼しましょう。 見積もりを比較することで、適切な費用を判断できます。 また、契約書に「ペット禁止」と明記されている場合、修繕費用だけでなく、違約金が発生する可能性もあります。 これは、契約違反による損害賠償請求として請求される可能性があります。

4. ペット飼育の隠蔽について

ペットを飼っていたことを隠して退去することは、契約違反であり、法的リスクを伴います。 発見された場合、修繕費用に加え、多額の違約金や損害賠償を請求される可能性があります。 100万円という話は極端な例かもしれませんが、状況によっては高額な費用を請求される可能性も否定できません。

正直に状況を説明し、誠意をもって対応することが重要です。 管理会社と話し合い、修繕費用や違約金について合意に至るよう努めましょう。 隠蔽しようとすることで、かえって事態を悪化させる可能性があります。

5. 退去時の具体的な対応

  • 管理会社への連絡:まず、管理会社に状況を詳しく説明し、相談しましょう。 ハムスターを飼っていたこと、柱をかじってしまったこと、そして近隣からのクレームについて正直に話しましょう。
  • 修繕見積もりの取得:管理会社を通して、または自分で専門業者に依頼し、修繕費用に関する見積もりを取得しましょう。 複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで、適切な費用を判断できます。
  • 交渉:管理会社と交渉し、修繕費用や違約金について合意を目指しましょう。 誠意をもって対応することで、費用を軽減できる可能性があります。
  • 証拠の確保:ハムスターが原因であることを証明できる証拠(写真、動画など)を確保しておきましょう。 また、近隣住民からのクレーム内容についても、記録しておくと役立ちます。
  • 専門家への相談:必要に応じて、弁護士や不動産会社などの専門家に相談しましょう。 法的リスクを回避するためにも、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

まとめ

退去時のトラブルは、早めに対処することで解決できる可能性が高まります。 隠蔽しようとせず、誠実に対応することが重要です。 管理会社とのコミュニケーションを密に取り、専門家のアドバイスも活用しながら、問題解決に臨みましょう。 今回の経験を踏まえ、今後の賃貸契約では、ペット飼育に関するルールをしっかり確認し、遵守することが大切です。

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