マンション共用廊下側の部屋の活用術|暗い北向きの部屋を快適空間に変える方法

マンション共用廊下に面した部屋の使い方について相談です。検討中の部屋の間取りは、南側にLDKと和室、北側に約6畳の洋室が玄関を挟んで配置されています。北側の洋室には窓がありますが、共用廊下に面しており、鉄格子のようなものが付いています。そのため、牢屋のような印象を受け、暗く感じました。この部屋を寝室にしたら、夏場など窓を開けて寝ることは無理ですよね。このような間取りの部屋は一般的だと思うのですが、皆さんどのように使っているのでしょうか?廊下を通る人の足音が気になったり、覗かれたりすることはないのでしょうか?

共用廊下側の部屋の活用方法:寝室以外に最適な用途とは?

共用廊下側に面した部屋は、採光やプライバシーの面で課題を抱えがちです。寝室として利用するのは、確かに夏場の換気や防犯面で不安が残ります。しかし、工夫次第で快適で便利な空間へと変身させることができます。寝室以外の用途を検討することで、その部屋の欠点をメリットに変えることができるでしょう。

1. 書斎・ワークスペースとして活用する

共用廊下側の部屋は、外部からの視線が気になりにくいというメリットがあります。そのため、書斎やワークスペースとして最適です。静かな環境で集中して仕事や勉強に取り組むことができます。

* ポイント: 遮光カーテンやロールスクリーンを使用し、さらにプライバシーを守り、光を調整することで快適な作業環境を確保しましょう。デスクや収納家具を配置する際は、部屋の広さを最大限に活かすレイアウトを検討することが重要です。壁一面に本棚を設置するなど、空間を有効活用するアイデアもおすすめです。

2. ゲストルームとして活用する

来客があった際に、ゲストルームとして利用するのも良いでしょう。寝室とは別にゲストルームを用意することで、プライバシーを確保し、快適な滞在を提供できます。

* ポイント: ソファベッドや折りたたみベッドなどを用意しておけば、必要に応じて簡単にベッドスペースを確保できます。また、収納スペースを確保し、ゲスト用のアメニティなどを整理しておくと便利です。落ち着いた雰囲気のインテリアで、ゲストがリラックスできる空間を演出しましょう。

3. 納戸・収納スペースとして活用する

共用廊下側の部屋は、収納スペースとしても活用できます。季節物の衣類や、普段使わない物などを収納することで、LDKなどの生活空間を広く保つことができます。

* ポイント: 収納家具を効率的に配置し、空間を最大限に活用しましょう。棚や引き出し、クローゼットなどを設置し、アイテムごとに整理整頓することで、収納効率を上げることができます。防湿・防虫対策も忘れずに行いましょう。

4.趣味の部屋として活用する

絵画や音楽、読書など、自分の趣味を楽しむための空間として活用することもできます。外部の視線を気にせず、自分の好きなことに没頭できる空間は、ストレス解消にも繋がります。

* ポイント: 趣味に合わせて適切な家具や設備を導入しましょう。例えば、絵画を趣味とするならイーゼルや収納棚、音楽を趣味とするなら楽器や音響設備などを配置します。部屋の雰囲気を自分の趣味に合わせたインテリアで演出することで、より一層没頭できます。

共用廊下側の部屋のデメリットへの対策

共用廊下側の部屋のデメリットを軽減するための具体的な対策をいくつかご紹介します。

1. 遮音対策

共用廊下の足音などが気になる場合は、遮音対策が重要です。

* ポイント: カーテンやラグ、じゅうたんなどを活用することで、ある程度の防音効果を得られます。さらに効果を高めたい場合は、防音カーテンや防音マットなどを検討しましょう。窓に防音フィルムを貼るのも効果的です。専門業者に相談して、壁や窓への防音工事を行うのも一つの方法です。

2. プライバシー対策

廊下から部屋の中が見えないように、プライバシー対策も重要です。

* ポイント: 遮光性の高いカーテンやブラインドを使用しましょう。レースカーテンは、昼間は採光を確保しつつ、プライバシーを守ることができます。窓に目隠しフィルムを貼るのも効果的です。さらに、植栽などを活用して視線を遮ることもできます。

3. 照明対策

北側の部屋は、日当たりが悪く暗いことが多いです。そのため、適切な照明計画が必要です。

* ポイント: 天井照明だけでなく、間接照明やスタンドライトなどを活用し、明るさを確保しましょう。白を基調としたインテリアにすることで、より明るく開放的な空間を演出できます。窓際に鏡を設置することで、光を反射させて部屋を明るくすることもできます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から、共用廊下側の部屋の活用についてアドバイスします。

「共用廊下側の部屋は、採光やプライバシーに課題がありますが、適切な工夫によって、快適な空間へと変えることができます。まず、部屋の用途を明確にすることが重要です。そして、その用途に合わせた家具や照明、カーテンなどを選び、空間全体をデザインすることで、部屋の欠点を補い、メリットを最大限に活かすことができます。例えば、書斎として活用する場合は、集中できる静かな環境を作るために、遮音性やプライバシーに配慮した設計が重要です。また、収納スペースとして活用する場合は、収納家具の配置や収納方法を工夫することで、空間を最大限に活用することができます。それぞれの用途に合った適切なインテリアを選ぶことで、快適で機能的な空間を実現できます。」

まとめ

共用廊下側の部屋は、工夫次第で快適な空間へと変えることができます。この記事で紹介した対策を参考に、あなたにとって最適な活用方法を見つけてください。

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