マンションの騒音問題!夫の騒音に悩む妻のための徹底対策ガイド

騒音!マンション住まい☆夫の出す騒音に悩んでいます(涙)。夫は子供の頃から戸建てで生活しており、わたしは両親が転勤族だったため、社宅やマンションなど集合住宅で育ちました。夫の実家は一軒家ではありますが、隣近所は隣接しています。そんな中、防音設備も無い状態で夜の11時を過ぎでもピアノを弾くような義父。深夜までカラオケの練習をする義母。夫の両親の言い分はそろって「そのための一軒家だろう!?」夫の育った環境も悪かったとは思います。逆にわたしは物心がついた頃から、家で走り回ってはいけない、ソファーやベッドの上から飛び降りない、ドアはドアノブを最後までまわして閉めること。などと言われ育ちました。前置きが長くなりましたが、結婚してわたしたちはマンションに暮らしています。夫が出す騒音に悩んでいます。騒音対策に一番奥(一番音の響かない部屋)を夫の部屋にているのですが、まずドアの開閉音が酷いんです。いくらお願いしても注意しても、バタン!!と閉めます。ドアノブをまわさず、勢いをつけて閉めるためです。リビングに至るまでドアが2つあるためバタン!!バタン!!と酷い状態です。更に夫は部屋の出入りが激しいため、帰宅後から深夜にかけてこの音が響きます。休日は日曜大工が好きなのですが、困ったことにベランダで電動ノコを使用しています。騒音以外にも粉塵が心配で「住民の方が窓を開けた際粉塵が舞い込むし、集合住宅で騒音を出すのはやめて欲しい。」とお願いしても、「うるさいと思う奴はこんなところ(マンション)に住むのが間違いなんだ。」「(ご近所に対して)そんなにうるさいと思うなら引っ越せばいい。」「苦情がきたわけではない。」と言われてしまいます。多分皆さん我慢しているのだと思います。それともわたしが気にしすぎているのでしょうか?わたしの経験上、このマンションは生活音が響くほうだと思います。足音や椅子をずらす音、子供の泣き声などはっきり聞こえるので夫のドアの開閉音は非常に迷惑になっていると。また室内では毎日大音量でテレビを見たり、ビデオ鑑賞をしています。ヘッドフォンは嫌がって使用しません。また部屋でクギを打ったり、壁を叩いたりするのでその音にもひやひやさせられます。夫の性格が一番の問題なのはわかっていますので、まず、せめてドアの開閉音だけでも解決したいのです。何かアイディアや騒音防止グッズなどご存知の方がいらっしゃれば教えていただきたいと思っています。本当に切実な悩みです。よろしくお願いします。

マンション騒音問題:深刻な状況と解決への道筋

ご質問拝見しました。マンションでの騒音問題は、ご本人だけでなく、近隣住民にも大きなストレスを与える深刻な問題です。特に、ご主人のような「騒音に対する意識の低さ」が加わると、解決は容易ではありません。しかし、諦める必要はありません。段階的に対策を進めることで、状況を改善できる可能性があります。

