マンションの騒音問題:鉄筋コンクリートでも聞こえる生活音への対処法

マンションの騒音?について。最近本を読んだり静かにして過ごしていたら自分の部屋の上の階の人の生活している音がとても気になりました。騒いだり何かドンドン音がするなら注意で終わるのでしょうが、お風呂に入っている時の音が結構鮮明に聞こえます。シャワーの音とかお風呂の扉を開け閉めする音やお湯を流したりするおとです。これってどこに、どーゆう風に言えばいいんでしょうか?かなりストレス溜まります。補足説明不足ですみません。。上の人にどーこー言いたいのではなく鉄筋コンクリートのマンションってこんなに響かないよね!?って感じなんです。足音もパタパタパタ…って聞こえるのでちょっと不安になりまして。。

マンションの騒音問題:原因と解決策

質問者様は、鉄筋コンクリート造のマンションにお住まいにも関わらず、上階からの生活音が(特に浴室の音)大きく聞こえることに悩んでおられます。騒音トラブルは、精神的なストレスに繋がりかねませんので、まずは原因を特定し、適切な対処法を見つけることが重要です。

1. 騒音の原因の特定

鉄筋コンクリートマンションでも、生活音、特に水回りや足音は伝わりやすい場合があります。その原因をいくつか見ていきましょう。

  • 建物の構造:建物の設計や施工、経年劣化によって、遮音性能が低下している可能性があります。特に古いマンションでは、遮音材の性能が現在の基準を満たしていないケースも考えられます。
  • 音の伝達経路:音は空気中だけでなく、建物の構造体(床、壁、パイプなど)を通して伝わります。上階からの振動が、直接下階に伝わっている可能性があります。浴室の音は、排水管を通じて伝わることもあります。
  • 生活音の種類:足音、水回り(シャワー、トイレの水の流れ)、家具の移動など、様々な生活音が騒音となります。特に、低周波音は遠くまで伝わりやすく、不快感を覚えやすいです。
  • 部屋の配置:部屋の配置や間取りによっては、音の反響が起こりやすく、騒音が大きくなってしまう場合があります。例えば、浴室が寝室の真上にある場合などは、特に注意が必要です。

2. 管理会社への相談

まずは、マンションの管理会社に相談することをお勧めします。管理会社は、建物の構造や騒音対策に関する専門的な知識を持っており、適切なアドバイスや対応をしてくれるでしょう。

  • 相談窓口:管理会社に連絡を取り、騒音問題について相談します。具体的な音の種類、発生時間、頻度などを伝えましょう。
  • 証拠の確保:可能であれば、騒音発生時の日時や状況を記録しておきましょう。録音やメモなどが証拠となります。ただし、プライバシーに配慮する必要があります。
  • 専門家の調査:管理会社によっては、騒音測定などの専門的な調査を実施してくれる場合があります。調査結果に基づいて、適切な対策を検討することができます。

3. 上階への直接の相談

管理会社への相談と並行して、または管理会社からのアドバイスを仰いだ上で、上階の方へ直接、穏やかに事情を説明することも検討できます。ただし、感情的にならず、冷静に事実を伝えることが重要です。

  • 話し合いの準備:具体的な騒音の内容と、それが及ぼす影響を具体的に説明する準備をしましょう。例えば、「お風呂の音が大きく聞こえるため、夜間の読書に集中できない」など、具体的な例を挙げることで、相手にも理解してもらやすくなります。
  • 穏やかな言葉遣い:非難するような言葉遣いは避け、困っている状況を丁寧に伝えましょう。「生活音で困っている」という事実を伝えることに集中しましょう。
  • 解決策の提案:可能であれば、騒音対策として、バスマットの使用や、シャワーヘッドの交換などを提案してみるのも良いでしょう。

4. 自宅での騒音対策

管理会社や上階への対応と並行して、ご自身でも騒音対策を行うことで、ストレスを軽減できます。

  • 防音カーテン:遮音性の高いカーテンを取り付けることで、外部からの騒音を軽減できます。厚手のカーテンや、遮音効果のある特殊な素材のカーテンを選びましょう。
  • カーペットやラグ:床にカーペットやラグを敷くことで、足音などの振動を吸収し、騒音を軽減する効果があります。厚手のものほど効果があります。
  • 防音マット:浴室の床に防音マットを敷くことで、排水音などを軽減する効果があります。
  • 家具の配置:家具の配置を変えることで、音の反響を抑えることができます。例えば、本棚などを壁際に配置することで、音が直接壁に伝わるのを防ぐことができます。

専門家の視点:建築音響の専門家からのアドバイス

建築音響の専門家によると、鉄筋コンクリート造のマンションでも、適切な遮音対策がなされていない場合、生活音は意外と伝わりやすいとのことです。特に、浴室やトイレなどの水回りの音は、排水管を通じて伝わりやすいため、注意が必要です。

専門家からは、以下の様なアドバイスが得られます。

* 建物の構造や遮音性能に関する専門的な調査を依頼すること。
* 管理会社に相談し、必要に応じて専門業者による騒音測定を行うこと。
* 騒音の原因を特定し、適切な対策を講じること。
* 上階の方との話し合いにおいては、感情的にならず、冷静に事実を伝えることが重要であること。

まとめ:騒音問題への効果的な対処法

マンションの騒音問題は、ストレスの原因となりやすいですが、適切な対処法を知ることで、解決に繋がる可能性があります。まずは管理会社に相談し、専門家のアドバイスを得ながら、原因の特定と解決策の検討を進めていきましょう。そして、上階の方との良好なコミュニケーションを心がけることも大切です。 ご自身の生活空間を快適にするためにも、諦めずに、様々な方法を試してみて下さい。

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