マンションの防音対策:鉄筋マンションでも音が響く?DVD鑑賞時の騒音トラブルと解決策

マンショントラブル鉄筋のマンションってDVD見てても下に響くのでしょうか? 質問です。最近引越しをしました。 引越し先は鉄筋のマンションです。 夜23:30分、ホットカーペットを引いた床の上にテーブルをおき、その上にパソコンを置いて DVDを見ていました。DVDも夜なので一応小さい音で見ていました。 するとチャイムが。夜遅いので無視していたらチャイムの連打。 チェーンをして扉を開けるとトントントントンうるさいんですけど!と。 階段を下りていきましたので階下の方だと思います. DVDは座って少しも動かずみていたのですが響くものでしょうか? 軽鉄骨でも小さな音でDVD見てて苦情があったことがなかったので信じられません。補足詳しい確認方法までありがとうございます。 壁については目の前が保育園で玄関のドアをあけるまで静かで開けたトタン子供の騒ぐ声が響くのでわりかししっかりしてるのかなと思います。 テレビの音、話し声が聞こえたこともありません。 ただ電気のスイッチ、パチッという音は聞こえます。

鉄筋マンションでも音が響く?騒音トラブルの原因を探る

鉄筋コンクリート造のマンションであっても、DVD鑑賞の音声が階下に響いてしまうことは十分に考えられます。 軽鉄骨造と比較して鉄筋コンクリート造は遮音性が高いと一般的に言われますが、その性能は建物の構造や施工方法、そして室内の状況によって大きく異なります。 今回のケースでは、ホットカーペットの上のテーブルにパソコンとDVDプレイヤーを置いていた点がポイントです。

音が響く原因:固体伝搬と空気伝搬

音の伝わり方には、大きく分けて「空気伝搬」と「固体伝搬」の2種類があります。

* 空気伝搬:音波が空気中を伝わることで、音が周囲に広がります。DVDの音声はこの空気伝搬によって階下に伝わる可能性があります。しかし、今回のケースではDVDの音量を小さくしていたとのことなので、空気伝搬による騒音は比較的少ないと考えられます。

* 固体伝搬:音波が建物の構造体(床、壁、天井など)を伝わって伝わることです。今回のケースでは、ホットカーペット、テーブル、パソコン、そして床という経路で振動が伝わり、それが階下に響いた可能性が高いです。ホットカーペットは比較的振動を伝えやすい素材であり、テーブルやパソコンも振動を増幅させる可能性があります。

鉄筋コンクリートマンションの遮音性の弱点

鉄筋コンクリートマンションは、一般的に軽鉄骨マンションよりも遮音性が高いとされていますが、完璧ではありません。特に、床スラブの厚さや遮音材の有無、施工精度などが遮音性に大きく影響します。古いマンションや、遮音性に配慮していない設計のマンションでは、意外なほど音が響いてしまうことがあります。

具体的な騒音対策と確認方法

では、どのようにすれば騒音トラブルを回避できるのでしょうか?具体的な対策と、騒音の原因を特定するための確認方法を以下に示します。

1. 振動を遮断する

* 防振マットの使用:パソコンやDVDプレイヤーの下に防振マットを敷くことで、振動を吸収し、床への伝達を軽減できます。厚みのある高性能な防振マットを選ぶことが重要です。
* 家具の選び方:重い家具は振動を吸収しやすいため、パソコンやDVDプレイヤーを置く台には、なるべく重量のある安定した家具を選びましょう。
* 床材の検討:カーペットやラグを敷くことで、直接床に物を置くよりも振動を吸収しやすくなります。厚手の絨毯が効果的です。

2. 音の発生源を見直す

* 音量の調整:DVDの音量をさらに小さくしたり、ヘッドホンを使用するなど、音源からの音量を下げる工夫をしましょう。
* 時間帯に配慮:夜遅い時間帯は、たとえ小さな音でも近隣住民に迷惑をかける可能性があります。時間帯に配慮し、騒音を出さないように心がけましょう。

3. マンションの構造を確認する

* 管理会社への相談:マンションの構造や遮音性能について、管理会社に問い合わせてみましょう。専門的な知識を持つ管理会社であれば、適切なアドバイスをもらえる可能性があります。
* 専門業者への相談:騒音測定などの専門業者に相談することで、騒音レベルを客観的に測定してもらい、問題点の特定や適切な対策を提案してもらうことができます。

4. 近隣住民とのコミュニケーション

* 直接謝罪:騒音で迷惑をかけた場合は、まずは直接謝罪することが大切です。今後の配慮を約束することで、良好な隣人関係を築くことができます。
* 話し合いの場を設ける:騒音問題が解決しない場合は、管理会社を交えて話し合いの場を設けることを検討しましょう。

専門家の視点:建築音響の専門家からのアドバイス

建築音響の専門家によると、鉄筋コンクリート造マンションであっても、床スラブの厚さや遮音材の有無、施工精度によって遮音性能は大きく異なります。特に、軽量な床材を使用している場合や、遮音性に配慮していない設計のマンションでは、低周波の音(DVDの音声など)が響きやすい傾向があります。専門業者による騒音測定や、マンションの構造図を確認することで、より具体的な対策を立てることができます。

まとめ:快適なマンション生活を送るために

鉄筋コンクリートマンションであっても、騒音トラブルは起こりうるものです。今回のケースのように、小さな音でも、固体伝搬によって階下に響いてしまう可能性があります。防振対策、音量調整、時間帯への配慮、そして近隣住民とのコミュニケーションを心がけることで、快適なマンション生活を送ることができるでしょう。 問題が解決しない場合は、専門業者や管理会社に相談することをお勧めします。

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