マンション売却の困難と未成年契約の取り消し:郡山物件と原発事故の影響

契約の取り消しは出来ますか? 私は郡山の両親が経営するグループ企業の取締役をしています。 18歳の時にマンションを私名義で8部屋買いました。 今、被災地で原発事故で物件の買い手を見つけるのが難しく困っています。 そこで民法では未成年者がした契約は取り消せるみたいなので取り消してお金を返して貰おうと思います。 契約取り消しは出来ますか?ローンなどはありません。 回答宜しくお願いしますm(_ _)m

未成年者によるマンション購入契約の取り消しについて

18歳で8部屋ものマンションを購入されたとのこと、大変な状況におかれていることと思います。福島県郡山市の物件とのことですが、原発事故の影響で売却が困難になっているという現実も重くのしかかっていることでしょう。 未成年者による契約の取り消しについては、民法上の規定に基づき検討する必要がありますが、残念ながら、単純に未成年だったからといって契約を簡単に取り消せるわけではありません。

未成年者契約の取り消し要件

民法では、未成年者が行った契約は、法定代理人(通常は親権者)の同意がない限り、取り消すことができます(民法5条)。しかし、この「同意がない」という点が重要です。 ご質問からは、ご両親が経営するグループ企業の取締役をされていること、18歳でマンションを8部屋も購入されていることから、ご両親がその契約に何らかの形で関与していた可能性が推測されます。

もし、ご両親が契約に同意していたり、黙認していたり、あるいは契約内容を十分に理解した上で、ご自身の購入を援助していたりした場合、契約は有効と判断される可能性が高く、契約の取り消しは非常に困難です。

契約成立から時間が経過していることの影響

さらに、ご質問の補足に「二十歳になってから五年以上経ってるので取り消しは無理っぽいですね」とありますが、これは重要な点です。未成年者契約の取り消しには、成年後も相当の期間が経過している場合、取り消しが認められない可能性が高いです。 法律上明確な期間制限はありませんが、判例や学説から、成年後相当の期間が経過した場合は、相手方への不利益が大きくなるため、取り消しが認められないと判断されることが多いのです。

現状打開のための具体的な対策

契約の取り消しが難しいとすれば、他の方法で現状を打開する必要があります。 以下に、具体的な対策を提案します。

1. 不動産専門家への相談

まず、信頼できる不動産会社や不動産鑑定士に相談することを強くお勧めします。彼らは市場の状況を熟知しており、現在の物件の適正価格や売却戦略について、専門的なアドバイスを提供できます。 郡山市の不動産市場の現状、原発事故の影響を受けた物件の売却方法、税金対策など、具体的な解決策を提示してくれるでしょう。

2. 弁護士への相談(顧問弁護士以外)

ご自身の顧問弁護士に相談しても親身になってもらえないとのことですが、別の弁護士に相談することも検討してください。 第二の意見を得ることで、より客観的なアドバイスを受けられます。 弁護士費用はかかりますが、専門家の視点から、売却戦略、債務整理、あるいは他の法的解決策について検討できます。

3. 物件の活用方法の検討

売却が困難な場合、物件の活用方法を検討することも有効です。 例えば、

  • 賃貸経営:空室リスクはありますが、家賃収入を得ることで経済的な負担を軽減できます。
  • リノベーション:物件をリフォームすることで、魅力を高め、売却価格を向上させることができます。
  • シェアハウス化:複数の居住者を募ることで、空室リスクを軽減し、収益性を高めることができます。

など、様々な選択肢があります。 これらについても、不動産のプロに相談することで、最適な方法を見つけることができるでしょう。

4. 金融機関への相談

もし、物件の売却が困難で、経済的な負担が大きくなっている場合は、金融機関に相談することも検討しましょう。 返済猶予や債務整理などの可能性を探ることもできます。

専門家の視点

このようなケースでは、不動産売買に精通した弁護士や不動産鑑定士の専門的なアドバイスが不可欠です。 彼らは、法律的な観点から契約の有効性を判断し、また市場状況を踏まえた上で、最適な解決策を提案してくれるでしょう。 特に、原発事故の影響を受けた地域の不動産取引は複雑な問題を含んでいるため、専門家のサポートは非常に重要です。

まとめ

未成年者契約の取り消しは、必ずしも容易ではありません。 ご自身の状況を正確に把握し、専門家のアドバイスを得ながら、最適な解決策を見つけることが重要です。 焦らず、一つずつ問題を解決していくことで、必ず道は開けます。 まずは、信頼できる不動産会社や弁護士に相談し、具体的な対策を立てましょう。 困難な状況ではありますが、諦めずに前向きに取り組むことが大切です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)