マンションモデルルームの間取り選び:売れやすい部屋とは?

新築マンションを購入予定です。ふと疑問に思ったのですが、まだ竣工前の物件で一部の間取りだけ現地モデルルームになっています。【マンションギャラリーは現地ではないところにあります。そこにもモデルルームがあります。】現地に作るモデルルームはよくみせて売りたいからいい場所をモデルルームにするのでしょうか?それとも売れにくいところをモデルルームにするのでしょうか?具体的にいうと5つの間取りがあって、1つの間取りがマンションギャラリーで、あと2通りの間取りが現地モデルルームになっています。2つの間取りはモデルルームがないままもうそろそろ完売を迎えそうです。私としては現地モデルルームでみた間取りのほうが、みたことによる安心感があって購入したいと思ったのですが、みれなまま契約する間取りの方が売れているような気がするのです。モデルルームにするほうの間取り、もしくは立地条件・日照条件はあまりよくないのでしょうか?売れなさそうな部屋から売っていくとも聞いたことがあります。一概には言えないと思いますが、どういったお部屋から売れていくのか、モデルルームになる間取りや立地条件はいいものなのか、教えてください。

モデルルームの間取りは本当に「良い部屋」なのか?

結論から言うと、モデルルームの間取りが必ずしも物件内でもっとも良い間取りとは限りません。 デベロッパーの戦略や、物件全体の販売戦略によって、モデルルームとなる間取りは異なってきます。 「売れやすい部屋」を優先するケースもあれば、「物件の魅力を最大限にアピールできる部屋」を選定する場合もあります。 あなたの疑問は非常に鋭い洞察に基づいています。

モデルルーム選定の3つの視点

デベロッパーは、以下の3つの点を考慮してモデルルームの間取りを決めます。

  • 物件全体の販売戦略:物件全体の販売を促進するために、ターゲット層に最も訴求力のある間取りを選ぶことがあります。例えば、ファミリー層をターゲットにしている場合は、広いリビングや複数の子ども部屋のある間取りが選ばれるでしょう。
  • 物件の特性を最大限に活かす:日当たりが良い、眺望が良い、静かな環境など、物件の強みを最大限にアピールできる間取りが選ばれるケースが多いです。逆に、騒音問題や眺望の悪さといったデメリットを隠せる間取りが選ばれることもあります。
  • コストパフォーマンス:モデルルームの作成には多額の費用がかかります。そのため、比較的コストを抑えつつ、魅力的に見える間取りが選ばれることもあります。

売れやすい部屋の特徴

一般的に、マンションで売れやすい部屋には以下の特徴があります。

  • 南向きで日当たりが良い:多くの日本人にとって、日当たりは重要な要素です。南向きの部屋は明るく、暖かく、快適に過ごせるため人気が高いです。
  • 眺望が良い:開放感があり、気持ちの良い景色を楽しめる部屋は人気があります。特に、都市部では眺望の良い部屋は希少価値が高く、価格も高騰する傾向があります。
  • 間取りが使いやすく、機能的:収納スペースが充実している、リビングが広い、各部屋の配置が合理的など、使い勝手の良い間取りは人気があります。家族構成やライフスタイルに合わせた間取りを選ぶことが重要です。
  • 静かな環境:騒音や振動が少ない静かな環境は、快適な生活を送る上で重要です。道路に面していない部屋や、高層階は静かであることが多いです。
  • 駅からの距離が近い:通勤・通学に便利な立地は人気が高いです。駅からの距離だけでなく、バス停や主要道路へのアクセスも考慮しましょう。

モデルルーム以外の部屋が先に売れる理由

あなたのケースでは、モデルルーム以外の部屋が先に売れているとのことですが、これはいくつかの理由が考えられます。

  • 価格設定:モデルルームの間取りは、物件の顔として、価格が高めに設定されている可能性があります。価格を抑えたい購入者にとっては、モデルルーム以外の部屋の方が魅力的です。
  • 販売時期:モデルルームが完成する前に、先行販売が行われる場合があります。先行販売では、価格が比較的安価に設定されている場合があり、早期に契約を締結したい購入者にとっては魅力的です。
  • 間取りの好み:モデルルームの間取りが、すべての購入者の好みに合うとは限りません。他の間取りの方が、個々の購入者のニーズに合致していた可能性があります。

専門家の視点:不動産コンサルタントからのアドバイス

不動産コンサルタントの視点から見ると、モデルルームは「理想的な生活」を提案する役割を担っています。必ずしも最も売れやすい部屋、または最も良い立地条件の部屋が選ばれるとは限りません。 むしろ、物件の魅力を最大限に引き出し、ターゲット層に訴求できる部屋が選ばれることが多いです。

具体的なアドバイス

* 複数の部屋を見学する:可能であれば、モデルルーム以外にも、他の間取りの部屋を見学することをお勧めします。間取り図だけでは分からない、実際の広さや採光、通風などを確認しましょう。
* 現地で周辺環境を確認する:マンションギャラリーだけでなく、現地に足を運び、周辺環境を十分に確認しましょう。日当たり、騒音、交通量など、実際に生活することを想定して確認することが重要です。
* 不動産会社に相談する:疑問点や不安な点があれば、不動産会社に積極的に相談しましょう。担当者から、物件全体の販売状況や、各部屋の特徴について、詳しい説明を受けることができます。
* 自分のライフスタイルを重視する:モデルルームに惑わされず、自分のライフスタイルに合った部屋を選ぶことが大切です。間取り、日当たり、立地条件など、自分にとって本当に重要な要素は何なのかを明確にしましょう。
* 価格と価値を比較検討する:価格だけでなく、将来的な資産価値も考慮しましょう。立地条件や周辺環境、マンションの設備など、長期的な視点で価値を判断することが重要です。

まとめ:安心できる選択を

モデルルームは、物件の魅力を最大限にアピールするためのツールです。しかし、それが必ずしも物件内でもっとも良い部屋であるとは限りません。 複数の部屋を見学し、周辺環境を十分に確認し、自分のライフスタイルに合った部屋を選ぶことが、後悔のないマンション購入につながります。 不動産会社とのコミュニケーションを密にすることで、より安心できる選択ができるでしょう。

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