マンションリフォーム見積もり340万円の診断と費用内訳の確認方法

マンション/4LDK/リフォーム費用340万円について、見積書の診断をお願い致します。「高過ぎるのかな」と、不安が出て来ました。部屋毎の金額と総額のみの見積もりで、仮契約を結び、5%を支払いました。以下、内容です。築1年マンション/100m2 総額340万円(含→廃材費:約30万円、現場監督費:20万円)(食洗機・じゅうたん・タイル・カップボードの費用は上記に入っていません。)LD14畳 K6畳 洋室7、6、5、5畳____________________________________1、LDKにあるアイランドキッチン(間口2700mm)を壁とガラスで囲い、リビングとキッチンを分離する。(使用ガラスサイズは、80×2700 と 80×90)2、リビングの真隣の部屋(5畳)を二つに分け、→一つを廊下の扉から入れるクローゼットに、→もう一つをリビングとして増床。3、ビルトイン食器洗機の取り付け工事。既存キッチン:東洋キッチン(※配管がステンレスの化粧板で囲われており、特殊な工事をしないと入らないそう。工事に40万円位かかるそうです。)4、廊下からキッチンに直接入れるように、壁にキッチン専用の扉を新たに作る。5、キッチン内にあるクローゼットを壊し、キッチンを増床。6、床73m2に、既存のフローリングの上から、じゅうたんを施工。(マンション規約上、防音仕様の施工にする)7、玄関(5m2) お手洗い(2m2) キッチン(6畳) を フローリングからタイルに施工。8、カップボード間口(2400)の取り付け。9、玄関に120×150の腐食鏡を取り付け。10、リビングの壁に数カ所、電気プラグやアース線を増設。状況:打ち合わせは3回。(次回で、本契約の予定。)突然の引越となり、工事を3月末までに仕上げなくてはいけない。不安点:見積もりが部屋毎の表記のみで、詳細な作業費用が表記されていない。尋ねても、首をひねって、「何とも言えない」と言われることが多い。この会社は、雑誌で最初のページに宣伝が乗るような大手リフォーム会社でした。(私は知りませんでしたが…。)とてもいい営業の方で、何より提案力があり、こちらの状況に合うように考えて努力して下さったので、ここに決めました。長くなりましたが、上記の費用と工事内容は、バランスがとれているでしょうか…?また、工事費用は細かく出るものでしょうか?人生初めてのリフォームでとても緊張しています。内容の診断をよろしくお願い致しますm(_ _)m補足追加費用は一切なし、だそうです。ただ、仮契約時に見積書を見せただけで、こちらにくれなかったので、そこが不安です。次の見積もりが来て、更に値段が上がっていたら、契約をしない事も検討中です。

340万円のリフォーム見積もり:高すぎるか?詳細な内訳を確認する方法

築1年、100㎡のマンションのリフォームで340万円の見積もりは、内容によっては妥当な範囲内かもしれません。しかし、部屋ごとの金額しか記載されていない詳細な作業内容が不明という点が大きな懸念材料です。 3月末までの工期という時間的制約も、価格に影響している可能性があります。

まず、見積書を改めて入手し、詳細な内訳を確認することが不可欠です。仮契約時に見積書を受け取っていないというのは、非常に不自然です。契約前に詳細な内訳を確認せずに仮契約を結んだことは、リスクがあったと言わざるを得ません。

見積もりの詳細を確認するポイント

リフォーム会社に、以下の点を明確に質問し、具体的な回答を得るようにしましょう。

  • 各工事項目の細かな内訳:各項目(キッチン分離、間仕切り、食器洗浄機設置、扉作成、床材変更、タイル工事、カップボード設置、鏡設置、コンセント増設など)ごとに、材料費、人件費、その他費用を具体的に提示してもらう必要があります。例えば、キッチン分離工事であれば、壁材の種類と価格、ガラスの種類と価格、施工費用などを明示してもらうべきです。
  • 廃材処理費用、現場監督費の内訳:30万円の廃材処理費用と20万円の現場監督費も、具体的な内容を明らかにする必要があります。廃材の量や処理方法、監督者の時間や役割などを確認しましょう。
  • 食器洗浄機設置費用:配管の特殊工事で40万円という見積もりは、高額に感じます。他社に見積もりを取って比較検討することをお勧めします。既存のキッチンメーカー(東洋キッチン)に直接問い合わせて、設置費用相場を確認するのも有効です。
  • 防音仕様のじゅうたん:マンション規約で防音仕様が求められる場合、その基準を満たすための具体的な材料と施工方法、費用を明確に確認しましょう。防音性能に関する資料も要求してみましょう。
  • 材料費の明細:使用される材料の種類、メーカー、数量、単価を明記してもらうようにしましょう。これにより、価格の高騰や不当な利益を回避できます。
  • 施工期間と作業工程表:3月末までの工期を達成するための具体的な工程表を示してもらい、スケジュールに無理がないか確認しましょう。遅延した場合の対応についても確認しておきましょう。
  • 保証内容:工事完了後の保証期間、保証内容を明確に確認しましょう。不具合発生時の対応についても確認しておきましょう。

見積もりの比較と専門家の意見

複数のリフォーム会社に見積もりを依頼し、比較検討することを強くお勧めします。特に、食器洗浄機の設置費用は、複数の業者に見積もりを取って比較することで、適正価格を把握できます。

可能であれば、建築士やリフォームアドバイザーなどの専門家に相談しましょう。見積書の内容を客観的に評価してもらい、問題点や改善点を指摘してもらうことで、より安心できる判断ができます。

リフォーム費用を抑えるための工夫

340万円という予算の中で、リフォームを成功させるためには、費用を抑える工夫も必要です。

費用を抑えるための具体的な方法

  • 不要な工事を見直す:本当に必要な工事かどうかを改めて検討しましょう。優先順位を付け、どうしても必要な工事から順番に実施することを検討しましょう。例えば、玄関の腐食鏡は、費用対効果を考慮して見送ることも検討できます。
  • 材料選びを見直す:高価な材料ではなく、コストパフォーマンスの良い材料を選択することで費用を抑えることができます。例えば、タイルの種類やじゅうたんの種類などを検討しましょう。
  • DIYを取り入れる:簡単な作業であれば、自分でDIYを行うことで人件費を削減できます。ただし、専門的な知識や技術が必要な作業は、プロに依頼しましょう。
  • 工期を短縮する:工期を短縮することで人件費を抑えることができます。ただし、無理な短縮は品質低下につながる可能性があるため、注意が必要です。3月末までの工期を達成するために、リフォーム会社と綿密なスケジュール調整を行う必要があります。

まとめ:信頼できるリフォーム会社との契約を

今回のケースでは、見積書の不透明さが大きな問題です。詳細な内訳を確認し、納得できる内容になってから契約を結ぶことが重要です。 大手企業だからといって、必ずしも安心できるわけではありません。 複数の業者に見積もりを取り、専門家の意見も参考にしながら、慎重に判断しましょう。 人生初めてのリフォームは、大きな決断です。時間をかけて、後悔のない選択をしてください。

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