マンションの隣室からの犬の鳴き声問題への対処法

隣の部屋の犬の鳴き声がうるさくて困っています。 マンションに住んでいますが、10日ほど前に隣に犬を飼っている住人が引っ越してきました。 ペット可のマンションなので、初日は玄関から出る時に吠えられたので「あ、犬がいるんだな」と思ったぐらいでしたが、翌日からずっと犬が放置されているようで、朝、昼、晩と鳴き続けています。 犬好きの私ですが、さすがに一日中鳴き続けられると、イライラしてきました。 迷ったあげく4日目に管理会社に電話して事情を相談すると、担当が4日連休に入っているので、それからの対応になると言われ、しぶしぶ我慢することに。 隣人は、帰宅していないのか、夜中に帰っているのか、遅くまで犬の主人の呼ぶような鳴き声はエスカレートしてきて、一日中鳴いています。 結局初日から1週間絶え続け、ようやく管理会社の担当者から電話がかかってきたのですが、 「犬を許可しているので、こちらからは根本的に対処できない」「本人どうしで話し合っていただくことになります」などと言われてしまいました。 本人同士で話し合うって言っても、一体何を話し合うのでしょうか? だいたい、こちらがそのような苦情を言うと、隣同士が気まずくなるので、管理会社から対処していただけるのかと思いましたし、そもそも管理会社の役目とはなんでしょうか? なんか、こちらは被害者なのに管理会社からは「喧嘩両成敗」的な立場で物を言われて、納得いきません。 本人同士で話し合うのが普通なのでしょうか? そんなことをしたら、今後のバトルが始まるだけで、住みにくくなるだけに思います。 今の、担当者では話にならないので、管理会社の別の人に言ってみるとか、何か対応したほうがよいでしょうか? 犬は鳴き続けていて、ノイローゼになりそうです。補足ご回答ありがとうございます。 マンションは大手の賃貸です。管理会社も同じくその大手会社です。 だから余計に不信感を持ちました。

騒音問題:マンションでの犬の鳴き声トラブルへの対処法

毎日続く犬の鳴き声は、精神的なストレスとなり、生活の質を著しく低下させます。特に、マンションのような集合住宅では、騒音問題は深刻な問題になりかねません。 今回のケースのように、管理会社が適切な対応を取ってくれない場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。 まずは、冷静に状況を整理し、段階的に対応していくことが重要です。

管理会社への対応:再交渉と証拠集め

管理会社からの対応に不満を感じるのは当然です。しかし、感情的になるのではなく、冷静に再交渉を試みましょう。

1. 管理会社への再交渉:担当者変更と具体的な要望

現状、担当者とのコミュニケーションがうまくいっていないようです。まずは、担当者変更を依頼しましょう。別の担当者であれば、より建設的な対応が期待できるかもしれません。その際、単に「担当者を変えてください」と言うのではなく、具体的な要望を伝えましょう。例えば、

* 「犬の鳴き声による騒音で生活に支障をきたしている」
* 「具体的な騒音の発生時間帯と頻度」
* 「騒音によって精神的なストレスを感じている」
* 「管理会社としてどのような対応が可能なのか、具体的な解決策を示してほしい」

などを明確に伝えましょう。 これらの情報を伝えることで、管理会社も問題の深刻さを理解し、より真剣に対応してくれる可能性が高まります。

2. 証拠の確保:録音・録画

管理会社に訴える際には、証拠が不可欠です。犬の鳴き声を録音・録画しておきましょう。 ただし、プライバシーに配慮し、隣人の部屋の中を撮影したり、会話の内容を録音したりすることは避けましょう。犬の鳴き声のみを録音・録画する範囲に留めることが重要です。 録音・録画したデータは、日付と時間などを記録しておきましょう。

3. 記録の保持:騒音発生日時・状況の記録

録音・録画だけでなく、騒音発生日時と状況を記録しておくことも重要です。 ノートやスマートフォンアプリなどに、日付、時間、鳴き声の程度(例:小さく鳴いている、激しく吠えている)、発生時間の長さなどを記録しましょう。 これらの記録は、管理会社への交渉や、必要であれば裁判などにおいても重要な証拠となります。

隣人との直接交渉:準備と注意点

管理会社が隣人との話し合いを勧めてきた場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。 いきなり直接交渉するのはリスクが伴います。

1. 準備:話し合いの目的と伝え方

隣人との話し合いでは、感情的にならず、冷静に事実を伝えることが重要です。 話し合いの目的は、犬の鳴き声を減らすことであり、隣人との関係を悪化させることではありません。 事前に、伝えたいことを整理し、穏やかな言葉遣いで話すように心がけましょう。

2. 話し合いの場:第三者の立会い

可能であれば、管理会社担当者や信頼できる第三者に立ち会ってもらいましょう。 第三者がいることで、話し合いがスムーズに進み、トラブルを回避できる可能性が高まります。

3. 話し合いの内容:具体的な解決策の提案

単に「犬の鳴き声がうるさい」と訴えるだけでなく、具体的な解決策を提案しましょう。 例えば、

* 「犬が吠える原因を探り、改善策を検討する」
* 「犬の訓練方法について相談する」
* 「一時的に犬を預かってくれる場所を探してみる」
* 「防音対策について相談する」

など、具体的な提案をすることで、隣人も前向きに解決策を探してくれる可能性があります。

専門家への相談:弁護士や動物行動学

それでも解決しない場合は、弁護士や動物行動学の専門家に相談することを検討しましょう。 弁護士は、法的観点から適切なアドバイスをしてくれます。 動物行動学の専門家は、犬の鳴き声の原因を分析し、具体的な解決策を提案してくれる可能性があります。

インテリアによる防音対策

騒音対策として、インテリアにも工夫ができます。

1. カーテン・ラグ

厚手のカーテンやラグは、ある程度の遮音効果があります。遮音性の高い素材を選び、窓や床に敷くことで、騒音を軽減できます。 厚手のカーテンは、特に窓からの騒音対策に効果的です。

2. 家具の配置

家具の配置も騒音対策に役立ちます。 ソファや本棚などの大きな家具を、騒音源に近い壁際に配置することで、音を吸収・遮断する効果が期待できます。

3. 防音パネル

より効果的な防音対策として、防音パネルの設置も検討できます。 防音パネルは、専門店で様々な種類が販売されています。 設置場所や予算に合わせて最適なパネルを選びましょう。

まとめ

マンションでの犬の鳴き声問題は、本人同士で解決するのが理想ですが、管理会社の適切な対応が不可欠です。 証拠をしっかり確保し、冷静に交渉を進め、それでも解決しない場合は専門家に相談しましょう。 インテリアによる防音対策も併せて行うことで、より快適な生活環境を手に入れることができます。

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