マンション暮らしの夫婦が選ぶべき里親候補は?子犬と成犬、それぞれのメリット・デメリットを徹底解説

里親になる犬を決めかねています。 先週、愛護団体の譲渡会に行きました。 マンション住みなんですが、先月から犬の大きさの決まりが無くなって、1階なら大型犬でも飼えるようになりました。1階には小さいですが各部屋に庭のような芝生のスペースがあります。 里親会で見た中で、夫婦で気に入った犬が違いました。 夫は、保健所で1月下旬に生まれた雑種の子犬が希望です。母犬が黒柴なのですが父犬はおそらく野良で、将来は10キロくらいだろうというお話でした。 私が気になっているのはテリアっぽい感じの白い雑種の中型犬で、8キロくらいです(フィラリア弱陽性で、他は健康)。 民家のベランダで飼われていて、繋ぎっぱなしで散歩に連れて行ってもらったことが無い犬を助けたそうです。年齢は5才くらい。 蹴られてたみたいで、近所の人が愛護団体に通報したのが保護の経緯で、今でも突然触るとオモラシしたりします。 私の仕事は週3日のパートで、家から徒歩5分の店で一日5時間(10時~3時)くらいが留守になります。 本を読んだり人に聞いても、子犬は難しいかな、と思います。主人は基本平日は夜までいません。 里親会で、週3日の仕事でも、家の近くなので昼休みに一度戻って様子を見てあげれば大丈夫とも言われたのですが、正直ちょっと怖いです。餌はもう一日2食だそうです。 ベランダで飼われていたという犬は健康状態は良好で、ただ人が怖いというだけ。この子なら私たちでも大丈夫かな?とは思えるのですが。 どちらもまだ他に希望が無いので返事は来週中でいいですという事になったんですが、決めかねています。 主人は日本犬が好きなので、柴雑種の子犬は理想の容姿だったと思います。主人の希望を聞いてあげるべきかという気持ちはあるものの、子犬という点が不安なのと、ベランダ犬の方が高齢だし、今後話が無いかもしれないという部分で後ろ髪引かれています。勿論同情だけではなく、可愛いと思ったから気になっています。 主人はやっぱりあの子犬がいいなと言いますが、最終的には一緒にいる時間が長い私が決めていいとのことでした。 すいません、ややこしいですが、皆さんだったらどちらで決断しますか? 2匹は無理なので選ばざるを得ない状況で悩んでます。 ちなみに子どもなし、夫30歳、私は28歳二人暮らしです。補足回答有難うございます。 ベランダ犬は今千葉の預かり様宅で暮らし、人は怖がるけど犬とは遊べるそうです。 散歩は家の周り5分位が精一杯で食欲旺盛。攻撃性は無く、吠えた事も無いそうです。 預かりは2ヶ月目で、預かりさんのほうで耳掃除も歯磨きもシャワーも出来たというお話でした。 私はマルチーズ(ショップ出身)を飼った経験のみで保護犬は初めてです。 躾とかは正直ド素人です。 子犬は別の預かり様宅で暮らしています。

マンションでの犬との生活:子犬と成犬、どちらが向いている?

マンションで犬を飼う場合、子犬と成犬、どちらを選ぶべきか迷うのは当然です。 それぞれにメリット・デメリットがあり、ライフスタイルや飼育経験に最適な選択肢は異なります。 今回のケースでは、奥様の仕事、ご夫婦の性格、そして何より犬たちの背景を考慮する必要があります。

子犬(柴犬ミックス)のメリットとデメリット

メリット:

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  • 愛らしい容姿と高い学習能力:子犬は可愛らしい容姿で、飼い主との絆を強く築きやすいです。また、若い犬ほど学習能力が高く、しつけが比較的容易です。
  • 生活習慣の形成:子犬から育てれば、マンションでの生活に合わせたしつけを最初から行うことができます。例えば、トイレトレーニングや無駄吠えの防止など、マンション生活に適した習慣を身につけさせることができます。
  • 長い時間を共に過ごせる:子犬であれば、10年以上も一緒に過ごすことができます。長い時間をかけて、深い愛情を育むことができます。

