マンションバルコニーの物置活用術:電化製品の収納と雨風対策

外に置いた物置に電化製品をおけるのか?今マンションに一人暮らししています。角部屋なので部屋の横に部屋から見て奥行2㍍幅10㍍くらいのバルコニー(といっても奥行きのあ るベランダのようなものです)があります。 私の部屋は1Kで7畳程しかなく収納も限られていますので、バルコニーに物置を置いてそこに押し入れに入りきらない掃除機やモップなどの収納スペースに使えないかと考えました。 しかしバルコニーは一応屋根はありますが風邪や雨がはいってくるので、物置の背を手すり側にし、また風の事も考え(14階なので強いです)手すりと同じ丈くらいのものをとかんがえています。そうすれば物置のドア側は部屋の壁なので雨の心配はないと思うのですが…それになんなら掃除機は毎回ダンボールか袋にいれてしまおうとも思います。 しかし友人に聞いてみた所、あくまで外なので湿気や温度の差などで電化製品は難しいのではないかと言われてしまいました。 やはり大きさや向きなどで雨風予防しても難しいのでしょうか?風が強いのでガーデニングとかもできないんで、あの角部屋ならではのスペースを有効に使いたいです(T_T)

マンションバルコニーでの物置設置と電化製品収納の可否

7畳の1Kマンションにお住まいとのこと、収納スペースの確保は大きな課題ですね。バルコニーを活用して物置を設置し、掃除機やモップなどの収納スペースを確保したいというご希望、よく分かります。しかし、バルコニーは屋外空間であるため、電化製品の保管にはいくつかの注意点があります。

屋外保管のデメリット:湿気・温度変化・直射日光

友人のご指摘の通り、屋外での保管は湿気、温度変化、直射日光などの影響を受けやすく、電化製品の寿命を縮める可能性があります。特に、14階という高さは風の影響を受けやすく、雨や風の侵入を防ぐ対策が不十分だと、内部に湿気がこもり、カビが発生したり、電子部品が故障するリスクが高まります。

雨風対策の重要性と具体的な方法

物置の設置場所や向きは、雨風対策に大きく影響します。バルコニーの手すり側に背を向け、ドア側は壁に接するように設置する計画は有効です。しかし、それだけでは十分ではありません。

  • 防水性の高い物置を選ぶ: 屋外用の物置には、防水性や防塵性に優れた製品が数多くあります。素材は樹脂製や金属製などがありますが、樹脂製は軽量で扱いやすい反面、耐久性に劣る場合もあります。金属製は耐久性が高いですが、錆びやすいというデメリットがあります。ご自身の予算とニーズに合わせて適切な素材を選びましょう。特に、通気性を確保しつつ防水性を高める機能を持った物置を選ぶのが理想です。
  • 防風対策: 14階という高さでは、強風が心配です。物置が風で倒れたり、扉が開いてしまうのを防ぐため、固定用の金具や重りなどを設置することをお勧めします。また、物置自体が風圧に耐えられる強度があるかを確認しましょう。
  • 通気性の確保: 湿気対策として、物置に換気口を設けるか、通気性の良い素材を選ぶことが重要です。密閉状態だと、湿気がこもりやすくなります。
  • 防雨カバー: さらに万全を期すなら、物置全体を覆う防水性の高いカバーを使用するのも良いでしょう。ただし、通気性を確保する工夫が必要です。
  • 定期的な清掃と点検: 物置内部の清掃や点検を定期的に行い、湿気や汚れの蓄積を防ぎましょう。掃除機やモップなどの収納物の状態も確認し、必要に応じて乾燥させたり、防湿剤を使用するのも有効です。

電化製品の保護方法

物置に収納する電化製品を保護するためには、以下の対策が有効です。

  • 防水性の高い収納ケースを使用する: 掃除機やモップを収納する際には、防水性の高い収納ケースや袋を使用しましょう。特に掃除機は、内部に湿気が入ると故障の原因となります。
  • 乾燥剤を使用する: 物置内に乾燥剤を置くことで、湿気を吸収し、カビの発生を防ぎます。定期的に乾燥剤を交換する必要があります。
  • 除湿剤を使用する: 特に梅雨時期などは、除湿剤を使用することで、物置内の湿度をコントロールできます。
  • 使用頻度の高いものを優先的に室内に保管する: 頻繁に使用するものは、室内に保管し、バルコニーの物置には使用頻度の低いものだけを収納するようにしましょう。

専門家の意見:建築士のアドバイス

建築士の視点から見ると、バルコニーは本来、洗濯物干しや植栽などの用途を想定したスペースです。電化製品を保管するには、適切な対策が必要です。強風や雨水の浸入を防ぐために、しっかりとした構造の物置を選び、固定する必要があります。また、通気性を確保しつつ、防水性を高める工夫が不可欠です。マンションの管理規約を確認し、バルコニーへの物置設置が許可されているかどうかも確認しましょう。許可されていない場合は、設置ができないだけでなく、罰則が科せられる可能性もあります。

まとめ:バルコニー物置の活用は可能だが、対策が重要

バルコニーに物置を設置して収納スペースを増やすことは可能です。しかし、電化製品を保管する場合は、湿気、温度変化、直射日光、強風などの影響を考慮し、適切な対策を行う必要があります。防水性・防風性に優れた物置を選び、収納物も適切に保護することで、安心して電化製品を保管できるでしょう。 管理規約の確認も忘れずに行いましょう。

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