マンション水漏れ事故と虚偽報告書への対処法

保険の調査が、虚偽報告書だったのですが、どうすればいいでしょうか? 昨年の9月に上階より水漏れがあり、損害を受けました。 管理会社が用意した調査会社が事故から1ヶ月以上して入り、原因がなかなか分からずに、結果として3ヶ月後に原因がわからないから、適当に書いて共用部分の保険から出しますとの報告を管理会社からもらいました。 しばらく、結果を待っていると、保険会社から今回のケースは専有部分になるのでマンションの保険からは払えませんと。。 そして、催促して管理会社からその調査報告書をもらうと、3階の排水口に髪の毛が詰まっていて、それが原因で共有部分の配管から水漏れと。。。 これって、完全に専有部分が原因って言ってますよね? 3階の方は現在、がん治療で入退院を繰り返していて、ほとんど会えない状況です。 どうしたらいいでしょうか? ちなみに、今回の調査の時に、髪の毛が詰まったいる状態で、水を流しても漏水はしませんでした。 その後に、どんな状況を作っても漏水はしなかったです。 また、漏水は1階部分のみで起こっていて、調査は3階の1室のみしかしていません。 お知恵をお願いします。補足共用部分の火災保険の中に個人賠償は付帯されていません。 管理会社はもう何も対応してくれないみたいです。

マンション水漏れ事故と不適切な調査報告書の問題点

今回のケースは、マンションにおける水漏れ事故とその後の対応、特に管理会社と調査会社の対応に大きな問題点が見られます。 1ヶ月以上も原因究明に時間がかかり、最終的に「原因不明」として共用部分の保険から支払うという報告は、明らかに不適切です。さらに、その後専有部分の問題として保険請求が却下され、提出された調査報告書の内容が事実と異なる可能性が高いという点も深刻です。 報告書には「3階の排水口の髪の毛詰まりが原因」とありますが、現場検証において漏水を確認できなかったこと、漏水箇所が1階のみであること、3階全体の調査が行われていないことなどから、報告書の信憑性に疑問が残ります。これは、単なるミスではなく、故意の虚偽報告の可能性も否定できません。

具体的な解決策と今後の対応

この状況を打開するためには、以下のステップを踏むことをお勧めします。

1. 証拠の収集と整理

まずは、これまで発生した全ての事実関係を明確に示す証拠を収集・整理しましょう。

  • 水漏れ発生時の写真・動画:漏水状況、被害状況を記録した写真や動画は重要な証拠となります。できるだけ詳細に記録しましょう。
  • 管理会社とのやり取り記録:メール、手紙、電話の内容などを記録しておきましょう。日付、時間、担当者名などを明確に記載することが重要です。
  • 調査報告書のコピー:調査報告書のコピーを複数部保管しておきましょう。報告書の不備や矛盾点を指摘する際に必要になります。
  • 修理費用明細書:水漏れによる修理費用を記載した明細書も重要です。修理業者からの見積書なども保管しておきましょう。
  • 専門家への相談記録:弁護士や建築士など専門家への相談内容と回答を記録しましょう。

2. 専門家への相談

弁護士や建築士などの専門家に相談することを強くお勧めします。専門家は、法律的な観点から適切なアドバイスを与え、必要に応じて管理会社や調査会社、3階居住者に対して法的措置を取ることを支援してくれます。 特に、虚偽報告書の作成は法的責任を問われる可能性があります。

3. 管理会社への再交渉

専門家のアドバイスを得た上で、管理会社に改めて状況説明を行い、適切な対応を求めましょう。 証拠を提示し、調査報告書の不備や矛盾点を指摘することで、再調査や損害賠償の請求を検討してもらう可能性があります。 しかし、管理会社が全く対応してくれない場合は、次のステップに進みましょう。

4. 3階居住者との話し合い

3階居住者ががん治療中で話し合いが難しい状況ではありますが、状況を説明し、協力をお願いする必要があります。 弁護士などを介して、穏便な解決を目指しましょう。 3階居住者にも責任の一端がある可能性はありますが、現在の状況を考慮し、まずは状況説明と協力を求めることから始めましょう。

5. 法的措置の検討

管理会社や調査会社、3階居住者との交渉がうまくいかない場合は、法的措置を検討する必要があります。 弁護士に相談し、損害賠償請求訴訟などを検討しましょう。 虚偽報告書の作成、不適切な対応による損害賠償請求などが考えられます。

インテリアへの影響と復旧

水漏れ事故は、インテリアに大きな影響を与えます。 被害状況によっては、壁紙や床、家具などの交換が必要になる場合もあります。 復旧工事を行う際には、専門業者に依頼し、適切な工事をしてもらうことが重要です。 また、工事後のインテリアコーディネートについても、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。 ベージュの壁や床に合う家具やカーテンを選ぶことで、落ち着いた雰囲気のインテリアを演出できます。例えば、ベージュの壁には、ブラウンの家具やアイボリー色のカーテンがよく合います。

まとめ:積極的に行動し、解決を目指しましょう

マンションの水漏れ事故は、多くのストレスと負担を伴います。 しかし、積極的に行動し、証拠を収集し、専門家の力を借りることで、解決への道が見えてきます。 今回のケースでは、虚偽報告書という深刻な問題も含まれていますが、諦めずに適切な対応を取ることで、損害を最小限に抑え、快適な生活を取り戻すことが可能です。 早急に専門家への相談を検討し、適切な対応を進めていきましょう。

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