マンション任意売却と競売回避:焦らず冷静に対処する方法

マンションの任意売却に於いて、あと1か月少しで競売になると先日電話で知りました、銀行の話と違い過ぎ、どうすれば良いのか教えて下さい、住宅金融支援機構の競売期日を延ばす事は出来ないのでしょうか。 一身上の都合でマンションを売りたいと銀行に相談して、公庫の残高を確認し返済金は約800万。 不動産屋から一般の売り相場は2千万位と聞き売る事を決断、専任でお願いしました。 当時銀行に相談した時、毎月のローンは販売決済時に出来ます、少しの利息は掛かりますが。 そんな話しでしたが、なんと先日電話であと1カ月位で競売に掛かると知りました。 銀行に電話して説明を聞きましたが、住宅金融支援機構の事は知らないと電話の対応。 安易に考えていた私も馬鹿でしたが、今更どうすれば良いのか分りません。 以前、不動産屋に売値を下げて欲しいと話した時には、機構の方が駄目だと言って居ます。 自分のマンションを値下げして売るのも機構の判断が必要と知らされました。 公庫の残金が800万位で、たとえ叩き売りしても充分残る金額ですが。 銀行に相談してからの流れに納得行きません。 無知の私で、不動産屋に任せきりでした事も私の責任ですが。 以前は部屋見学の方が多々来ていましたから、私も引っ越して部屋の改装も済ませましたが。 やる事がすべて裏目、無駄な事ばかりしている自分が馬鹿に思えています。 住宅金融支援機構の競売期日を変更して貰える事は出来ないのでしょうか、教えて下さい。補足銀行のローンは完済です、残っているのは公庫の800万位だけです、公庫に私が電話して初めて聞かされたのが現実です、以前の話では年末位までには終わりたいですと電話で話した程度でした、安易に考えていた事は反省。 バブルの頃の物件で金利も6.5位25年も払ってきましたが、銀行と公庫の流れが理解できないです。 最悪は残債の金額は用意する予定ではいます、抽選で以前理事長をさせられてから売る事を決断したのです

競売開始まで1ヶ月…まず落ち着いて状況把握を

ご状況を拝見すると、非常に焦っておられることと思います。しかし、まずは落ち着いて、現状を整理しましょう。銀行ローンは完済で、残債は住宅金融支援機構(以下、機構)への約800万円とのこと。物件の市場価格は約2000万円と不動産業者から見積もりを受けていることから、残債を支払うだけの余裕はあると判断できます。問題は、競売開始まで1ヶ月しかないという時間的な制約と、情報伝達の不備による混乱です。

なぜこのような事態になったのか?原因の究明

現状に至った原因を分析することで、今後の対応策が見えてきます。

* 情報伝達の遅れ: 銀行と機構、不動産業者間の情報共有が不十分だった可能性が高いです。銀行は機構への債務を把握していなかった、あるいは、その情報をあなたに適切に伝達しなかった可能性があります。
* 不動産業者への過剰な依存: 不動産業者に任せきりだった点が問題です。任意売却は複雑な手続きを伴うため、専門知識を持つ不動産業者であっても、常に進捗状況や問題点を共有し、あなた自身が状況を把握する必要があります。
* 交渉の遅れ: 売却価格の交渉が遅れた可能性も考えられます。市場価格を考慮しても、競売にかけられると価格が下がる可能性があります。

競売回避に向けた具体的な対策

競売開始まで1ヶ月しかない状況ですが、まだ回避できる可能性があります。以下の対策をすぐに実行しましょう。

1. 機構への直接交渉

まずは機構に直接連絡し、競売開始日の延期を交渉しましょう。競売開始日延期は、必ずしも認められるとは限りませんが、あなたの事情を説明し、任意売却による解決を強く訴えることが重要です。

* 交渉のポイント:
* 既に不動産業者に専任媒介を依頼していること
* 売却に向けて積極的に動いていること(具体的な活動内容を説明)
* 800万円の残債を支払うだけの資金力があること
* 延期によって機構にもメリットがあることを説明(例えば、競売による売却価格の下落リスク回避など)

2. 不動産業者との連携強化

現在の不動産業者との連携を強化し、より積極的な売却活動を求めましょう。

* 具体的な行動:
* 売却価格の見直し:市場価格を踏まえ、現実的な価格設定を検討する。機構との交渉をスムーズに進めるために、ある程度の価格交渉の余地を残しておくことが重要です。
* 広告戦略の見直し:より多くの潜在的な買い手にアプローチできるよう、広告戦略を見直す。
* 積極的な情報提供:物件情報をより詳細に提供し、買い手の関心を高める。

3. 別の不動産業者への相談

現在の不動産業者に不安がある場合は、別の不動産業者にも相談してみましょう。セカンドオピニオンを得ることで、より効果的な戦略を立てることができます。複数の業者に相談することで、競争が生まれ、より有利な条件で売却できる可能性があります。

4. 法律専門家への相談

状況が複雑で、自身で対応が困難な場合は、弁護士や司法書士などの法律専門家に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応策を講じることができます。

競売回避が困難な場合の対応

万が一、競売回避が困難な場合でも、残債を支払うだけの資金力があるとのことなので、冷静に対処しましょう。競売による売却価格が予想より低くなったとしても、残債を支払うことで、今後の経済的な負担を軽減できます。

今後の教訓と予防策

今回の経験から、以下の教訓と予防策を学ぶことができます。

* 専門家との連携: 任意売却は専門知識が必要な手続きです。不動産業者だけでなく、必要に応じて弁護士や司法書士などの専門家に相談しましょう。
* 情報収集の徹底: 契約内容や手続きの流れをしっかりと理解し、不明な点はすぐに質問しましょう。
* 定期的な状況確認: 定期的に状況を確認し、問題が発生したらすぐに対応しましょう。

まとめ

今回の状況は非常に厳しいですが、まだ解決できる可能性があります。落ち着いて、上記で示した対策を一つずつ実行し、専門家の力を借りながら、最善の解決策を見つけ出しましょう。焦らず、冷静に対処することが重要です。

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