マンション購入の相談と断り方:理想の住まいと現実の折り合い

現在2LDKで60m2程のマンションに住んでいます。分譲マンションでローンは終わっています。子供が男の子と女の子なので数年後にはそれぞれ子供部屋がほしく、3LDKか、4LDKのマンションか、戸建てに引っ越したいとぼんやり考えていました。先日、私の両親が中古マンションを購入するので、数百万だせるなら、そこに住まないか、と言ってきました。購入するのは決定していて、私たち家族が住むなら私名義に、住まないなら私の未婚の妹のためにとっておく、とのこと。間取りは3LDKですが一部屋はリビングの続き部屋で和室があり、洋室は2部屋で収納は和室の押入れのみです。広さは67m2で今より少し大きくなる程度です。築17年ほどで、リフォームはなしです。大変ありがたい話だし、贅沢な悩みであることは、わかっているのですが、あまり乗り気になれません。次の家の理想がある(夫婦の寝室、2つ子供部屋で3つ洋室がほしい)し、なんの相談もなしに決めてしまったことに疑問がある、支払う数百万も未来の新居に向けて何年もかかって貯めているお金で、乗り気ではない物件に使ってしまっていいのか?とか色々考えてしまいます。やんわりと乗り気ではない事は伝えたのですが、「なぜ?!よく考えて!」と両親は押せ押せムードで、和室に夫婦が寝たら子供部屋2つあるし…とのこと。それではリビングで寝る感じになってしまいます。実は今もそうなので、次は嫌なんです。それに今も押入れしか収納がなくて次は絶対収納がほしい!という希望もあり…ありがたい話なのですが、断りたいのが本音です。取り留めのない文章で申し訳ありません。両親が気分を害することなく、断れるいい言い方はないでしょうか。

両親からの申し出と現状の課題

ご両親から中古マンションの購入提案、大変ありがたいお話ですね。しかし、現状のマンションでは、ご家族の将来的なニーズを満たせない点がいくつかあります。具体的には、収納不足、寝室の確保、そして何より、ご家族の今後のライフプランと合致しない点が大きな課題となっています。

収納不足の問題

現在のマンションと両親が購入されたマンションの共通点は、収納スペースが圧倒的に不足している点です。押入れのみでは、家族4人分の衣類や日用品を収納するには明らかに不十分です。将来的に子供部屋が必要となることを考えると、収納不足はさらに深刻な問題となります。

寝室の問題

ご両親は和室を寝室にすれば子供部屋が2つ確保できると提案されていますが、リビングで寝るような状況は避けたいとのこと。これは、プライバシーや快適な睡眠環境の確保という点で重要な問題です。家族それぞれが落ち着いて過ごせるプライベート空間は、特に子供たちが成長していく過程において不可欠です。

ライフプランとの不一致

数年後に子供部屋が必要になることを考えると、現在のマンションやご両親が購入されたマンションは、長期的な視点から見て最適な選択肢とは言えません。将来的な住み替えを考慮すると、数百万という費用を現在の物件に投資するよりも、将来の理想の住まいへの資金として温存しておく方が賢明です。

両親への断り方:感謝の気持ちと具体的な理由を伝える

ご両親の好意を無下にすることなく、丁寧に断るためには、感謝の気持ちと具体的な理由を明確に伝えることが重要です。感情的な言葉ではなく、冷静で論理的な説明を心がけましょう。

感謝の気持ちを伝える

まず、ご両親の好意に感謝の気持ちを伝えましょう。「本当にありがたいお申し出で、感謝しています」といった言葉で始めることで、良好なコミュニケーションの土台を築くことができます。

具体的な理由を説明する

感謝の気持ちを示した上で、具体的な理由を説明します。以下のような点を伝えましょう。

  • 将来的な住居ニーズ:「子供たちが成長し、それぞれ個室が必要になることを考えると、現在のマンションやご両親が購入されたマンションでは、長期的に見て私たちの家族のニーズを満たすことが難しいと考えています。」
  • 収納スペースの不足:「現在のマンションでも収納スペースが不足しており、将来を見据えると、もっと広い収納スペースが必要だと感じています。」
  • 寝室の確保:「夫婦と子供たちがそれぞれ快適に過ごせるよう、十分な広さの寝室を確保したいと考えています。和室を寝室にする案も検討しましたが、リビングで寝るような状況は避けたいと考えています。」
  • 資金の活用:「数百万という貴重な資金は、将来の理想の住まいを実現するために大切に使いたいと考えています。」

代替案を提案する(必要に応じて)

断るだけでなく、代替案を提案することで、ご両親の気持ちを和らげることができます。例えば、「もう少し時間をかけて、家族で理想の住まいについてじっくり話し合いたい」「将来、私たちが経済的に余裕ができたら、ご両親に恩返しをしたい」といった提案も有効です。

理想の住まいを実現するためのステップ

理想の住まいを実現するためには、具体的な計画を立て、ステップを踏んで進めていくことが重要です。

1. 家族で話し合う

まず、家族で理想の住まいについて話し合い、具体的な条件を明確にしましょう。

  • 必要な部屋数(夫婦の寝室、子供部屋の数、書斎など)
  • 希望の広さ
  • 必要な収納スペース
  • 予算
  • 立地条件

2. 情報収集

希望条件を元に、不動産情報サイトや不動産会社を通じて、物件情報を集めましょう。

3. 物件見学

複数の物件を見学し、実際に住むことを想像してみましょう。

4. 資金計画

購入費用やリフォーム費用、引っ越し費用などを含めた資金計画を立てましょう。住宅ローンを利用する場合は、借り入れ可能な金額や返済計画をシミュレーションしましょう。

5. 購入手続き

物件が決まったら、購入手続きを進めましょう。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、収納不足は生活の質を大きく左右する問題です。子供部屋だけでなく、家族共有の収納スペースも十分に確保することが重要です。また、将来を見据えたリフォームの可能性も考慮すると、より柔軟な間取りの物件を選ぶことが大切です。

まとめ

ご両親への断り方は、感謝の気持ちと具体的な理由を丁寧に伝えることが重要です。そして、将来の理想の住まいを実現するためには、家族で話し合い、計画的に進めていくことが大切です。今回の経験を活かし、ご家族にとって最適な住まいを見つけてください。

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