マンションの騒音問題解決ガイド:証拠の確保と具体的な対処法

マンションでの騒音について。現在、築約20年の賃貸マンションに住んでいます。約一ヶ月程前から上の部屋の物音に悩まされています。その音の出方というのが、まず部屋にいると一日数回「ブーン」という機械音のようなモーター音のような音が発生します(一時間~三時間に一回ぐらいの頻度で発生して、鳴り始めると5分ぐらい鳴り続ける) その「ブーン」という音は恐らく設備か何かの音だと思われ、生活してる上で気になるレベルではありません。ただ、「ブーン」という音が鳴り始めると、高確率で5~30秒以内に上から「ドスン」という大きな音が発生するのです(床を踵で強く叩いてるような音) その「ドスン」という音も「ブーン」という音と連動して発生している設備の音では?と思われるかもしれませんが、絶対に違うと思います。というのは私は仕事柄平日の昼間に家にいる事がよくあるのですが、平日の昼間にも「ブーン」という音は普通に発生するのですが、連動して「ドスン」という音が鳴った事が一度も無いのです。もし「ドスン」という音が設備的なもので発生している音ならば、平日の早朝・夜間や土日だけでなく平日の昼間にも発生しなければおかしいと思うのです。思えば約一ヶ月前にこれとは別件で上がうるさい事があり、管理会社経由で注意をしてもらった事があるのですが、その直後からこういった類の音が発生するようになりました。そして約二週間前に、この件で再度管理会社から注意をしてもらいました。二回目の時は、音が発生した時間帯に出かけていて部屋にいなかったとしらばっくれていたそうです。そして、管理会社に連絡すると必ずその後物音が酷くなるのです。また管理会社に連絡しても、しらばっくれられて騒音が酷くなるだけではと思うと連絡するのも気が引けてしまいます。状況的に上が音を出し補足書き込みが途中で途切れてしまいました。状況的に上が音を出してるのは確実だと思われるので、何とか立証する方法はないでしょうか?最近では、部屋にいてもストレスばかりたまって精神的に落ち着きません。

マンション騒音問題:証拠の確保と解決策

築20年の賃貸マンションで、上の階からの騒音に悩まされているとのこと、大変お辛い状況ですね。特に、管理会社への連絡後に騒音が悪化する状況は、精神的な負担も大きいかと思います。まずは、騒音問題の解決に向けて、具体的な証拠を確保し、冷静に対処していく方法を説明します。

1. 騒音の記録:証拠集めが重要

騒音問題の解決には、客観的な証拠が不可欠です。以下の方法で証拠を集めましょう。

  • 日時・時間・音の種類・音の大きさなどを詳細に記録する:専用の騒音記録アプリやノートに、発生日時、時間、音の種類(「ドスン」「ブーン」など)、音の大きさ(小さい、普通、大きいなど)、状況などを詳細に記録しましょう。可能であれば、音声を録音するのも有効です。ただし、録音する場合は、事前に法律に抵触しない範囲で行うことを確認しましょう。
  • 騒音計の使用:より客観的なデータを得るために、騒音計を使用することをおすすめします。スマートフォンアプリでも騒音レベルを測定できるものがありますが、より正確な測定には専用の騒音計が有効です。騒音計で測定した数値を記録に残しましょう。
  • 状況証拠の記録:騒音が発生する状況を写真や動画で記録することも有効です。例えば、天井の振動の様子などを記録しておくと、管理会社への説明に役立ちます。
  • 目撃者の確保:もし、近隣住民で同じような騒音に悩まされている方がいれば、証言を得ることも重要です。ただし、プライバシーに配慮する必要があります。

2. 管理会社への対応:適切な方法で連絡する

管理会社への連絡は、騒音発生の記録を元に、冷静かつ客観的に行いましょう。感情的な言葉は避け、具体的な日時、時間、音の種類、そして記録した証拠を提示することが重要です。

  • 書面での連絡:メールや手紙で、騒音の内容と証拠を添付して連絡しましょう。記録を残すことで、後の対応に役立ちます。
  • 複数回連絡:一度の連絡で解決しない場合もあります。状況を継続的に記録し、定期的に管理会社に連絡しましょう。その際、前回の連絡内容と状況の変化を伝えましょう。
  • 対応記録の保管:管理会社とのやり取りの内容(メール、手紙、通話記録など)は、全て記録として保管しましょう。

3. 専門家への相談:弁護士や建築士に相談

管理会社との交渉がうまくいかない場合、弁護士や建築音響の専門家(建築士など)に相談することを検討しましょう。専門家は、騒音問題の解決に役立つアドバイスや法的措置のサポートを提供してくれます。

4. 騒音対策:ご自身の部屋の防音対策

騒音問題の解決を待つ間、ご自身の部屋の防音対策を行うことも有効です。

  • カーペットやマットの敷設:床への衝撃音を軽減します。厚手のカーペットや防音マットを敷くことで、効果を実感できるでしょう。
  • カーテンやブラインドの活用:遮音効果のあるカーテンやブラインドを使用することで、騒音を軽減できます。厚手の生地のものを選びましょう。
  • 家具の配置:家具の配置を変えることで、音の反響を軽減できます。壁際に家具を配置するなど、工夫してみましょう。

5. 精神的なケア:ストレス軽減策

騒音問題は、精神的なストレスを大きく引き起こします。ストレスを軽減するための対策も重要です。

  • リラックス方法を見つける:深呼吸、瞑想、アロマテラピーなど、リラックスできる方法を見つけて実践しましょう。
  • 友人や家族に相談する:一人で抱え込まず、友人や家族に相談することで、精神的な負担を軽減できます。
  • 専門機関への相談:必要であれば、精神科医やカウンセラーに相談しましょう。

インテリアと騒音の関係:快適な空間づくりのヒント

騒音問題は、インテリアにも影響を与えます。快適な空間を作るためには、騒音対策を考慮したインテリア選びも大切です。例えば、遮音性の高いカーテンや、床の衝撃音を吸収するカーペットなどを活用することで、騒音を軽減し、より快適な空間を実現できます。

まとめ

マンションの騒音問題は、解決に時間がかかる場合もありますが、諦めずに、適切な方法で対処していくことが重要です。証拠をしっかり確保し、管理会社や専門家と連携することで、解決への道筋が見えてくるはずです。 精神的な負担も大きいので、ご自身のケアも忘れずに行いましょう。

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