マンション水漏れと大家さんへの対応:損害賠償請求のためのアドバイス

先月末から計4回、マンションのユニットバス(トイレのみ)と、脱衣場で水漏れがありました。大家さんの対応には満足していません。これから損害賠償の請求をするのですが、もっとこうした方がいい!などのアドバイスがあればいただきたいです。1度目 天井から水漏れがありました。深夜でしたが、尿の臭いがあり黄色かったので大家さんを呼びました。(同じマンション内に住んでいます) 配管ではないだろう、上の階に確認するにも時間が…とのことでしたが、結局は確認に行き、トイレの汚水だと発覚。修繕と損害賠償をしますとのこと。この日からトイレ、風呂は使用不可能でしたが、使えないことに対する対処はなく夜中に銭湯にいきました。次の日に大家さんに困ると伝え、空き部屋の風呂トイレを使えるようになりました。3日後に業者さんが清掃、殺菌をしてくれました。リフォームは業者さんと予定があわないため、先になるとのこと。2回目 その三日後に帰宅したところ脱衣場のみ水漏れの跡があり、大家さんを呼びましたが確認のみで、説明はありませんでした。そのときはもう垂れていなかったのでビニールシートをひき生活していました。空き部屋のガスはもう止められていました。リフォーム業者さんと予定があわないと2週間放置されました。私が立ち会いたかったので、土日希望だったのもあると思います。その間に、もうそのままではダメか?と言われたので強く拒否しました。3回目 リフォーム業者さんがきて、天井と床の張り替えをした次の日のことでした。大家さんによると上の階の洗濯ホースが外れていたので前回のような汚い水ではありません、と。そして前回のトイレの水漏れは、上の階の人が、自分の不備ではないから保険の請求を拒んでいると聞きました。その場合は大家さんがどうにかしますと。そしてまた、空き部屋のガスを開けてもらい、風呂トイレはそちらに行っています。4回目 二日後に清掃がくる予定でしたがその当日、トイレ脱衣場両方水漏れしていました。私が仕事に行っている間に天井裏などを調べたようですが家に帰ると水浸しのマットなどはそのまま。再度、清掃に入ってもらうように連絡しました。ちなみに天井裏を調べてくれた業者さんがたまたま知り合いで聞いたところ原因は台所の排水で管理不足もあるというようなことでした。このような流れです。大家さんへの不満としては対応不足 私は帰るのが遅いので、同居人にも伝えておいてくださいねーと言ったことを伝えてくれない。同居人は大家さんと顔をあわせたにもかかわらずです。また、業者さんが何時にくるのか、等も何度も聞いてやっと…という感じです。大家さんは高齢なので、仕方ないのかもしれませんが。洗濯排水以降のは、一回目のような汚い水ではないので…と言い、当初は天井と床は再度張り替える予定でしたが業者さんに難しいと言われ、そのままにしようとしている。今週中に、上の階のの方に向けての賠償リストを提出することになっています。ゲーム機やアクセサリーもあり、高額になりそうです。今のところ引っ越すつもりはありません。しっかり対応しますという言葉だけは何度も聞きますが全然しっかり対応してくれていると感じません。上の階の人も、謝りにくるわけでもありません。今後の対応方法などアドバイスいただければと思います。長々とすみません。よろしくお願いします。

マンション水漏れ問題:大家さんへの対応と損害賠償請求

繰り返し発生しているマンションの水漏れ問題、そして大家さんの対応への不満、本当に辛い状況ですね。まずは、冷静に状況を整理し、今後の対応を考えていきましょう。 今回のケースは、大家さんの対応不足建物の老朽化や管理不足の可能性が考えられます。 損害賠償請求に向けて、具体的なステップを踏んでいきましょう。

