マンションの騒音問題と解決策:LL40相当でも聞こえる衝撃音への対処法

フローリング規定遮音等級LL40相当の分譲マンションに住んでいます。そのつもりで購入したのに入居してみると上階の子供騒音、大人の歩行音はじめ軽量&重量衝撃音生音が丸聞こえでもうノイローゼになりそう。 苦情を入れたらウチのペット鳴き声がうるさいと逆切れしつつもカーペットなどは敷くとの返答でしたが全体を規定のLL40相当にリフォームし直しを要求したく思っています。 今後ペットに関して文句を言わせないためこちらは一部屋を130万円かけて完全防音室にしてペット専用部屋にするのもあり強く主張するつもりです。 上階がどのような素材を使っているのか管理会社に問い合わせをしても管理会社が3年前に変わってしまい上階が入居したそれ以前の資料はリフォーム申請届けくらいしか無いそうで詳しい内容は不明です。 その場合管理組合が立会い現状の確認をして命令してもらうのがいいのでしょうか? マンション規定でリフォーム後にクレームが出た場合直すように定められていますが実際そのような例はありますか? 今までの経緯は長くなるので省略しますが上階住人の態度が人として許せずお金がかかってもいいので弁護士を雇い訴訟も考えています。 それほどムカつき、毎日音に悩んでいます。 元々は絨毯が敷かれている部屋でオーナーが変わりフローリングになっている部屋が多い築16年のマンションです。 よろしくお願いします。

マンション騒音問題:LL40相当でも聞こえる理由

遮音等級LL40相当のマンションであっても、上階からの騒音が気になるというお悩みは、決して珍しいことではありません。LL40は、一般的なマンションの基準ではありますが、個々のマンションの施工状況や、上階住人の生活様式によっても、体感する騒音レベルは大きく異なります

築16年というマンションの経年劣化も考慮すべき点です。建物の老朽化によって、遮音性能が低下している可能性があります。また、元々は絨毯敷きの部屋が多かったマンションが、フローリングにリフォームされた部屋が増えているという状況も、騒音問題の一因となっていると考えられます。フローリングは、絨毯に比べて衝撃音を伝えやすい素材です。

上階住人の生活様式も重要です。小さなお子さんや、足音の重い方が住んでいる場合、騒音レベルは高くなります。さらに、上階がリフォームしている可能性があり、その際に使用された床材や施工方法によっては、遮音性能が低下している可能性も考えられます。

騒音問題への具体的な解決策

まずは、管理会社に再度、状況を説明し、上階への注意喚起や、上階住人が使用している床材の確認を依頼することが重要です。管理会社が3年前に変わってしまい過去の資料がないとのことですが、管理組合を通じて、過去の改修履歴を調査できる可能性があります。

管理組合への相談も有効です。管理組合は、マンション全体の秩序を維持する役割を担っており、騒音問題の解決に協力してくれる可能性が高いです。管理組合の立会いの下、騒音状況を確認してもらうことで、客観的な証拠を確保できます。

マンションの規約に「リフォーム後にクレームが出た場合直すように定められている」とありますが、これは法的拘束力を持つ可能性があります。管理組合に相談し、この規約に基づいて対応を求めることもできます。過去の事例がないからといって、対応できないとは限りません。

上階への直接交渉と注意点

直接、上階住人と話し合うことは、リスクを伴いますが、解決への近道となる可能性もあります。しかし、感情的な言葉遣いは避け、冷静に事実を伝え、具体的な改善策を提案することが重要です。例えば、「お子さんの足音などが気になるので、防音マットなどを敷いていただけませんか?」といった具体的な提案をすることが効果的です。

ただし、今回のケースのように、相手が非協力的である場合、直接交渉はかえって事態を悪化させる可能性があります。そのため、管理会社や管理組合を介して対応することをお勧めします。

専門家への相談

騒音問題が解決しない場合、弁護士や専門業者への相談を検討しましょう。弁護士は、法的観点から適切なアドバイスを行い、必要であれば訴訟手続きを進めてくれます。専門業者(騒音測定業者など)は、騒音レベルを測定し、客観的なデータを提供することで、解決に役立ちます。

弁護士への相談は、早期に行うことが重要です。証拠集めや、法的措置の準備に時間がかかるため、早めに相談することで、より効果的な対応が可能になります。

完全防音室の設置について

ご自身で一部屋を130万円かけて完全防音室にするという案も、一つの解決策として考えられます。ペットの騒音問題への対応としてだけでなく、精神的なストレス軽減にも繋がるでしょう。しかし、費用対効果を考慮する必要があります。

騒音対策のためのインテリア選び

騒音問題の解決策として、インテリア選びも有効です。特に、カーペットやラグは、軽量衝撃音の軽減に効果的です。厚みのある防音カーペットや、高密度なラグを選ぶことで、より効果を高めることができます。

また、カーテンや家具なども、吸音効果のある素材を選ぶことで、生活音を軽減する効果が期待できます。厚手のカーテンや、布張りのソファなどは、吸音効果が高いです。

さらに、壁に吸音パネルを設置するのも効果的です。吸音パネルは、様々なデザインがあり、インテリアとしても活用できます。

まとめ

マンションの騒音問題は、非常にストレスの溜まる問題です。しかし、適切な対応をすることで、解決できる可能性は高いです。まずは、管理会社や管理組合に相談し、客観的なデータに基づいて対応を進めていくことが重要です。必要に応じて、弁護士や専門業者に相談することも検討しましょう。そして、インテリア選びを通して、騒音対策を強化することも有効です。

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