マンション住まいでも大丈夫!電子ピアノとアップライトピアノの選び方~音質、予算、防音対策まで徹底解説~

子供がピアノを習っていますが、マンション住まいということもあり電子ピアノCLP470の購入を考えています。以前から電子ピアノを買うという事を先生にも話し了承を得ていました。でも、先日子供の指の動きや将来性を評価して頂き、電子ピアノでは勿体ないと言われました。きっと近い将来、アップライトが必要になると思うとのことです。そこで、ご相談なのですが①もし電子を買うなら、もう少し安い機種にしてしばらく様子を見る(先生談)②サイレント機能付きのアップライトを買う③今はCLP470(約25万)でも十分なのでとりあえず買うで迷っています。生ピアノがよいのは分かっていますが、マンション住まいという事もあって躊躇しています。ちなみに住んでいるのは、築1年でピアノokの高層マンション角部屋です。②については、置く場所・予算・防音の面からYM5SDを検討しています。(中古で35万位)この機種についても賛否両論あるかと思います。(131cmのほうが音が良い事は承知しておりますが、大音量はさけたい)アドバイス、またお勧めがあれば教えてください。(他機種も可)よろしくお願い致します。補足やはりYM5SDはイマイチなのですね。自宅マンションでは生ピアノを所有してる方もいて、その下階に住んでいる知人は特に騒音に感じないとの事なのでアップライトに絞ります。ただ私も十数年ぶりに練習したいので(きっと夜)やはり消音機能は付けたいです。近所の中古ピアノ店(特約店)で1980年前半の YUSのサイレント付を勧められました。椅子や付属品、運搬料等全て込みで42万。この機種、この金額はいかがでしょうか?

マンションでのピアノ選び:電子ピアノとアップライトピアノのメリット・デメリット

ピアノの購入は大きな決断です。特にマンション住まいでは、音質、予算、防音対策など、様々な要素を考慮する必要があります。質問者様のお悩みは、まさに多くのマンション住まいのピアノ学習者にとって共通の課題です。そこで、電子ピアノとアップライトピアノそれぞれの特徴を比較し、最適な選択肢を見つけるためのポイントを解説します。

電子ピアノ:メリットとデメリット

  • メリット:
    • 価格が比較的安い:アップライトピアノに比べて価格が抑えられます。予算を抑えたい方にとって魅力的です。
    • コンパクトで設置しやすい:場所を取らず、マンションにも設置しやすいサイズ感です。
    • 防音対策が容易:ヘッドホンを使用すれば、夜間の練習でも周囲に迷惑をかける心配がありません。
    • 様々な機能:録音機能やメトロノーム機能など、練習に役立つ機能が充実しています。ヤマハのCLP-470は高性能モデルとして知られています。
  • デメリット:
    • 生ピアノとは異なるタッチ感:鍵盤のタッチ感や音色は生ピアノとは異なります。長期間にわたる練習では、生ピアノ特有の感触に慣れることが重要となる可能性があります。
    • 耐久性:アップライトピアノと比較すると、耐久性は劣る可能性があります。

アップライトピアノ:メリットとデメリット

  • メリット:
    • 本格的な音質とタッチ感:電子ピアノに比べて、より本格的なピアノの音質とタッチ感を味わえます。表現力も豊かになります。
    • 高い耐久性:適切なメンテナンスを行えば、長期間にわたって使用できます。
    • 将来的な価値:中古市場でも一定の価値を保ちます。
  • デメリット:
    • 価格が高い:電子ピアノに比べて価格が高くなります。
    • 設置スペースが必要:アップライトピアノは電子ピアノよりも設置スペースが必要です。
    • 防音対策が必要:マンションでは、防音対策をしっかり行う必要があります。防音室の設置や防音マットの使用などを検討する必要があります。

先生からのアドバイスと選択肢の検討

先生は、お子様の将来性を考慮し、アップライトピアノを推奨されています。これは、より高度な演奏技術を習得するためには、生ピアノ特有のタッチ感や音色に慣れることが重要であるという考えに基づいています。

選択肢①「安い電子ピアノで様子を見る」は、費用を抑えられますが、将来的にアップライトピアノへの買い替えが必要となる可能性が高く、結果的に費用がかさむ可能性があります。

選択肢②「サイレント機能付きのアップライトピアノを買う」は、防音対策と演奏練習の両立が可能で、先生からのアドバイスにも合致する理想的な選択肢です。

選択肢③「CLP-470を購入する」は、高性能な電子ピアノですが、先生の見解からすると、将来的にアップライトピアノへの買い替えが必要となる可能性があり、費用対効果の面で疑問が残ります。

ヤマハYM5SDとYUSピアノの評価

質問者様は、ヤマハYM5SDの中古(約35万円)と、1980年代前半のYUSピアノ(サイレント機能付き、42万円)を検討されています。

ヤマハYM5SDについて

YM5SDは、コンパクトなサイズながら、ヤマハの技術が凝縮されたモデルです。しかし、中古市場では状態によって価格や音質にばらつきがあるため、購入前に専門家による点検が不可欠です。

YUSピアノについて

1980年代前半のYUSピアノは、製造から時間が経過しているため、状態によっては修理が必要となる可能性があります。42万円という価格は、状態やサイレント機能の有無、付属品などを考慮すると、妥当な範囲内と言えるかもしれません。しかし、購入前に必ず専門家による状態確認を行うことをお勧めします。

マンションでの防音対策

マンションでのピアノ演奏において、防音対策は非常に重要です。近隣住民への配慮は、快適な生活を送る上で欠かせません。

効果的な防音対策

  • 防音マット:ピアノの下に敷くことで、床への振動を軽減します。
  • 防音カーペット:ピアノ周辺に敷くことで、室内の反響音を抑制します。
  • 防音カーテン:窓に防音カーテンを取り付けることで、音漏れを防ぎます。
  • 吸音材:壁や天井に吸音材を取り付けることで、室内の音響を調整します。
  • サイレント機能:ピアノ本体にサイレント機能が搭載されている場合は、ヘッドホンを使用して演奏することで、音を完全に遮断できます。

これらの対策を組み合わせることで、より効果的な防音を実現できます。

まとめ:最適なピアノ選びと防音対策

お子様の将来性とマンションでの生活を両立させるためには、サイレント機能付きのアップライトピアノが最適な選択肢と言えるでしょう。YUSピアノの価格は、状態によっては妥当な範囲内ですが、購入前に必ず専門家による状態確認を行いましょう。また、防音対策も忘れずに行い、近隣住民への配慮を心がけてください。

中古ピアノの購入は、状態の確認が非常に重要です。信頼できる中古ピアノ店を選ぶこと、そして専門家の意見を参考にしながら、慎重に検討することをお勧めします。

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