マンション最上階のカラスのフン害対策:効果的な撃退法とインテリアへの影響

マンション最上階(10階)の角部屋に住んでいるのですが、カラスがよく来て困っています。 同じ10階の他のお宅には来ないようですし、同じ角部屋でも階下のお宅にも来ていません。 でも近隣の他のマンションやビルを見ても、やはり最上階の角にはよくとまっています。 構造上とまり易いのもあると思いますが、色々な鳴き方をしているところをみると、仲間とコンタクトを取っているにも見え、見晴らしもいいことから打ってつけの場所なのだろうと推測します。 ただ、私は別に鳥に限らず生き物は嫌いではないので、ただ飛来してきて羽を休めているだけならいいのですが、フン害がものすごいのです。 フンはカラスに限らずどんな生き物でも落っことしていきますが、ただ、カラスのフンって、雑食のせいか色々混ざっていて汚く、量が多く、すごくウエットで、 「ビチャッ」 と落とすとバルコニーの床面に大きく広がる他、量と水分が多いので飛沫が壁面や出窓などにもものすごく飛ぶのです。 もう本当に辟易しています。 鳥よけにCDをぶら下げたりするのは有名な対策方法のひとつですが、何かでさほど効果がないと聞いたことがあります。 まして、カラスなどは頭がいいので、すぐに順応してしまうと思います。 バルコニー全体にネットを張っているマンションなども見かけますが、閉塞感があるので私はあまりやりたくありません。 他に何かいい方法ないでしょうか。 経験談など、お聞かせいただけたら嬉しいです。

カラスのフン害、その原因と対策

マンション最上階、特に角部屋はカラスにとって格好の休憩場所となります。見晴らしが良く、天敵から比較的安全で、風を避けられる場所だからです。そのため、あなたのマンションにカラスが集まっているのは、場所の特性によるものと考えられます。単に「とまりやすい」だけでなく、仲間とのコミュニケーションや安全確保といったカラスの行動特性も影響しているのでしょう。

しかし、フン害は深刻な問題です。カラスのフンは、その食性の多様さから雑多な成分を含み、非常に不衛生で、しかも大量で水っぽいことから、清掃が困難です。バルコニーだけでなく、壁面や窓まで汚れてしまうのは、まさに悩みの種ですね。

効果的なカラス撃退法:試行錯誤と成功例

CDやキラキラテープなどの従来の鳥よけ対策は、カラスには効果が薄いことが多いです。カラスは知能が高く、すぐに慣れてしまうためです。では、どうすれば効果的にカラスを撃退できるのでしょうか?いくつかの対策と、その効果、注意点をご紹介します。

1. 忌避剤の使用

市販されているカラス忌避剤は、カラスが嫌がる臭いや成分を含んでおり、一定の効果が期待できます。スプレータイプや粒状タイプなど、様々な種類があるので、バルコニーの状況に合わせて選択しましょう。

* 効果:比較的安価で手軽に使える。
* 注意点:効果の持続時間が短いものが多い。定期的な散布が必要。人やペットへの影響がないか確認する必要がある。

2. 天敵の模型の設置

フクロウやタカなどのカラスの天敵の模型を設置することで、カラスを威嚇することができます。リアルな模型ほど効果が高いと言われています。

* 効果:視覚的な威嚇効果がある。
* 注意点:模型の種類によっては効果が薄い場合もある。定期的に位置を変えたり、メンテナンスをする必要がある。

3. 超音波式鳥獣忌避器の活用

超音波を発する装置は、カラスの聴覚に作用して、近づかせないようにします。人やペットには影響が少ないとされています。

* 効果:比較的広範囲に効果がある。
* 注意点:効果範囲や効果の程度は製品によって異なる。設置場所によっては効果が薄れる場合もある。

4. ネットの設置(改良版)

バルコニー全体を覆うネットは閉塞感が高いですが、部分的に設置することで、カラスの止まりやすい場所を限定することができます。例えば、出窓部分だけを覆うなど、工夫次第で閉塞感を軽減できます。

* 効果:物理的にカラスの着地を防ぐ。
* 注意点:設置場所や方法によっては、見た目や使い勝手が悪くなる可能性がある。

5. 定期的な清掃とフン対策

カラスのフンは、放置すると汚れがこびりつき、清掃が困難になります。こまめな清掃と、フンが飛び散らないようにするための対策が重要です。高圧洗浄機を使うと効果的です。また、フンが落ちにくい素材の床材を選ぶのも有効です。

* 効果:清潔な環境を保つことで、カラスの滞在時間を短縮できる可能性がある。
* 注意点:こまめな清掃が必要となる。

6. 専門業者への相談

どうしてもカラスの被害が改善しない場合は、害鳥駆除業者に相談することも検討しましょう。専門業者は、適切な対策方法を提案し、駆除作業を行うことができます。

インテリアへの影響と対策

カラスのフン害は、バルコニーだけでなく、窓や壁面にも影響を与えます。特に、汚れがこびりついた場合、外壁の塗装が剥がれたり、窓が曇ったりする可能性があります。

そのため、定期的な清掃だけでなく、フンに強い素材の選び方も重要です。例えば、外壁は汚れに強い塗装を選び、窓は清掃しやすい素材のものを選ぶなど、インテリア選びにも工夫が必要です。

まとめ:総合的な対策でカラスのフン害から解放されよう

カラスのフン害対策は、単一の対策ではなく、複数の対策を組み合わせることが重要です。状況に応じて、忌避剤、模型、超音波式鳥獣忌避器、ネット、清掃などを組み合わせて、効果的な対策を講じましょう。それでも改善しない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)