マンションの騒音問題:鉄筋コンクリートなのに足音が響く!対策と解決策

つい先日、鉄筋のマンションに引越しをしました。築年数はかなりたっているので古いです。私は今まで木造にしか住んだことがなかったので、鉄筋コンクリートの作りだとかなり静かなのではないかと思っていました。しかし、上の住人の生活音がうるさくて仕方ありません。(もちろん通常の生活をする上での生活音に文句をつけるつもりはありません)特に、ストレスを感じるのが足音です。木造に住んでいた時でさえ、こんなにうるさいことはありませんでした。ドンドンと足音がうるさく仕方ありません。まるで高架下にいるような振動音を思わせます。どうすれば、ここまでドンドンと足音を立てられるのかが不思議なくらいです。それに、部屋の中をなぜそんなに歩き回る必要があるのかも理解に苦しみます。ちなみに、上の住人は女性の一人暮らしと聞いています。鉄筋でもそんなものなのでしょうか?むしろ鉄筋の方が足音が響くのもなのでしょうか?我慢するしかないのでしょうか?働きながら資格試験の勉強をしなければならず、全く集中できません。ただでさえ、仕事で疲れて、少ない時間の中を勉強をしなければならないのに、これでは試験に落ちてしまいます。とにかくそれも含めて精神的に非常にストレスです。どなたか、アドバイスをお願いいたします。それなりの高い家賃を払っているのに(私にしては)、ストレスがたまり自分の部屋なのにくつろげない状態です。

鉄筋マンションでも足音は響く?その原因とメカニズム

鉄筋コンクリート造のマンションは、木造に比べて遮音性に優れていると思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。築年数の古いマンションの場合、建物の老朽化による劣化や、当初からの遮音性能の低さなどが原因で、足音などの生活音が響きやすくなっています。

足音の伝わり方

足音は、床衝撃音として伝わります。具体的には、上の階からの衝撃が床スラブ(コンクリートの床)を伝わり、壁や天井を振動させることで、下の階に音が伝わります。特に、高層階ほど、衝撃が伝わりやすくなる傾向があります。

築年数の影響

築年数の古いマンションでは、建材の劣化や経年変化によって、遮音性能が低下している可能性があります。例えば、床スラブのコンクリートが劣化したり、建物の接合部が緩んだりすることで、衝撃音が伝わりやすくなります。

マンションの構造

マンションの構造自体も、足音の伝わりやすさに影響を与えます。例えば、床スラブの厚さや、床と壁・天井との接合方法、建物の材質などによって、遮音性能は大きく異なります。

騒音問題への具体的な対策

騒音問題は、精神的なストレスにも繋がるため、早めの対策が重要です。以下に、具体的な対策をいくつかご紹介します。

1. 管理会社への相談

まずは、マンションの管理会社に相談することが大切です。管理会社は、騒音問題の専門家ではないかもしれませんが、状況を把握し、適切な対応をしてくれる可能性があります。場合によっては、上の階に住む住民への注意喚起や、騒音測定の実施などを依頼することができます。

2. 上の階への直接の相談(慎重に)

管理会社への相談と並行して、またはその後、直接上の階に住む方へ相談することも考えられます。ただし、この方法は、状況によっては逆効果になる可能性もあるため、慎重に検討する必要があります。相談する際には、感情的にならず、冷静に現状を説明し、改善を求めることが重要です。例えば、「最近、足音が気になって集中できないので、何か工夫できる点があれば教えていただけませんか?」といったように、協調的な姿勢で伝えることが大切です。

3. 自室での防音対策

管理会社や上の階への相談と同時に、自室での防音対策も検討しましょう。防音対策には、様々な方法があります。

効果的な防音対策

* カーペットやラグの敷設:床にカーペットやラグを敷くことで、衝撃音を吸収し、足音の伝わりを軽減することができます。厚手のものや、防音効果のある素材のものを選ぶと効果的です。
* 防音マットの設置:カーペットだけでは不十分な場合は、防音マットを追加で敷設しましょう。特に、床と家具の間に敷くことで、振動を吸収する効果が期待できます。
* 防音カーテンの設置:窓からの騒音も気になる場合は、防音カーテンを取り付けることで、外部からの騒音を軽減できます。
* 家具の配置:家具の配置を変えることで、音の反射を調整し、騒音を軽減することができます。例えば、本棚やソファなどを壁際に配置することで、音が壁に直接当たるのを防ぎます。
* 遮音性の高い家具:収納家具など、遮音性が高い素材の家具を選ぶことも効果的です。

4. 専門家への相談

管理会社や上の階への相談、自室での防音対策を行っても改善が見られない場合は、専門家(騒音問題の相談窓口や弁護士など)に相談することを検討しましょう。専門家は、騒音レベルの測定や、法的措置の可能性などをアドバイスしてくれます。

騒音問題を解決するための心構え

騒音問題は、解決に時間がかかる場合もあります。焦らず、冷静に対処することが大切です。

記録を残す

騒音発生日時、状況などを記録しておきましょう。証拠として役立つ可能性があります。

冷静さを保つ

感情的になると、問題解決が難しくなります。冷静さを保ち、相手とのコミュニケーションを円滑に進めるように心がけましょう。

専門家の力を借りる

どうしても解決できない場合は、専門家の力を借りましょう。

まとめ

鉄筋コンクリートマンションでも、築年数や構造によっては足音などの生活音が響くことがあります。騒音問題が発生した場合は、管理会社への相談、上の階への相談、自室での防音対策など、様々な方法を試してみましょう。それでも解決しない場合は、専門家の力を借りることも検討してください。快適な生活を取り戻すため、諦めずに積極的に行動することが重要です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)