マンションの隣室からの生活音対策:グレーインテリアで静寂な空間を演出

マンションでの隣の家の生活音が気になります。先日、新築マンションに引越しました。物件を探している際に、騒音対策について確認したところ、戸境壁150mmで隣家の生活音は気にならないと聞きました。実際、引っ越してみると、外からの音も上下階の足音なども全く気になりません。しかし、隣の家の部屋からテレビの音や隣人の咳、くしゃみが丸聞こえで気になります。テレビは何の番組を見ているか、テレビの中の人がなんと言っているかはっきり聞こえる時もあります。隣の家の方がテレビなどの音量を大変大きくしているようには感じません。これまで10件以上のマンションに住み生活音に悩まされたことが無かった為、とても驚いています。ちなみに確認したところ、隣家も我が家も戸境壁にコンセントの設置はありません。音漏れはどのようにして漏れ、また防ぐ方法はあるのでしょうか。築年数の浅いマンションでもこのような事はあるものでしょうか。管理会社へ相談するのであればどのように伝えるべきかも悩んでいます。ご教示お願いいたします。補足当方の住居は角部屋です。音が聞こえるのは隣り合わせになっている、洋室の壁からテレビや咳の音が聞こえます。

築浅マンションでも起こる隣室からの音漏れ問題

新築マンション、しかも戸境壁150mmという厚みにも関わらず、隣室の音漏れに悩まされているとのこと、大変お困りでしょう。戸境壁の厚さだけでは、音漏れを完全に防ぐことはできないのが現状です。特に、会話やテレビの音声、咳やくしゃみといった高音域の音は、低音域の音よりも伝わりやすく、壁の材質や構造、隣室との間取りによっても音の伝わり方が大きく変わってきます。 角部屋であっても、隣接する部屋との壁からの音漏れは起こりうるのです。

音漏れ経路と原因の特定

音漏れは、主に以下の経路で発生します。

  • 空気伝搬音:音波が空気中を伝わることで発生する音漏れ。テレビの音声や会話などがこれに当たります。
  • 固体伝搬音:壁や床などの固体を通して伝わる音漏れ。足音やドアの開閉音などがこれに当たります。今回のケースでは、隣室のテレビの音や咳、くしゃみが空気伝搬音として伝わっている可能性が高いです。

今回のケースでは、隣室のテレビの音や咳、くしゃみがはっきり聞こえることから、空気伝搬音が主な原因と考えられます。戸境壁の構造や材質、隣室との間取り、そして音源の位置などが影響している可能性があります。

音漏れ対策:具体的な方法

音漏れを防ぐためには、以下の対策が考えられます。

1. 遮音カーテンやブラインドの設置

窓からの音漏れを防ぐためには、遮音カーテンや遮音ブラインドが効果的です。厚手の生地で遮音性能が高いものを選びましょう。

2. 壁への吸音材の設置

壁に吸音材を取り付けることで、室内の音を吸収し、音漏れを軽減できます。吸音材には、様々な種類があり、デザイン性も高いものも多いので、インテリアにも合わせやすいでしょう。例えば、グレー系のシックなデザインの吸音パネルは、お部屋の雰囲気を損なうことなく、効果的に音漏れ対策ができます。

3. 家具の配置を見直す

本棚やソファなどの家具を壁際に配置することで、音の反射を防ぎ、音漏れを抑制する効果があります。特に、音の反響しやすい場所には、吸音効果のある家具を選ぶと良いでしょう。

4. カーペットやラグの敷設

床にカーペットやラグを敷くことで、足音などの固体伝搬音を軽減できます。厚手のものほど効果が高いです。

5. 防音対策グッズの活用

市販されている防音シートや防音マットなどを活用するのも有効です。壁や窓に貼るタイプの防音シートは手軽に設置できます。

6. 管理会社への相談

管理会社に状況を説明し、専門家の意見を仰ぐことをお勧めします。管理会社は、建物の構造や音の問題に関する専門知識を持っているので、適切なアドバイスや解決策を提案してくれる可能性があります。相談する際には、具体的にどのような音がどの程度聞こえるのかいつ頃聞こえるのかなどを明確に伝えましょう。写真や動画で状況を説明するのも効果的です。

グレーインテリアで静寂な空間を演出

音漏れ対策と合わせて、グレーを基調としたインテリアを取り入れることで、より静寂で落ち着ける空間を演出できます。グレーは、騒音の軽減に直接的な効果はありませんが、心理的な効果として、リラックス効果を高め、騒音に対するストレスを軽減するのに役立ちます。

  • グレーの壁:落ち着いた雰囲気を作り、音の反響を抑制する効果も期待できます。
  • グレーのカーテン:遮音効果のあるものと組み合わせることで、より効果的です。
  • グレーの家具:ソファや棚など、吸音効果のある素材のものを選びましょう。
  • グレーのラグ:厚手のものを選び、足音などの軽減にも役立ちます。

グレーの様々なトーンを組み合わせることで、洗練された空間を演出できます。例えば、濃いグレーのアクセントウォールと、薄いグレーの家具を組み合わせることで、奥行きのある空間を作ることができます。

専門家の視点:建築音響の専門家への相談

管理会社への相談と並行して、建築音響の専門家に相談することも有効です。専門家は、建物の構造や音の問題に関する専門的な知識を持っており、より詳細な原因究明や効果的な対策を提案してくれるでしょう。

まとめ

隣室からの音漏れは、戸境壁の厚さだけでは防げない場合があります。様々な対策を組み合わせることで、音漏れを軽減し、快適な生活空間を確保しましょう。管理会社への相談も忘れずに行い、専門家のアドバイスを得ることも重要です。グレーインテリアを取り入れることで、心理的な安心感も得られるでしょう。

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