マンション廊下サッシ清掃問題への対処法:管理組合と居住者の円滑な関係構築

★教えて下さい★ 分譲マンションです。実は今日マンションでの理事会で、管理人さんあてに匿名での苦情の走り書きのようなものが届き、それについて考えてしまいました。 内容はマンションで廊下側の鉄枠のついた窓の下にあるサッシの部分。普段掃除するにも大変苦労する場所なのですが、最近マンションの掃除の方(廊下や階段、エントランスなど毎日掃除)が一件ずつ綺麗に拭き掃除をしてくれるようになり、大変助かっていました。今までの掃除に来る方でそこまで綺麗にしてくれる方は居なかったので、感謝していたのです。 しかし、今日のある一件のお宅の苦情により、好意で拭き掃除をしてくれていたお掃除の方を傷つけてしまうような事になったのです。その苦情はとにかくサッシを拭くのは止めて欲しい。今までの掃除の人はそんな事しなかった。蜘蛛の巣がある。階段や他を綺麗にして欲しい…など、書いてあり、まるで余計な事はせず本来するべき所だけやってればよい。と言うような乱暴で人の好意を無駄にするような感じの悪いものでした。 今までのお掃除の方とは比較にならないくらいによくやってくれている方です。蜘蛛の巣など決してありません。実によく行き届いた方で、皆さん感謝していたのです。 長くなりましたが質問です。私はお掃除の方がいかに傷ついているかどうか…気の毒でなりません。この場合、みなさんならどのように対処されますか? 玄関でれば共同だと思っていたのですが、サッシ部分は個人でしょうか?アンケートをとり、して欲しくない方を特定し、そこの家だけ掃除をしないと言うのは可能でしょうか?私は書記担当の理事なので、出来ればここをはっきりさせたいのです。 一人でも反対する方がいれば、やはりマズイでしょうか?なんとかしたいので知恵を授けて下さい。お願いします。

マンションにおけるサッシ清掃:共有部分と専有部分の境界

マンションの廊下側のサッシ清掃に関する問題、お気持ちお察しします。匿名の苦情によって、丁寧な清掃をしてくださる方への感謝の気持ちと、居住者間の摩擦という難しい状況に直面されていることと思います。まず、重要なのはサッシ部分の区分です。

一般的に、サッシの外側は共有部分内側は専有部分とされています。ただし、これはマンションの規約や構造によって異なる場合があります。管理規約を確認し、サッシの清掃責任が共有部分なのか専有部分なのかを明確にする必要があります。規約に明記されていない場合は、管理会社や専門家に相談しましょう。

共有部分と専有部分の明確化

* 管理規約の確認:マンションの管理規約を丁寧に読み込み、サッシの清掃に関する記述を探します。清掃の範囲、責任、方法などが記載されている可能性があります。
* 管理会社への確認:規約に明確な記述がない場合は、管理会社に問い合わせましょう。彼らはマンションの構造や過去の事例について詳しい情報を持っているはずです。
* 専門家への相談:管理会社からの回答に不明点がある場合、または規約に解釈の余地がある場合は、不動産管理の専門家や弁護士に相談することをお勧めします。

居住者間のトラブル解決:アンケートと話し合いの重要性

サッシ清掃に関する苦情が匿名であること、そして清掃員の方への配慮を考えると、アンケートによる調査は慎重に進める必要があります。一方的なアンケートは、かえって居住者間の対立を激化させる可能性があります。

アンケート実施の注意点

* 匿名性を確保:アンケートは匿名で行い、回答者の特定を避けましょう。回答内容から特定できるような質問は避け、自由記述欄を設けることで、より率直な意見を集めることができます。
* ニュートラルな質問:サッシ清掃に関する意見を客観的に収集できるよう、誘導的な質問は避けましょう。「サッシ清掃についてどのようにお考えですか?」といった、開かれた質問が効果的です。
* 結果の公表と対応:アンケート結果を理事会で共有し、その結果に基づいて適切な対応を決定します。その対応内容を居住者全体に説明することで、透明性を確保し、理解を得やすくなります。

話し合いによる解決

アンケートの結果を踏まえ、苦情を寄せた居住者と直接話し合うことも重要です。対話を通じて、お互いの立場を理解し、合意点を見出すことができれば、より良い解決策が見つかる可能性があります。

* 冷静な姿勢:感情的な言動は避け、冷静に事実を伝え、相手の意見に耳を傾けましょう。
* 共感と理解:相手の気持ちを理解しようと努め、共感する姿勢を示すことが大切です。
* Win-Winの関係構築:お互いが納得できる解決策を見つけることを目指しましょう。例えば、サッシ清掃の頻度を調整したり、清掃方法を変更したりするなど、柔軟な対応が必要です。

清掃員の保護とモチベーション維持

今回の件で、熱心に清掃をしてくださる方が傷ついていることは非常に残念です。清掃員の方のモチベーション維持は、マンション全体の清潔さを保つ上で不可欠です。

感謝の気持ちの表現

理事会として、清掃員の方への感謝の気持ちを伝えることが重要です。直接感謝の言葉を伝えたり、感謝状を贈ったりするなど、具体的な行動で示しましょう。

清掃業務の見直し

今回の件を機に、マンション全体の清掃業務を見直すことも検討しましょう。例えば、清掃範囲や頻度、清掃方法などを明確化することで、トラブルを未然に防ぐことができます。

専門業者への委託

現状の清掃体制に問題がある場合は、専門の清掃業者に委託することも検討しましょう。専門業者であれば、より効率的かつ質の高い清掃サービスを提供してくれる可能性があります。

まとめ:丁寧な対応と透明性が重要

マンションにおける清掃問題は、居住者間の良好な関係を維持する上で非常に重要な課題です。今回のケースでは、丁寧な対応と透明性を保つことが、解決への鍵となります。管理規約の確認、アンケートの実施、話し合い、清掃員への感謝の表明など、段階的に対応を進めていきましょう。一人でも反対する方がいる場合でも、その意見を尊重し、話し合いを通じて合意形成を目指しましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)