マンション和室のサッシ窓枠のカビ対策:腐食した木枠の修復方法

マンションに住んで5年ぐらいで(新築で購入)ベランダに面している部屋がダイニングと和室なんです。ダイニングのほうのサッシの木の窓枠はカビてません。濃い茶色でペンキでコーティングされてるみたいです。和室のほうは、白木でなにもコーティングされてないようです。たぶんその差がでて、白木(和室)のほうは、サッシの枠と木が接してる部分(四方)に、青カビが発生してます。すごく見苦しいので、これを何とか除去したいのですが・・・除去の方法を教えてください。例えばサッシ枠を交換しなければいけないのか?ニスとかペンキで塗ってぼかすのか?もしぼかすならペンキはどんなものがいいのかなど!こんな状況になって、実際解決したという方!方法を教えてください。ちょっと困っていますので!今はペンキで塗ろうかと思ってます。よろしくお願いします。

カビ発生の原因と現状把握

5年前に新築で購入されたマンションの和室サッシ窓枠に青カビが発生しているとのこと。ダイニング側の窓枠はペンキでコーティングされているためカビていないことから、木材の防腐・防カビ処理の有無がカビ発生の大きな要因と考えられます。和室側の窓枠が白木で無塗装であることが、カビの繁殖を招いたと考えられます。

まずは、カビの発生状況を詳しく確認しましょう。

* カビの範囲:サッシ枠と木材の接合部分のみに発生しているのか、窓枠全体に広がっているのか。
* カビの深さ:表面だけなのか、木材内部にまで浸食しているのか。
* 木材の腐食状況:カビによって木材が腐食し、強度が低下しているか。

カビ除去と修復方法

カビの状況によって、適切な対処法が変わってきます。

1.軽度なカビの場合(表面的なカビ):清掃と防カビ処理

カビが表面に付着している程度であれば、以下の方法で対処できます。

(1) カビの除去

* 換気を十分に行い、マスク、ゴム手袋、保護メガネを着用して作業しましょう。
* 市販のカビ取り剤を使用します。酸性タイプのカビ取り剤が効果的です。
* ブラシや歯ブラシを使って、カビを丁寧に落とします。
* 水で洗い流し、十分に乾燥させます。
* 乾燥が不十分だとカビが再発する可能性があるので、十分に乾燥させることが重要です。

(2) 防カビ処理

* カビ取り後、防カビ剤を塗布します。木材用防カビ剤を選び、使用方法をよく読んでから使用しましょう。
* 防カビ剤は、木材の内部に浸透させるように塗布します。
* 完全に乾燥させてから、次の工程に進みます。

(3) 塗装

* 防カビ処理後、木材保護塗料を塗布します。
* 水性ウレタン塗料オイルステインなどがおすすめです。
* 色は既存の窓枠の色に合わせて選びましょう。
* 複数回塗り重ねることで、より効果的な保護が期待できます。

2.中度~重度なカビの場合(木材の腐食が進行している):部分交換または全面交換

カビが深く浸食し、木材が腐食している場合は、清掃と防カビ処理だけでは不十分です。

(1) 部分交換

腐食している部分だけを交換する方法です。ホームセンターなどで木材を購入し、DIYで交換することも可能です。ただし、正確な寸法を測り、適切な工具を使用する必要があります。自信がない場合は、専門業者に依頼しましょう。

(2) 全面交換

腐食がひどい場合や、DIYに自信がない場合は、窓枠全体を交換する方が良いでしょう。専門業者に依頼する必要があります。費用は高くなりますが、長期的には安心です。

専門家への相談

カビの状況が判断できない場合や、DIYに不安がある場合は、専門業者に相談しましょう。

* 建具業者:窓枠の交換や修理を専門に行っています。
* インテリア業者:インテリアリフォームの相談に乗り、適切な業者を紹介してくれます。
* マンション管理会社:マンションの修繕に関する相談窓口があります。

専門家のアドバイスを受けることで、適切な対処法を選び、安心して作業を進めることができます。

ペンキの種類と選び方

質問者様はペンキで塗ろうと考えているとのことですが、ペンキの種類によって耐久性や防カビ効果が異なります。

* 水性塗料:臭いが少なく、環境に優しいのが特徴です。防カビ効果のあるものもあります。
* 油性塗料:耐久性が高いのが特徴です。ただし、臭いが強く、取り扱いに注意が必要です。
* ウレタン塗料:耐久性と防カビ効果が高いのが特徴です。

防カビ効果のある塗料を選ぶことが重要です。塗料を選ぶ際には、パッケージに記載されている情報をよく確認しましょう。

まとめ:適切な対処で快適な空間を

和室のサッシ窓枠のカビ問題は、適切な対処法を選ぶことで解決できます。カビの程度を正確に判断し、必要に応じて専門家の力を借りながら、快適な住空間を取り戻しましょう。軽度であればDIYでも対応可能ですが、重度な場合は専門業者への依頼が安心です。早めの対処が、より良い結果につながります。

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