マンション外壁塗装工事中のカビ対策:窓が開けられない、光が入らない、湿気との闘い

マンションの外装塗り替えで、窓が開けれないためカビが生えてきました。工事は2ヶ月間日曜日以外の8時~17時30分まで。今は窓の養生ははがされたので開けれなくはないのですが、網戸を外されているのでずっとは開けれません。あと、施工業者がベランダに立ち入るので、プライバシーの問題からカーテンも閉めておくよう通知があったので光も入りません。洗濯物は2ヶ月間は部屋干ししなくてはいけません。湿気取りを部屋やタンス、押し入れのあちこちに置いて、部屋にいるときは部屋中の扉をあけ換気扇を回すのですが、それでは追いつかないのか窓際の畳に黒カビが生えてました。洗濯物もなかなか乾かないのでもカビ臭いし…業者から部屋干しの洗剤はもらいましたがあまり効果がないように思います。暖房をつけて乾かそうとしましたが電気代もかかるし暑いし毎回やってられません。工事が終わっても梅雨時期なので、あと3ヶ月くらいはこの状態が続くと思うと体もカビ臭くなりそうです。何かいい方法はないでしょうか?

外壁塗装工事中のカビ発生:原因と対策

マンションの外壁塗装工事中は、窓や網戸の閉鎖、ベランダへの立ち入り制限などにより、室内換気が悪くなり、湿気がこもりやすい環境になります。そのため、カビが発生しやすくなってしまうのです。質問者様の場合、窓際畳へのカビ発生、洗濯物のカビ臭など、深刻な状況と言えるでしょう。 換気と乾燥が鍵となりますが、工事期間中は制約が多いので、より効果的な対策が必要です。

1. 効果的な換気方法

換気扇だけでは不十分な場合、空気清浄機除湿機の併用が有効です。空気清浄機は、カビの胞子を抑制する効果も期待できます。除湿機は、湿気を直接取り除くことでカビの発生を抑え、洗濯物の乾燥も促進します。

* 換気扇の活用:工事中は、換気扇をこまめに回しましょう。タイマー機能付きの換気扇であれば、定期的な換気を自動で行えます。
* 窓の工夫:網戸がない状態でも、窓を少しだけ開けて換気を試みることも可能です。ただし、防犯面には十分注意し、換気扇と併用することで効果を高めましょう。
* 空気清浄機:HEPAフィルター搭載の空気清浄機は、カビの胞子除去に効果的です。
* 除湿機:コンプレッサー式除湿機は、高い除湿能力を持つため、特に梅雨時期にはおすすめです。

2. 部屋干しの効率化

洗濯物が乾きにくく、カビ臭くなるのは大きな問題です。以下のような対策が有効です。

* 浴室乾燥機:浴室乾燥機があれば、洗濯物を効率的に乾燥させることができます。
* サーキュレーター:扇風機やサーキュレーターで風を循環させることで、洗濯物の乾燥時間を短縮できます。
* 乾燥剤:除湿剤や乾燥剤を洗濯物と一緒に吊るすと、乾燥を促進します。
* 部屋干し専用洗剤:部屋干し専用の洗剤を使用することで、生乾き臭を防ぎ、清潔に保てます。
* 扇風機と除湿機の併用:扇風機で風を送り込み、除湿機で湿気を除去することで、乾燥効率が向上します。

3. カビ対策

カビが生えてしまった畳は、専門業者に相談することをおすすめします。自分で処理しようとすると、かえってカビの繁殖を助長してしまう可能性があります。

* カビ取り剤:市販のカビ取り剤を使用する場合は、必ず使用方法をよく確認し、換気を十分に行ってから使用しましょう。
* 定期的な清掃:カビが生えやすい場所は、定期的に清掃しましょう。掃除機や雑巾で拭き取るだけでも効果があります。
* 防カビ対策:カビが生えにくい環境を作るために、除湿剤や防カビ剤を使用するのも有効です。

4. その他の対策

* 遮光カーテン:プライバシー保護のためカーテンを閉める必要がある場合、遮光カーテンを使用することで、室温の上昇を抑えることができます。
* 温度管理:室温が高すぎるとカビの繁殖が促進されるため、エアコンや扇風機などを活用して、適切な温度を保ちましょう。
* 定期的な点検:カビの発生状況を定期的にチェックし、早期発見・早期対処を心がけましょう。

専門家のアドバイス

建築士やインテリアコーディネーターなどの専門家に相談することで、より具体的な対策を提案してもらえます。特に、カビの発生状況や建物の構造によっては、専門家のアドバイスが必要となる場合があります。

まとめ

マンションの外壁塗装工事中は、カビ対策が非常に重要です。換気、乾燥、清掃を徹底し、必要に応じて空気清浄機や除湿機などを活用しましょう。カビが発生してしまった場合は、専門業者に相談することをおすすめします。工事期間中は不便な点も多いですが、これらの対策を講じることで、快適な生活を維持できるはずです。

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