マンション敷地内の竹の根の侵入と管理会社の責任

竹の根がマンション敷地内の庭に進入。建物のすぐ側まで伸びてます。これってマンションの管理会社は何らかの対策を行う義務がありますでしょうか？そこは１階入居者の専用庭に当るため、入居者が報告しない限り管理会社はわからないだろうし、あまり管理に熱心でない（建物を良い状態に保つ、という意識が感じられない）管理会社のため、空き部屋の時に庭を見ても「こりゃやばい」と思う事もなかったのでは？と想像します。とは言っても賃貸マンションで、私はただの入居者です。これ放置していていいのかなぁ・・・とふと思いまして。自分の持ち物（を委託された管理会社）なので、義務も何もなく、竹によって建物に支障が出ても自己責任と言うだけの気もしますが・・・この辺に詳しい方、教えてください。竹林は、多分マンションの敷地だと思います。多分、と自信がないのは、ひな壇の敷地で、竹林は擁壁よりマンション側にあります。擁壁の下は公の施設です。でも竹林とマンションの庭の間にもフェンスで仕切られていて、誰も竹林に進入できない状態のためマンションの敷地、とも言い難い雰囲気ではあります。補足はい、筍は私の物です（笑）通常は竹の根がマンションまでをひっくり返す事はないでしょうが、震災等の影響で「ヒビ」があったりすると、あっという間に割って入ってくるのでは？と心配なのもあります。親が気に入って入居したので言ってませんが、実は床が傾いてます。建物のそばまで伸びてきている、というのは、地表にボコボコ見える竹の根で、地表に盛り上がってきてるということは・・・地下ではすでに建物にぶつかって行き場を失ってる？とか？？

Contents

1 マンション管理会社と竹の根の侵入問題
2 まとめ

マンション管理会社と竹の根の侵入問題

賃貸マンションにおいて、敷地内の竹の根が建物の基礎にまで達しているという状況は、放置すべきではありません。管理会社には、建物の維持管理の義務があり、それが建物の構造や安全に影響を与える可能性がある場合は、適切な対策を行う責任があります。ただし、その責任の範囲や具体的な対策は、以下の要素によって異なります。

1. 敷地境界の明確化

まず重要なのは、竹林が本当にマンション敷地内にあるのか、そして、その竹の根がマンションの敷地、特に建物の基礎部分にまで侵入しているのかを明確にすることです。ご質問にあるように、擁壁やフェンスの存在、ひな壇状の敷地など、境界が曖昧なケースは、専門家（測量士など）に依頼して境界を正確に確認する必要があります。 これは、管理会社に伝える前に、ご自身で確認しておくことが重要です。 境界が不明確なまま管理会社に相談しても、責任の所在が曖昧になり、適切な対応が遅れる可能性があります。

2. 管理会社の責任と義務

境界がマンション敷地内であると確認できた場合、管理会社は建物の維持管理義務に基づき、竹の根による被害を防止するための対策を行う必要があります。具体的には、竹の根の除去、成長抑制のための薬剤散布、擁壁の補強など、状況に応じた対策が考えられます。ただし、管理会社が必ずしもすべての費用を負担するとは限りません。契約内容や建物の構造、被害の程度によって、費用負担の割合が変わる可能性があります。 管理規約を確認し、専門家（建築士など）に相談して、管理会社との交渉に臨むことが重要です。

3. 入居者としての対応

管理会社に報告する際には、以下の点を明確に伝えましょう。

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竹の根の状況（写真や動画を添付すると効果的です）
竹の根が建物の基礎にまで到達している可能性
建物の損傷（床の傾きなど）に関する懸念
専門家による調査・対策の必要性

証拠となる写真や動画を準備しておきましょう。 また、床の傾きについても、具体的な状況を伝え、必要であれば専門家による調査を依頼することを提案しましょう。

4. 専門家への相談

管理会社との交渉が難航したり、専門的な知識が必要な場合は、建築士や不動産鑑定士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、状況を正確に判断し、適切な対策を提案し、管理会社との交渉をサポートしてくれます。 費用はかかりますが、将来的なトラブルを回避するためには有効な手段です。

5. 具体的な対策例

竹の根の侵入を防ぐためには、以下の様な対策が考えられます。

物理的な遮断： 竹の根の侵入経路を遮断するために、根止めシートやコンクリートなどの遮断壁を設置します。これは、既存の基礎部分への影響を最小限に抑えるために、専門家の指導の下で行う必要があります。
薬剤による成長抑制： 竹の成長を抑制する薬剤を土壌に注入する方法があります。効果は限定的ですが、根の成長を遅らせる効果が期待できます。ただし、薬剤の種類や使用方法によっては、環境への影響も考慮する必要があります。
竹の伐採： 根本的な解決策として、竹の伐採が考えられます。ただし、所有者の許可が必要であり、伐採後の管理も必要です。また、伐採によって周辺環境に影響を与える可能性もあるため、専門家の指導が必要です。

まとめ

マンション敷地内の竹の根の侵入は、放置すると建物の構造に深刻な影響を与える可能性があります。管理会社に報告し、適切な対策を講じるよう求めることが重要です。 証拠となる資料を準備し、必要に応じて専門家の意見を聞きながら、管理会社と積極的に交渉を進めていきましょう。 ご自身の権利と安全を守るためにも、早めの対応が大切です。