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マンション管理会社トーシンの評価と、販売・管理における問題点
ご質問ありがとうございます。マンションの購入・管理におけるお悩み、特にトーシンに関するご経験について、詳しくお伺いしました。 販売員の営業手法、許可のない修理、高額な修繕費用など、ご不満な点が多数あるとのこと、大変お気持ちお察しいたします。
まず、トーシンに限らず、マンション管理会社全体の評価は、会社によって大きく異なります。中には高い評価を得ている会社もあれば、ご質問のような問題を抱える会社もあるのが現状です。 「ブラック企業」かどうかは、個々の事例や社風、従業員の証言などを総合的に判断する必要があり、一概には言えません。しかし、ご経験から判断すると、少なくとも顧客対応や透明性の面で問題を抱えている可能性が高いと言えるでしょう。
① 販売員の営業手法について
職場への押しかけ営業は、明らかに問題です。マンション販売は、顧客の意思を尊重することが重要です。 このような強引な営業手法は、企業倫理に反しており、企業イメージを著しく損なう行為です。 もし、同様の経験をされた方が他にいらっしゃれば、消費者センターなどに相談することをお勧めします。
② 許可のない修理と高額なクロス張り替えについて
オーナーの許可なくエアコン修理を行い、領収書を提示しない、というのは重大な問題です。 これは、管理会社による不正行為の可能性も否定できません。 また、クロス張り替えについても、写真や見積もりなどの証拠がないまま高額な費用を請求されたとのこと。これは、管理会社が業者と癒着し、バックマージンを得ている疑いがあります。
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このような場合は、以下の対応が考えられます。
- 管理会社に詳細な説明と領収書の提出を要求する:書面で請求し、記録を残しましょう。
- 修理・工事の内容について、別の業者に見積もりを依頼する:相場と比較することで、高額請求かどうかを確認できます。
- 消費者センターや弁護士に相談する:法的措置も視野に入れて対応しましょう。
- 管理組合(存在する場合)に相談する:管理組合は、管理会社の業務を監督する役割を担っています。
③ 高額な管理料金と修繕積立金について
管理料金や修繕積立金が高額かどうかは、マンションの規模、築年数、設備、サービス内容などによって異なります。 しかし、購入前に十分な説明がなかったことは問題です。 管理規約や会計報告書などを確認し、料金の妥当性を検討しましょう。 他のマンションの管理費と比較してみるのも有効です。
管理費・修繕積立金の確認方法
- 管理規約を確認する:管理費・修繕積立金の算定基準が記載されています。
- 会計報告書を確認する:管理費・修繕積立金の使途が明らかになります。
- 近隣のマンションの管理費・修繕積立金と比較する:相場を把握することで、高額かどうかを判断できます。
- 管理会社に詳細な説明を求める:不明な点は、積極的に質問しましょう。
マンション管理会社を選ぶ際のポイント
今回の経験を踏まえ、今後のマンション管理会社選びに役立つポイントをご紹介します。
信頼できる管理会社を見極めるためのチェックポイント
- 会社の評判を調べる:インターネット上の口コミや評価サイトなどを参考にしましょう。
- 管理規約をよく読む:管理費・修繕積立金、管理会社の役割などが明確に記載されています。
- 会計報告書の開示状況を確認する:透明性が高い会社を選びましょう。
- 複数の管理会社と比較検討する:価格やサービス内容を比較することで、最適な会社を選べます。
- 担当者の対応を確認する:丁寧で誠実な対応をする会社を選びましょう。説明が分かりにくかったり、質問に答えてくれない会社は避けるべきです。
専門家の意見:弁護士からのアドバイス
弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを得ることができます。 特に、許可のない修理や高額な請求については、法的措置を取ることも可能です。 弁護士費用はかかりますが、損害賠償請求などによって費用を回収できる可能性もあります。
まとめ:今後の対応と予防策
今回の経験は、非常に残念な出来事でしたが、今後のマンション管理において、より賢い選択をするための貴重な教訓となります。 信頼できる管理会社を選ぶこと、そして、疑問点があればすぐに質問し、書面で記録を残すことが重要です。 問題が発生した場合は、消費者センターや弁護士に相談することをお勧めします。 ご自身の権利をしっかりと守り、安心してマンション生活を送れるよう、積極的に行動を起こしてください。