1. 証拠の収集と整理

損害賠償請求において、最も重要なのは証拠の収集です。以下の証拠をしっかり集め、整理しましょう。

  • 水漏れの状況写真・動画: 毎回の水漏れ発生時、その状況を写真や動画で記録しておきましょう。水漏れの場所、広がり具合、被害状況などを詳細に記録することが重要です。特に、被害の程度がわかるように、定規などを置いて撮影すると効果的です。
  • 修理・清掃記録: 業者への依頼状況、修理・清掃の日時、内容などを記録した書類を保管しましょう。領収書なども重要です。
  • 大家さんとの連絡履歴: 電話やメールでのやり取りを記録しておきましょう。日付、時間、内容を明確に記録することが重要です。特に、大家さんへの連絡と、その対応の遅れなどを記録しておきましょう。
  • 被害状況の記録: 水漏れによる被害を受けた物品リストを作成し、購入時期、価格などを記載しましょう。ゲーム機やアクセサリーなど、高価な物品については、購入証明書なども用意しておくと良いでしょう。
  • 専門家の意見: 可能であれば、建築士や不動産鑑定士などの専門家に状況を説明し、意見を聞きましょう。専門家の意見は、損害賠償請求の際に有効な証拠となります。特に、4回目に台所の排水が原因と判明した件は、管理不足の証拠として重要です。

2. 大家さんとの交渉

証拠が揃ったら、大家さんと改めて話し合いを行いましょう。話し合いでは、以下の点を明確に伝えましょう。

  • これまでの水漏れ状況と大家さんの対応への不満:具体的な日付、時間、状況、そして大家さんの対応の遅れなどを具体的に説明しましょう。証拠となる写真や動画、連絡履歴などを提示することで、説得力を高めることができます。
  • 損害賠償請求の意向: 具体的な損害額を提示し、損害賠償を請求する意思を明確に伝えましょう。作成した被害状況の記録を提示しましょう。
  • 今後の対策: 今後の再発防止策について、大家さんと話し合いましょう。建物の老朽化や管理不足が原因であれば、適切な修繕や管理体制の改善を求めるべきです。築20年のマンションであれば、配管の老朽化なども考えられます。

3. 内容証明郵便による請求

話し合いがうまくいかない場合、または大家さんが損害賠償に応じない場合は、内容証明郵便で損害賠償請求を行いましょう。内容証明郵便は、証拠として有効なため、裁判になった場合にも有利に働きます。内容証明郵便には、以下の点を記載しましょう。

  • これまでの水漏れ状況と大家さんの対応: 詳細に記述し、証拠となる写真や動画、連絡履歴などを添付しましょう。
  • 損害賠償請求額: 具体的な損害額を算出し、根拠を明確に記載しましょう。
  • 支払期限: 損害賠償金の支払期限を明確に設定しましょう。
  • 裁判の可能性: 話し合いがまとまらない場合は、裁判に訴える可能性があることを明確に伝えましょう。

4. 弁護士への相談

どうしても話し合いがまとまらない場合は、弁護士に相談しましょう。弁護士は、法的知識に基づいて適切なアドバイスを行い、損害賠償請求の手続きをサポートしてくれます。

5. 上階住人との話し合い

1回目の水漏れが上の階からの汚水だったこと、そして、洗濯ホースの不備による水漏れもあったことから、上の階の人と話し合うことも必要です。しかし、直接的な話し合いは、大家さんを通して行うのが賢明です。大家さんに状況を説明し、上の階の人との間を取り持ってもらうように依頼しましょう。

6. 具体的なアドバイス

* 記録を徹底する: すべての出来事を詳細に記録し、証拠となる資料を保管しましょう。
* 冷静に対処する: 感情的にならず、冷静に状況を把握し、対応しましょう。
* 専門家の意見を参考にする: 必要であれば、弁護士や建築士などの専門家の意見を聞きましょう。
* 引っ越しを検討する: 状況が改善しない場合、引っ越しも検討しましょう。

専門家の視点:老朽化マンションにおける水漏れ問題

築20年のマンションでは、配管の老朽化などが原因で水漏れが発生する可能性があります。大家さんには、建物の老朽化対策として、定期的な点検や修繕を行うよう求めるべきです。

まとめ

今回の水漏れ問題は、大家さんの対応不足と建物の老朽化、管理不足が複雑に絡み合っている可能性があります。冷静に証拠を集め、大家さんと交渉し、必要であれば弁護士に相談しましょう。 あなたの権利をしっかりと守り、安心して暮らせる環境を取り戻すために、積極的に行動することが重要です。

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