マンションの隣室からの犬の鳴き声トラブルと対策

マンションの隣の部屋の犬の鳴き声で困っています。 3LDKの分譲マンションの六階に家族三人で住んでいます。最近隣の部屋で犬を飼い始めたらしいのですが、その鳴き声がうるさくて困っています。夜中でも鳴き続け、気に障ります。隣の部屋に住む住民は以前からトラブルを起こしやすく、深夜まで騒いだり、いたずらされて故障した大型スクーターを駐輪場に放置したり(バイク自体の駐車は認めています。)、くじ引きで決められた場所とは違う位置にスクーターを停めたり、だらしのない、不真面目な中年女性です。得体の知れない中年男性やら、金髪の兄ちゃんが出入りしています。スクーターの件は管理会社に相談して、①故障したバイクは放置しない(修理するか、廃車廃棄する)、②決められた位置に駐車する、③ルールが守れない場合には駐輪場の使用許可を抹消する、という①~③の規約を次の総会のときに追加することを管理会社の方から提案してもらうことになっています。犬のことも同じように、④近隣の部屋から鳴き声などの苦情が出ないように対策をこうじる(無駄鳴き防止首輪、手術等)、⑤苦情がやまない場合にはペットは排除する(他へ持っていくか、売るか、保健所行き)という規約を追加提案して、④⑤が守れない場合にはペットは飼ってはいけないという規約を管理組合で作ってしまおうかと思っています。(今回の理事にはその女性も入っていますが、多数の同意が得られれば規約改正は可能と思われます。)。このような案の妥当性、或いは、他に何かよい方法があればご教示下さい。なお、うちのマンションはペットを飼うこと自体については禁止も許可もしておらず、無法状態です。仕事で疲れて帰宅したのに、深夜までキャンキャン吼えられてはかないません。裁判でも起こして慰謝料をとりたいくらいです。それより、犬を処分するか、隣家の人に出て行ってもらいたいです。

騒音トラブルの原因と解決策:犬の鳴き声問題

マンションでの騒音トラブル、特に犬の鳴き声は深刻な問題です。ご近隣との良好な関係を維持するためにも、早急な対応が必要です。現状は、ペット飼育に関する規約がない「無法状態」であるため、まずは管理組合と話し合い、規約の制定を目指すことが重要です。

1. 管理組合への相談と規約制定

質問者様の提案にあるように、管理組合に犬の鳴き声問題を正式に訴え、規約制定を提案することは有効な手段です。具体的な提案としては以下の通りです。

* ペット飼育に関する規約の制定:ペットの飼育を許可する場合、飼育頭数、種類、大きさ、騒音対策、排泄物の処理方法などを明確に規定する必要があります。
* 苦情対応手順の明記:騒音トラブルが発生した場合の対応手順(苦情の申し立て方法、管理組合による対応、改善措置、違反した場合の罰則など)を明確に記載することで、公平かつ迅速な対応が可能になります。
* 騒音レベルの基準設定:騒音計を用いて、許容される騒音レベルを客観的に測定し、基準値を超えた場合の罰則を規定するのも有効です。

提案内容の具体例:

* 飼育可能なペットの種類と大きさの制限
* 飼育頭数の制限
* 騒音対策(無駄吠え防止のための訓練、首輪の使用など)
* 排泄物の処理方法
* 違反した場合の罰則(警告、罰金、退去勧告など)

これらの規約を策定する際には、弁護士などの専門家の意見を参考に、法的にも問題のない内容にすることが重要です。

2. 隣人との直接の話し合い

管理組合への相談と並行して、隣人との直接の話し合いも検討しましょう。ただし、感情的にならず、冷静に問題点を伝え、解決策を話し合うことが重要です。

話し合いのポイント:

* 具体的な事例を挙げる:「夜10時以降、頻繁に犬が鳴いている」など、具体的な時間帯や頻度を伝えることで、相手にも状況を理解してもらいやすくなります。
* 感情を抑え、事実を伝える:感情的な言葉遣いは避け、事実を淡々と伝えるように心がけましょう。
* 解決策を提案する:「無駄吠え防止の首輪を試してみてはいかがでしょうか?」など、具体的な解決策を提案することで、建設的な話し合いを進めることができます。
* 第三者の立会い:話し合いが難航する場合は、管理組合の担当者や弁護士などの第三者を交えて話し合うことを検討しましょう。

3. その他の解決策

直接の話し合いがうまくいかない場合、以下の方法も検討できます。

* 管理会社への相談:管理会社は、マンションの管理運営に関する専門知識を持っています。管理会社に相談することで、適切なアドバイスやサポートを受けることができます。
* 弁護士への相談:話し合いが全く進展しない場合、弁護士に相談し、法的措置を検討するのも一つの手段です。裁判を起こす前に、内容証明郵便を送付して、最終的な解決を目指しましょう。
* 騒音測定器の使用:騒音レベルを客観的に測定することで、証拠として活用できます。
* 専門機関への相談:犬の無駄吠え対策に特化した専門機関に相談し、具体的な対策方法をアドバイスしてもらうことも可能です。

インテリアと騒音対策の両立

騒音問題とインテリアは一見関係ないように思えますが、実は内装材の選定によって騒音対策に貢献できます。

遮音性の高いインテリア素材の活用

マンションでの騒音対策には、遮音性に優れたカーテン、カーペット、壁紙などを活用することで、ある程度の効果が期待できます。

* 遮音カーテン:厚手の遮音カーテンは、外部からの騒音を軽減する効果があります。
* 遮音カーペット:防音効果のあるカーペットは、足音などの生活音を軽減する効果があります。
* 遮音壁紙:遮音性に優れた壁紙は、壁からの音の伝搬を抑制します。

これらの素材を選ぶ際には、遮音性能を示す等級(例えば、遮音等級LL-35など)を確認し、適切なものを選びましょう。

インテリアによる心理的な緩和

騒音問題は、心理的なストレスにも繋がります。そのため、リラックスできるインテリアを取り入れることで、騒音によるストレスを軽減する効果が期待できます。

* 自然素材を取り入れる:木や石などの自然素材は、リラックス効果があります。
* アロマテラピー:リラックス効果のあるアロマオイルを使用することで、精神的なストレスを軽減できます。
* 間接照明:間接照明は、落ち着いた雰囲気を作り出し、リラックス効果があります。

まとめ

マンションでの犬の鳴き声トラブルは、早急な対応が求められます。管理組合への相談、隣人との話し合い、そして必要であれば法的措置も検討しましょう。同時に、インテリアを通して騒音対策と心理的な緩和を図ることも重要です。 騒音問題が解決し、快適な生活を取り戻せることを願っています。

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