デメリット:

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  • 時間と労力の負担:子犬は、トイレトレーニング、社会化、しつけなど、多くの時間と労力を必要とします。特に、仕事で留守にする時間が長い場合は、十分な配慮が必要です。昼休み帰宅によるケアは、短時間では負担が大きいかもしれません。
  • 初期費用と維持費:子犬は、ワクチン接種や健康診断など、初期費用がかかります。また、成長に伴い食費や消耗品なども増加します。
  • 予測不能な行動:子犬は、予測不能な行動をとることがあります。噛み癖やいたずらなど、マンション生活では問題となる可能性があります。

成犬(テリアミックス)のメリットとデメリット

メリット:

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  • 性格が安定している:成犬は、性格が比較的安定しており、子犬のような予測不能な行動が少ないです。そのため、マンションでの生活に適応しやすい可能性が高いです。
  • 生活リズムが確立されている:成犬は、すでに生活リズムが確立されている場合が多く、すぐに飼い主の生活に馴染むことができます。トイレトレーニングや食事の時間なども、比較的スムーズに習慣化できます。
  • 比較的落ち着いた性格:ベランダで繋ぎっぱなしだったという過去から、少し臆病な面はあるものの、攻撃性がないという点は安心材料です。適切な接し方をすれば、心を開いてくれる可能性が高いです。

デメリット:

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  • 過去のトラウマ:過去に虐待を受けていた可能性があり、人への恐怖心や警戒心が強い可能性があります。そのため、根気強い愛情と時間をかけて、信頼関係を築く必要があります。
  • しつけの再教育:既に身に付いている習慣を変えるのは難しい場合があります。新しい環境やルールに適応させるためには、時間と労力を要します。
  • 寿命が短い可能性:成犬は、子犬に比べて寿命が短い可能性があります。そのため、一緒に過ごせる時間は限られています。

専門家の視点:動物行動学者の意見

動物行動学者の視点から見ると、どちらの犬もメリット・デメリットがあります。子犬は、社会化の時期が重要で、適切なトレーニングと社会化が不可欠です。一方、成犬は、過去の経験からくるトラウマへの配慮が重要です。 週3日のパート勤務で昼休み帰宅は可能ですが、子犬の場合、頻回な排泄や遊びへの対応が求められます。成犬は、人への恐怖心があるため、無理強いせず、ゆっくりと信頼関係を築くことが大切です。

具体的なアドバイス:あなたの状況に最適な選択とは?

奥様はマルチーズを飼った経験があり、犬の飼育はある程度理解されていると推測できます。しかし、保護犬はショップで購入した犬とは異なる点が多く、特に過去のトラウマを抱えている可能性がある成犬は、専門家のアドバイスを受けることも検討すべきです。

奥様の状況を考慮すると、成犬の方が適している可能性が高いです。

* 昼休み帰宅は可能ですが、子犬の世話に十分な時間を割くのは難しいでしょう。
* 成犬は、すでに排泄の習慣が身についている可能性が高く、留守番も比較的容易です。
* 5時間程度の留守番は、成犬であれば、問題ない可能性が高いです。
* 既に成犬は、預かり宅で生活しているため、環境の変化への対応も比較的スムーズです。

ただし、成犬は人への恐怖心があるため、信頼関係構築に時間がかかります。根気強く接し、ゆっくりと心を開かせる必要があります。 愛護団体や獣医、動物行動学の専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることを強くお勧めします。

まとめ:愛情と責任を持って、最適な選択を

どちらの犬にも愛情と責任を持って接することが大切です。 子犬は、時間と労力を要しますが、成長を見守る喜びがあります。成犬は、過去のトラウマを癒す必要があるものの、落ち着いた性格で、マンションでの生活に適応しやすい可能性があります。

ご夫婦でよく話し合い、それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、自分たちのライフスタイルと能力に合った選択をすることが重要です。 そして、選ばれた犬には、愛情と責任を持って、生涯を共に過ごしてください。

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