マンションの謎の「キーーン」音!原因究明と対策

6階建てのマンションの2階に住んでいる者です。そんなに古い家でもないんですが、最近自室にいると「キーーン」と超音波?のような耳鳴り?のような音が聞こえます。おそらく上の方から音がしています。音は長くても5、6秒くらいで非常に短かったりと不規則です。「音がする」とハッとなると止まってたりします。忘れた頃に聞こえてくる感じです。そのためどこから音が鳴っているのか特定できません…他の部屋では聞こえません。このような場合、どういった原因が挙げられるのでしょうか?説明が下手ですみませんm(__)m;;勉強したいのに集中できなくて困っています;;

マンションで発生する「キーーン」音の原因

マンションで発生する「キーーン」という高周波音は、様々な原因が考えられます。質問者様のお住まいの状況から考えられる可能性をいくつか挙げ、それぞれについて詳しく解説していきます。集中できないほど気になる音の原因を特定し、解決策を見つけるための手助けになれば幸いです。

1. 上階からの振動音

最も可能性が高いのは、上階からの振動が原因で発生する音です。具体的には、以下の機器が考えられます。

  • エアコンの室外機:室外機の稼働音は、高層階では共鳴しやすく、特定の周波数の音が強調されて「キーーン」と聞こえることがあります。特に、古い機種やメンテナンス不足の室外機は、異音が発生しやすい傾向があります。
  • 給湯器:給湯器の燃焼音や送風音が、共鳴によって高周波音として聞こえる可能性があります。特に、給湯器が寝室の真上に設置されている場合は注意が必要です。
  • 換気扇:換気扇のモーター音や風切り音が、特定の条件下で高周波音として聞こえることがあります。特に、高性能な換気扇は、静音設計ではあっても、特定の周波数の音が共鳴しやすい場合があります。
  • 洗濯機・乾燥機:高速回転時の振動が、建物の構造を通して伝わって「キーーン」という音として聞こえることがあります。特に、古い機種や設置状態が悪い場合は、振動が大きくなりやすいです。

これらの機器は、稼働時間が不規則なため、質問者様が記述されているように「忘れた頃に聞こえてくる」という状況と合致します。また、音が聞こえたことに気づくと音が止まるという現象も、心理的な影響(音に意識が集中することで、より小さな音に敏感になる)や、機器の稼働が一時的に停止した可能性も考えられます。

2. 建物の構造による共鳴

マンションの構造自体が特定の周波数の音を共鳴させる可能性もあります。古い建物や、設計上の問題によって、特定の周波数の音が特定の部屋で強調されて聞こえることがあります。これは、建物の材質や構造、部屋の形状などによって異なります。

3. 近隣の工事や騒音

近隣の工事や、遠くからの騒音も可能性としてはあります。特に、高周波の音は、距離が離れていても聞こえることがあります。ただし、他の部屋では聞こえないという点から、この可能性は低いと考えられます。

4. その他の要因

上記以外にも、以下のような原因が考えられます。

  • 電気設備のノイズ:配線や電気機器から発生するノイズが、特定の周波数の音として聞こえる可能性があります。
  • 電磁波:電磁波の影響で、耳鳴りや高周波音が聞こえる場合があります。ただし、これは比較的稀なケースです。

原因特定と対策

「キーーン」音の原因を特定するには、以下の手順を試してみてください。

1. 音の発生源の特定

  • 時間帯を記録する:音が聞こえた日時を記録し、特定のパターンがないか確認します。例えば、特定の時間帯に多く聞こえる場合は、その時間帯に稼働している機器を疑うことができます。
  • 上階に確認する: 上階の方にお声をかけて、音の原因について相談してみましょう。状況を説明し、ご協力をお願いすることが重要です。直接話すのが難しい場合は、管理会社を通して相談することもできます。
  • 音の発生源を特定するためのアプリを使用する:スマートフォンアプリの中には、音の周波数を測定できるものがあります。これを使って、音の周波数を測定することで、発生源を特定する手がかりを得られる可能性があります。
  • 部屋の状況を変える:家具の位置を変えたり、カーテンを開け閉めしたりすることで、音の聞こえ方が変わるかどうかを確認します。音の反射や共鳴に変化があるかどうかで、発生源を推測できる可能性があります。

2. 対策

原因が特定できたら、適切な対策を講じましょう。

  • 機器のメンテナンス:エアコンや給湯器などの機器のメンテナンスを行うことで、異音の発生を抑制できます。専門業者に点検・修理を依頼しましょう。
  • 防音対策:防音カーテンや防音マットなどを活用することで、音の侵入を軽減できます。特に、音の発生源が特定できない場合は、効果的な対策となります。
  • 遮音材の設置:壁や天井に遮音材を設置することで、音の伝達を抑制できます。専門業者に相談して、適切な遮音材を選びましょう。
  • 管理会社への相談:どうしても原因が特定できない場合や、対策が難しい場合は、マンションの管理会社に相談しましょう。管理会社は、建物の構造や設備に関する専門知識を持っているため、適切なアドバイスや対応をしてくれるでしょう。

専門家の視点

騒音問題に詳しい建築音響の専門家によると、「マンションにおける高周波音は、共鳴現象が大きく関わっていることが多い」とのことです。建物の構造や部屋の形状によって、特定の周波数の音が強調されて聞こえるため、原因特定が難しいケースも多いそうです。専門家への相談は、的確な解決策を見つける上で非常に有効です。

まとめ

マンションで発生する「キーーン」という高周波音は、様々な原因が考えられます。まずは、音の発生源を特定するために、時間帯の記録や上階への確認、アプリの活用などを行いましょう。原因が特定できれば、適切な対策を講じることで、快適な生活を取り戻せるはずです。それでも解決しない場合は、専門家や管理会社に相談することをお勧めします。勉強に集中できる環境を取り戻し、快適な生活を送れるよう願っています。

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