まず、ご主人の騒音問題を3つのカテゴリーに分け、それぞれに合わせた対策を提案します。

1.ドアの開閉音対策

最も緊急性の高い問題です。バタンと閉めるドアの音が、マンション全体に響き渡る可能性が高いからです。

  • ドアクローザーの設置:最も効果的な解決策です。ドアクローザーは、ドアの開閉速度を調整し、静かに閉まるようにする装置です。ホームセンターなどで手軽に購入でき、自分で取り付けも可能です(難しい場合は業者に依頼)。様々な種類があり、調整可能なものも多いので、ご自身の好みに合わせて選ぶことができます。価格も数千円からと比較的安価です。
  • ドアストッパーの使用:ドアクローザーの設置が難しい場合、ドアストッパーを使用することで、勢いをつけてドアを閉めるのを防ぐことができます。ただし、完全に音を消すことは難しいので、ドアクローザーとの併用がおすすめです。
  • ドアに防音材を貼る:ドア自体に防音効果を持たせるために、防音シートや防音材を貼るのも有効です。ホームセンターで手軽に購入できます。厚みのあるものほど効果が高いですが、見た目の変化も大きくなります。
  • ご主人との話し合い:まずはご主人に、騒音問題の深刻さを改めて伝えましょう。近隣住民への迷惑だけでなく、ご自身のストレスも正直に話してください。具体的な対策として、ドアクローザーの設置や、ドアを静かに閉める練習などを提案し、協力をお願いしましょう。共感と理解を得ることが重要です。

2.日曜大工と電動ノコギリの使用

ベランダでの日曜大工は、騒音と粉塵の両面で問題です。

  • 時間帯の制限:早朝や夜間は避けて、日中、近隣住民の活動が少ない時間帯に作業を行うようにしましょう。作業時間にも制限を設けることが重要です。
  • 防音対策:電動ノコギリを使用する際は、防音シートや防音マットなどを活用して、騒音を軽減しましょう。また、作業場所をベランダから室内に変更することも検討しましょう。ただし、室内での作業の場合は、換気を十分に行う必要があります。
  • 粉塵対策:作業前に周囲に養生シートを張り、粉塵の飛散を防ぎましょう。作業後は、丁寧に掃除機で清掃し、粉塵の拡散を防ぐ必要があります。電動工具は、集塵機能付きのものを選ぶことも効果的です。
  • 代替手段の検討:電動ノコギリ以外の工具を使用することも検討しましょう。手工具を使うことで、騒音と粉塵を大幅に減らすことができます。
  • 管理会社への相談:ベランダでの日曜大工が規約違反にあたる可能性があります。管理会社に相談し、適切な対応策を検討しましょう。

3.室内での騒音対策

テレビやビデオ鑑賞の大音量、壁を叩く音などは、ご近所への配慮が欠けています。

  • ヘッドフォンの使用:ご主人が嫌がっているとのことですが、改めてヘッドフォンの必要性を伝えましょう。ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンは、周囲の音を遮断し、快適な視聴体験を提供します。様々な種類があるので、ご主人に合うものを選んであげましょう。
  • 音量の調整:テレビやビデオ鑑賞の音量を下げるよう促しましょう。音量を下げることで、ご近所への迷惑を軽減できます。音量調節機能付きのリモコンを使用するのも有効です。
  • 防音対策:カーペットやカーテンなどの防音効果のあるインテリア用品を導入することで、室内の音を吸収し、外部への音漏れを軽減できます。厚手のカーテンや、防音効果のあるカーペットを選ぶことが重要です。
  • 壁の保護:壁を叩く癖がある場合は、壁にクッション材を貼るなどして、衝撃音を軽減しましょう。壁に直接穴を開けるような行為は、マンションの構造上問題となる可能性があります。

専門家の意見:騒音問題は放置しない

マンション管理士の視点から見ると、騒音問題は放置すると、近隣住民とのトラブルに発展し、最悪の場合、裁判沙汰になる可能性もあります。早期解決が重要です。管理組合に相談することも有効な手段です。管理組合は、騒音問題に関する専門的な知識や経験を持っており、適切なアドバイスや解決策を提供してくれます。

具体的な行動計画

1. **今週中にドアクローザーを購入し、設置する。**
2. **週末に、ご主人と騒音問題について真剣に話し合う。**
3. **ヘッドホンをプレゼントし、使用を促す。**
4. **管理会社に相談し、ベランダでの日曜大工に関する規約を確認する。**
5. **防音カーテンやカーペットなどの導入を検討する。**

これらの対策を段階的に実施することで、騒音問題を改善できる可能性が高まります。ご主人の協力が不可欠ですが、粘り強く、そして愛情を持って接することで、状況は必ず好転します。

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